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体の機嫌が悪いので

Spring Termの課題を全て終えると、体が疲れを欲しているのが分かった。
こうなればもう頭で考えてもどうしようもなく、体のその欲には抗えない。

お陰様で、6月はここ十数年で初めてくらい、体が言うことを聞いてくれなかった。
扁桃炎からの謎の耳の奥の痛み、腰痛、そして花粉症。

まあなんだかんだで、ロックダウンが緩和されたため、ロンドンやパブ、BBQへは行けて楽しんではいた。

花粉症は流石に不意打ちであった。
イギリスでは花粉症が無いって言っていたの誰だよ。

でもたぶん誰も言っていない。
自分の思い過ごしである。
けどムカつくので誰でもない誰かに、この体の不機嫌の責任を擦りつけたいだけである。

ネット情報ではあるが、イギリスでは花粉症に3人に1人が苦しまされているそう。
日本の花粉症と言えばスギであるが、イギリスでは芝である。
そして厄介なのが芝花粉が悪さをするのは5〜8月の一番外が気持ち良い季節だということ。

ちなみに他は知らんが、居住している寮はクーラーなどあるはずもなく、窓を開けて暑さを凌ぐ。

花粉は飛ぶわ、窓は開けられないわの、苦しい夏が目の前に迫っている。

誰だ、イギリスに花粉症は無いって言ったの。


海外でのお初だらけの生活で、プレッシャーとかストレスによく耐えてきてくれた体には本当に感謝である。
むしろ何も無かったのが幸いかもしれない。
それならば欲するがまま疲れさせてあげるのもいいだろう。

今ではそんな疲れをたらふく味わった体は、もうお腹いっぱいギブアップだそうである。
これで修論の執筆を進めることができそうだ。 

この生活も残るは3ヶ月弱。
熱い夏本番である。

(Heading image: Ceiling of the British Museum)

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