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【ご報告】株式会社メルカリにジョインしました。

2017年7月より、株式会社メルカリ、及び子会社のソウゾウ社に参画しました。これまでお世話になった方々、ご相談に乗っていただいた全ての方々に、この場を借りて御礼申し上げます。

特にブクマ!がまだ一日数百人しか利用されていない時期から定期的にアドバイスをいただき、経営戦略を含めて、最後まで相談に乗っていただいた木村新司さん、本当にありがとうございました。

楽天を卒業して約1年。
ファーストユーザーとして、ブクマ!のサービス立ち上げ〜グロース、資金調達等、事業家として到底一年足らずでは経験できないような貴重な経験を積むことができました。また、その過程では幾度となく、もがき苦しみ、会社とは、事業とは、仕事とは、人生とは、本当に脳みそがは切れるくらい考える日々もありました。

それでも、5年先、10年先、30年先の世の中姿を想像すること、その先に嗅覚を研ぎ澄まし、自分たちの手で未来をつくる面白さがこの仕事には存在する。この“世の中にないものをつくる”という使命感、と"自分達にしかできないことを成し遂げた"という高揚感を同時に満たす、また、この行為それ自体が社会的意義となる、これがスタートアップで働くということの醍醐味であり、僕が働きつづける意味なんだと、強い確信を持って言うことのできる素敵な12ヶ月間でした。

僕らの命の燃やし方は、やはり"世の中にないものをつくること"、これに尽きるんだと思います。

鶴田浩之とは多くの時間を共にし、多くの話し合いを重ねました。最近ふと彼から貰った言葉があります。
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このチームは、当人たちは気づいていないかもしれないけど、強い。
「どこで負けるか」を知っているから、それを事前に予測できる。
「どこで上手くいったか」の肌感を知っているから、麻薬みたいにまた味わいたくなる。
成功からも失敗からも学べ。
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彼についてきた12ヶ月間は間違いじゃなかったし、これからも彼と一緒に大きな夢を追いかけていきたい。得意分野が全く異なっているからこそ、お互いへのリスクペクトが自然に生まれるし、フィードバックも素直に受け入れられる。パートナーであり、ボスであり、先輩であり、友達であり、そんな不思議な関係です。

※彼のブログにも今回の決断に至る背景が書かれておりますので、よろしければご一読ください。
http://www.mocchiblog.com/?p=16260

これまでLabitで運営していたフリマアプリ「ブクマ!」と、渋谷のコーヒースタンド併設書店「BOOK LAB TOKYO」については、それぞれ新しい体制下で継続するために準備中です。次はメルカリという大舞台で、スタートアップします。

僕らの日々の一つ一つの感情が、アイデアが、行動が、世の中の暮らしを変えることにつながっているか。まだまだ大きな自信をもって、答えることはできませんが、いつか胸をはって答えられるよう、全力で命を燃やしていきたいと思います。