笑顔も使い方を間違えると自分を不幸にする。『助けて!きわめびと』IKKOさんの回を見て思った事
※この文はブログから移行させたものです。
どうも、たっつんです!
笑顔の女性は好きですか?笑顔の素敵な女の人って魅力的に見えるよね〜!
私もよく笑うタイプなんですが、こないだ「助けて!きわめびと」IKKOさんの回を見て考え方が少し変わりました。
大人の色気を学ぶうちに見えてきた本当の悩み
「大人の色気を磨きたい」という相談者の坂東さん。家族や友人から「ブスだ」と言われバカにされ、女として見てもらえない事を悩んでいた主婦の方なんですが「女性として見てもらいたい」という事でIKKOさんに大人の色気を学ぶことに。
書道をしてみたり、高級お寿司屋さんで美しい所作を学んだり、着物を着てシャンとした姿で街を歩いてみたり…。
着物ってすごいね。身なりは大事だとよく言うけど、髪の毛を綺麗にまとめ美しい姿勢で歩く姿は、髪の毛ひとつくくりで口豪快に開けて笑っていた時の相談者とは別人のように美しかった。
その笑顔って本物の感情?
で、ここから外見のものから内面の話に。心を開けるようにとIKKOさんもスッピンで相談者と話をし始めるんですが、ここのやり取りが自分にも響くものがありました。
子供の頃から「猪八戒」と呼ばれからかわれていた相談者。
次第に笑ってごまかしながらその場を切り抜けるようになっていったそうだ。本当は酷い事を言われて「悔しい」「悲しい」って気持ちがあったはずなのに彼女は怒れなかった。泣けなかった。笑ってごまかす事で自我と他者との関係を保っていたと。
そしたらIKKOさんがポロポロと泣きながら
「気をつかえば使うほど歯車が狂っていく」
「優しさは、棲まわせると小バカにするようになる」
と相談者に語りかけました。これを言われてハッとしました。私と同じように思い当たる人も多いんじゃなかろうか。
笑ってごまかす事で段々と安く見られていく
かつて私の友達でいつも明るく笑顔で元気の塊みたいな子がいて、いつも優しい彼女はクラスメイトに何を言われても雑用を頼まれても笑っていました。彼女の優しさに甘えて段々と横柄になってしまったクラスメイト。こう聞くとクラスメイトがもちろん悪いんですが、彼女の中にもそういう関係を作ってしまう要因があったんじゃないかと。坂東さんもそう。自分が嫌われてしまうのを恐れるあまり自分の感情に蓋をしてしまった。本当は悔しくって泣きたいのに笑うようになってしまった。笑って酷い言葉や行動を許すから相手からも「こいつは何を言っても笑ってるから何を言っても平気」とナメられてしまう。ちびまる子ちゃんの山田くんみたいなキャラっていいやつだけど「いつもヘラヘラしてるし、こいつなら何を言っても怒らないだろう」って思われてしまう。私も怒れない性格で嫌なこと言われても笑ってしまうタイプなんですが、それって「他人からナメられてもいい」と自分から証明しているようなもの。自分を守ろうと思うあまり「悲しい」「悔しい」という気持ちにおかしな加工をして笑顔でいることで余計に自分を苦しめる事になる。
ウソの笑いは自分を不幸にする
優しいあまり「空気が悪くなったらどうしよう」と心配して怒れないって人って結構いると思うんだけど、自分を卑下される事やバカにされて悔しい悲しいと思ったら怒っていい。空気が悪くなってもいい。嫌われてもいい。自分の尊厳は自分で守るべきだ。他人に安々と傷つけられてもいいものじゃないと主張する権利があなたにはある。自分を攻撃してくる人物に安く見られる事を自ら許してはいけない。楽しい嬉しい時に笑顔でいる事は素敵な事だけど、確実に自分の中に「悲しい」「腹が立つ」という感情がある時は笑ってごまかすことを辞めて、しっかりと相手に気持ちを伝える事も大事だなと思い直しました。
まとめ
「メリハリを持つことが大事」と言うIKKOさん。いつもニコニコ笑っているばかりじゃなく「私、怒らせたら怖いのよ」と他者との関係性にもメリハリを持つことが自分の魅力をより引き出すポイントに繋がるのかな。IKKOさんってただのおかまタレントだと思っていたけど、今回の放送でちょっと見なおしたーーー。
ってどんだけ〜〜〜!!!
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