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【ポケモンSVダブル】マスターボール級到達 ヤレコータス一家構築!

ポケットモンスター スカーレット/バイオレット発売おめでとうございます。
とりあえずランクバトルでマスターボール級まで到達したので、自分用メモも兼ねての構築記事です。

2022年12月 シーズン1 マスターボール級到達構築
ヤレコータス一家!

●構築の始まり

①イッカネズミっていうポケモンのネズミざんっていう技がやばいらしい
②かなりのポケモンをワンパンできる上にこのゆびとまれがあるとかこいつトリパ始動の補助役に最高では……?
③ちょうどヤレユータンのさいはいで炎テラスコータスふんか連打したかったんだよね
④ヤレユータンイッカネズミ始動トリパだ!

●採用ポケモン

・ヤレユータン

性格:のんき
特性:せいしんりょく
努力値:HB252 D4
技:さいはい/イカサマ/ちょうはつ/トリックルーム
持ち物:メンタルハーブ
テラスタイプ:ノーマル(使わない)
備考:最遅

今回の主役その1
高い耐久力でトリックルームを発動した後、さいはいによるエース酷使で暴れ散らかすオランウータン。
ただでさえ強いひでりふんかが2回飛んでいくのだから耐えられるポケモンなんてほとんど存在しない。
ダイマックス環境でも凄かったのに倒さなきゃいけない相手のHPが今作では実質半分になったぞ!
努力値と性格は深く考えずに物理防御特化したのだけど、これがイッカネズミミラーした時に相手のネズミざんをヤレユータンに撃たれても耐えたままトリルが始動できていて好感触だった。

・イッカネズミ

性格:ようき
特性:テクニシャン
努力値:AS252 H4
技:ネズミざん/じゃれつく/まもる/このゆびとまれ
持ち物:こうかくレンズ
テラスタイプ:ノーマル
備考:ノーマルテラスタルネズミざん10ヒットで相手のコータスも沈む

今回の主役その2
今作で真っ先にこの構築をやるきっかけになった化け物ネズミ
HC振りだろうしB種族値140あるコータスさえもネズミざんで仕留めきる火力は何かがおかしい。
シングルだと重く見られててゴツメで受けられて気持ちよくなられているらしいけど、ダブルだとさめはだガブリアスは見てもゴツメまではあまり見なかった。
この構築的には並耐久並素早さのポケモンなら大体ネズミざんで上からワンパンできるのがすごくて、これのおかげで相手の1匹を縛れるのでヤレユータンがゆっくり横でトリルができる。
トリル始動後にサポート役が残っちゃって上手く攻められない……なんてのもネズミざんが高火力すぎる上に1ターン目に撃ってればヤレユータンのさいはいでも撃っていけるからあまり心配なし。
相手がゴーストだらけだと流石につらいけど、このゆびとまれがあるおかげで自主退場に近いことはしやすい。
厳密にはこうかくレンズネズミざんは100%命中ではないので、運が悪すぎると悲しい気持ちにもなれる。
4回しか当たらなかった次のネズミざんが1回しか当たらなかったときの悲しさを僕は忘れない。FGOの11連で星5サーヴァントを2枚抜きするくらいの確率だと思う。
火力はようきでも足りてる印象だった。トリル発動したら生き残っててもいいけど倒れてもいいので努力値はAS極振り。
じゃれつくはゴースト相手にやることなくなるのもなと思って採用したけど、あまり使う機会はなかったので再考してもいいかも。

・コータス

性格:れいせい
特性:ひでり
努力値:HC252 D4
技:ふんか/ねっぷう/だいちのちから/まもる
持ち物:もくたん
テラスタイプ:ほのお
備考:最遅

トリックルーム下における最強のポケモン
相手がダイマックスしてても強かったんだから相手のHPが実質半分になった環境で弱いわけないんだって! ついでに炎テラスタルでコータス自身の火力も上がってるぞ!
相手の努力値振りがどうだったのかわからないけど、炎テラスタル晴れもくたんふんかをさいはい込みで2回撃ったら水テラスタルで炎半減にしてきたニンフィアが沈んだのは変な声が出た。相手の隣のポケモンが1発目で倒れたので2発目はシングルダメージになってたのもあるけども。
とにかくコータスが暴れられる状態になればまず負けない、イージーウィンメーカー。
弱点はもらいびとワイドガード。そこそこマッチングしたグレンアルマイエッサンが本当に苦手だった。
サブウェポンにソーラービームじゃなくだいちのちからを採用した理由の一つがこれ。水に半減されるよりもらいびの方がキツい。

・ニンフィア

性格:ひかえめ
特性:フェアリースキン
努力値:C252 S116 残りH
技:ハイパーボイス/ムーンフォース/でんこうせっか/みきり
持ち物:のどスプレー
テラスタイプ:フェアリー
備考:おいかぜ時最速トドロクツキ抜き調整(!?)

構築のエースその2
雑にハイパーボイスが強い。学校最強大会でも対戦でもニンフィアは声が枯れるまで叫び続ける世界なんだ。
余談だけど最強リザードンレイドではうそなきしながらはかいこうせんを撃っていた。ニンフィアの労務管理をしてあげたい。
結果的に攻撃技がフェアリー技オンリーだけど、フェアリーの通りが良くてあまり困らない。
でんこうせっかはお気に入り。なんだかんだでこれのおかげでガブリアスとか落とせることも時々あった。
ランクバトルのルールが正式に出る前に育成してたから、トドロクツキがいるものと思ってS調整をしていた。
まあどうせ3月くらいには使えるようになるでしょ……ということでそのまま使用している。
トリパにおいてはヤレユータンより遅くなるように調整する方がのどスプレーハイパーボイスは活かしやすいんだけど、見せ合い時点でトリックルームすると見せかけておいかぜで攻める動きも結構やったので、今の形もそう悪くはなかったと思う。

・バンギラス

性格:いじっぱり
特性:すなおこし
努力値:A252 S28 残りH
技:いわなだれ/かみくだく/じしん/まもる
持ち物:いのちのたま
テラスタイプ:ゴースト
備考:おいかぜ時最速ガブリアス抜き調整

戦っていくうちにメインギミックがあまりにもグレンアルマに弱いことが露見したので急遽登板したピンチヒッター。
最初はこの枠はガブリアスだった。それはそれで弱くはなかったけども。
コータスと同時に選出すると自分のコータスの晴れを消しちゃったり、砂のせいでヤミカラスがきあいのタスキを潰されたりもするんだけど、それ以上にグレンアルマににらみが効いててアタッカーとして普通に優秀で、ついでにトリパを使うと相手に頻繁に選出されるコータスに強いのも良かった。
努力値はおいかぜ時ガブリアス抜き調整。
深い理由はないけど、バンギラスを使おうと決めた時点で割とよく見かけてちょうど良く抜きやすい素早さをしていたのがガブリアスだったので抜いておいてみた。
役に立ったかというと、まだ役に立ってはいない。

・ヤミカラス

性格:いじっぱり
特性:いたずらごころ
努力値:A252 S252 H4
技:ブレイブバード/ちょうはつ/くろいきり/おいかぜ
持ち物:きあいのタスキ
テラスタイプ:あく(使わない)
備考:シャリタツヘイラッシャをなんとかしてくれ

戦っていくうちにメインギミックではシャリタツヘイラッシャをどうしようもないことがわかってきたので採用したピンチヒッター2。
この枠はファイアローを使っていた。1回限定とはいえ先制ブレイブバードで流行りのスカーフいのちがけコノヨザルを倒したり出来ていたので、それも悪くはなかったが、HPが減っていてもおいかぜが先制で打ててブレイブバードの火力は実はファイアローより高いヤミカラスの存在が仇となった。ついでにファイアローはコータスドレディアも見ているつもりだったが、ヤミカラスでドレディアにちょうはつすれば特に問題がなかった。
加えてシャリタツヘイラッシャ相手の勝率がとても低く、体力が有り余っている状態でヘイラッシャに乗り込まれるとそのまま全抜きされてしまう勢いがあったので、くろいきりでなんとかしたかった。
採用後に1回だけヘイラッシャにくろいきりをしっかり決めた試合もあったが、その試合は負けた。
なんでだ……。
見せ合い時点でトリックルームを使いたいことがバレバレなので、あえてヤレユータンを選出せずにヤミカラス+ニンフィアorバンギラスで選出すると相手が困っているのがよくわかったりなどもした。

●戦術

①ヤレユータン+イッカネズミ

ヤレユータン:トリックルーム
イッカネズミ:ネズミざん → 上から殴って倒せそうなポケモンに

基本的にコータスが通せそうな相手は全部これ。
炎テラスタル木炭コータスはさいはいふんかで半減程度なら倒してしまうので、通せる範囲が非常に広い。
イッカネズミの凶悪な火力で並耐久のポケモンは等しくワンパン(10パン)されてしまうので、相手は残り1匹でヤレユータンを止めなくてはならない。
高耐久+せいしんりょく+メンタルハーブなので、状態異常を受けなければ大体トリックルームが通る。
最初はラムで状態異常側の対策をしてたんだけど、それよりもちょうはつを受ける機会が体感で多かった。
2ターン目もイッカネズミが残っていればヤレユータンの速さ(遅さ)からさいはいネズミざんが飛んでいくので、相手が対処できていないときは一家ネズミが2,3体持っていくこともあった。
大体イッカネズミがヤレユータンより先に倒されるのだけど、その裏からはコータスが出てくるのでこのコータスが止まらない相手だとそのまま勝ててしまう。

②ヤミカラス+バンギラスorニンフィア

なにをどう考えてもトリックルームが通してもらえなさそうだったり、そもそも相手もトリパだったり、相手がグレンアルマだったりした時に相性次第で選んでいた面々。
単純においかぜで上を取って、殴る!
こっちも基本的にはトリパなので、相手側も初手からトリックルームするかは流石に微妙なところで、トリパ対トリパなのにトリックルーム始動要員がお互いにいないなんて試合も少なくなかった。
ヤレコータスの理不尽さは流石に有名なのでトリルしたい意思がバレバレで、この選出をすると初手の選出が有利に働くことが多かった気がする。
というか相手側の初手のアテが外れたのか開始直後に切断も2回ほど受けた。

③対シャリタツヘイラッシャ

くろいきりでなんとかできると思ったたんだけど負けたんだ。
誰か戦い方を教えてくれ。(なんなんだこの欄)
マスターボール級到達時は8連続でシャリタツヘイラッシャと当たらず、その間7勝1敗の好成績を残していたので到達した。
いいのかこれで。

●最終的に採用を見送ったポケモン

・ガブリアス

全く弱くはなかったのだけど、グレンアルマ対策にバンギラスをどうしても採用したくなったので除外されてしまった。
4倍弱点持ちの高種族値ポケモンはテラスタルで弱点が変わる時点で全員本当に強いと思う。
すまないガブリアス。お前のことはプレイヤーアイコンに野生のガブリアスを撮影した画像を使っているくらいには好きだ。ちなみにその画像は画質が潰れているせいでガブリアスだと判別してもらえなかった。かなしい。

・ファイアロー

はやてのつばさがうっかりレイドで手に入った喜びから、するどいくちばしを持って採用していたポケモン。
剣盾でもするどいくちばしダブルウィングしてた思い出がある。無振りエルフーンはタスキを貫通して倒せるから強かった気がしたのだけど、耐久振りエルフーンを倒せなかった辺りでやめた。
ヤミカラスの項目でも書いたけど、今作では数少ない優先度付きおいかぜ要員であることに加えて、スカーフコノヨザルをブレイブバードで上から仕留められるのがえらいと思う。
おにびとかもあるし、ヤミカラスとは違った味も出るポケモンではあると思っている。また機会があれば採用したい。
まあ今回は、先制おいかぜをヤミカラスが出来て、先制ちょうはつやくろいきりが打ちたかったからこういう結果になりました。

・ドドゲザン

グレンアルマに弱すぎることに気付いた直後、あくタイプでヤレユータンより遅いアタッカーとして採用していた。
キリキザンよりSが低くて全体的に高スペック、まけんき! と間違いなく強いポケモンだとは思う。
ほのおに弱い点は水テラスタル+テラバーストで解決!
と思っていたのだけど、ヤレユータンの横に居座って戦う想定なら範囲技が欲しくなる結果となった。
結果バンギラスが採用されたので、流れで不採用になってしまった。
座ったまま移動するモーションには度肝を抜かれたが、デザイン自体は好きなのでいつか真面目に使いたいポケモン。

・ロトム(水or飛行)

最初期にタイプ相性のバランスだけを見て採用していたポケモン。
6匹目に相性補完で入れるロトムは弱いという言説があると聞いたが、それを体現していた。
本当に活躍をした覚えがない……強ムーブを押し付けることを前提とした構築に真面目な相性補完はいらないんじゃないかなぁもう。

・イッカネズミ

今回の主役って言ってただろうがという声が聞こえてきそうだが、既に3体のイッカネズミを育成済みなのでここで書くのは別のイッカネズミの話。
そもそもネズミざん以外でもフレンドガード、てだすけ、フェイント、このゆびとまれ、とダブルバトル向きの要素がめちゃくちゃ揃ってる。
耐久も上手く調整すればそれなりには耐えそうだし、多分こっちで使ってもめちゃくちゃ強い。ネズミざんがヤバすぎてヘイトが高いので初手まもるで普通に横で攻めるとかでも機能すると思ってる。
ネズミざんの火力が高すぎてテクニシャンなくてもある程度なんとかなるのでは? と思ったので実際に採用したりもしていた。
ヤレユータントリパの始動補助要員としては、ネズミざんで倒しきれる範囲が広がった方が強かった。フレンドガードなくてもヤレユータンが即死することはあんまりなかった。

●総評

マスターボール級到達時点で27勝12敗。
前半は特に構築を試行錯誤していたのでちゃんと数えにくいところだけれど、個人的にはそこそこ勝てていたほうだった。
最終的にこの記事にした構築になってからは7勝2敗。
うち1敗はシャリタツヘイラッシャにくろいきりをしたのに殴り負けた回。
もう1敗は単純に選出をヤレユータンイッカネズミに甘えすぎて、普通に対策されて負けた回なので、少なくともプレイングを間違えなければかなり強い構築になっていた実感があった。
シャリタツヘイラッシャは誰か上手い対策を教えてください……。

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