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僕が三井物産を辞めて、起業した理由②

前回の記事からの続きになります。

引き続き読んで頂ければ嬉しいです。🙇‍♂️

(前回からの抜粋)
起業関連のことも、書かせて頂こうと思います👍

かなり僕自身の偏った考えや、内面に関わる話があります💦

時に、他人の考えを垣間見るのは不快に感じることもあるかと思います。

僕の起業に関わる考えを読んで頂いて、不快な思いをさせたら申し訳御座いません🙇‍♂️

自分の理想像は?


前回までの記事で、

「人生は短いと強烈に突きつけられて、やりたいことをやる」

という風に決めた、ということまで書きました。


では、自分のやりたいこと、

もっと言えば、どういう人間になりたいか?

を、考え直しました。

自分の人生のゴールを再設定したようなイメージです。


それまでは、自分は他人の目を気にしてばっかりの、世間体を気にするタイプだったように思います。。。

30歳過ぎてもそんな感じでした。

仕事をしていても、他人から優秀と思われたい(デキナイ奴だと思われたく無い)ということを気にしがちでした。。。

しかし、こんなことを気にしてばかりで人生の時間が過ぎていくのはとても勿体ないと気付きました。

他人の目を気にしてばかりで生きるというのは、他人の尺度で生きているのとほぼイコールだと思います。


そうではなくて、自分は自分らしく、さらけ出して生きていけたらええんちゃうか、

自分の人生なんだから好きに生きたらええんちゃうかと、

考えれるようになりました。

(ここで言う”好きに生きる”というのは、好き勝手に欲望のママに生きるという意味ではないです😅 
 自分の信念に従って、自分が正しいと思うことを愚直に生きるような、生き方のイメージです)


そう考えだすと、頭が非常にスッキリしました。


自分がどのようになりたいか?

を考えていくと、決して、デキる男のエリートサラリーマンなどでは無かったのです。

奈良の団地

子供のころ、僕は奈良の片田舎の団地住まいでした。

そこには、腹がちぎれるぐらい笑わせてくれるオモロい兄ちゃんがいっぱいいました。

子供のころ、こういう兄ちゃんに憧れていました。


大人になり、32才のこのタイミングで自分が目指す理想像を考えた時に、この風景が頭に蘇りました。


そうです。

自分が目指す姿は、エリートサラリーマンでも、デキる男でもない。

奈良のおもろい兄ちゃんでええんちゃうかと思うに至りました。


このように自分の人生のゴールが再設定出来ると、非常にスッキリしました。

もう他人の目を気にして生きなくて良い。

好きに、思うがままに生きてええと、自分で自分に言えた気分でした。


本当に晴れ渡った空のように、頭がスッキリしたのを覚えています。


自分は何がしたいのか? どういう人生が死ぬ時に後悔しないか?


おもろい兄ちゃんで良い、それを目指す。

このように人生の理想像を決めました。


では、自分は具体的に何をしたいのか。

改めて、自分のキャリアに照らし合わせて、人生を深く考え直しました。


僕は20代前半から、いつかは起業したいと漠然と考えていました。

何度か起業しようとしたこともありましたが、結局は会社員の安定した生活を捨て切れずにいました。

しかし、この親友の死に直面し、人生は短いと悟り、くすぶっていた起業への挑戦を実行しようと思うようになりました。


とはいえ、会社を辞めない理由を探せば、十個でも百個でも出てくるような状況でした。

会社の仕事に不満はなく、むしろ充実感がありました。

待遇も良いし、社会的な安心感もある。

当時、やりたかった海外駐在の話もありました。

逆に、起業が成功するという保証はどこにもありません。

それでも、会社で働き続けるよりも、「人生は短い」という事実を突きつけられた僕にとっては、シンプルに生きることの方が価値が大きい。


「起業」と「このままのサラリーマン人生」を天秤にかけて、どちらの人生を選択した方が自分が死ぬ時に後悔しないか?
を真剣に考えました。

その答えが、起業をチャレンジしてみるということでした。


もっと端的に言えば、起業の人生の方がシンプルにおもろそうやと思ったとも言えます。

まさに、オモロい兄ちゃんを目指すのであれば、この生き方こそが自分にピッタリだとも思いました。


つまり、僕が選んだのは


つまり、僕が選んだのは、

「自分が正しいと思うことを、シンプルに直進出来る人生」

ということかもしれません。

そして、この人生こそが、僕は良い意味でおもろいと思っています。


サラリーマンだと、色々と意見調整をしたりで、自分のやりたいことを提案したのに、最終的に違う形になっていることも多々経験してきたので。
(もちろん、僕に会社内を調整する能力が不足していたことが原因とも思います。
そうだとしても、敢えて自分が能力の無い、不得意な世界で勝負し続けることも無いとも思いました)


今は、全て自分の責任の下、自分の判断にしたがって、行動しています。

個人的にはおもろくて、非常に爽やかな生き方になったなと気に入っています😃


起業理由のタイプ


ちなみに、起業した人は、みんな起業の理由は千差万別です。

大きく3つぐらいのタイプの別けれるかな、と思います🤔

  1. 「このビジネスをしたい!」「この技術をいかしたい!」などのビジネス・技術起点型で起業をされる方もいます。

  2. また、「この社会課題を解決したい」という課題設定型で入る方もいます。

  3. さらに、「そもそも起業をしたい」「社長をやりたい」などと、起業ありき型の方もいます。つまり、起業すること自体が理由となっているタイプですね。


僕はどちらかと言えば3のタイプかなと思います。

僕も、機会があれば詳細を述べたいですが、課題設定型の側面もあるつもりですが、それよりも、人生観として起業というライフスタイルを選んでますので。


次のテーマは

ここまでは「なぜ起業をしたのか?」ということについて、僕の考えを書かせて頂きました。

要するに、「起業というキャリアを選んだ理由」とも言えるかもしれません。

ただ、起業のキッカケだけでは当然ながら起業には不十分です。

つまり、経営理念の話だったり、事業内容の話だったりが必要になります。

また改めて、こういった理念や起業時のビジネスについて、書いていきたいなと思います。



今日も読んで頂いて有難う御座いました😃

最後までお読みいただき有難う御座います! サポート頂ければ嬉しいです😃 クリエイターとしての創作活動と、「自宅でなぜ靴下が片方無くなることがあるのか?」という研究費用に使わせて頂きます!