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スティックの持ち方・振り方

みなさんこんにちは!
今回の動画も今年になって始めた企画。
初心者ドラムチャレンジ
ということで初心者に一年間レッスンするとどこまで叩ける様になるのか!
っていうのをやっていく予定だったのですが、まさかのコロナの影響で初日しかレッスンが出来ていない状況です(汗)
もう少ししたらこの企画も再開したいですねー。
ではまずスティックの握り方の動画からブログにしていきますよ!

~はじめに~

これから書くことは、僕の体験レッスンや本レッスンを受けて頂いた生徒さん全員にお話ししていることです。
レッスンでお伝えすること、教えることは僕が経験し培ったものです。
体験レッスンでは他の体験レッスンを受けてから受講しに来た方や、スクールを変えてきてくれた方も多くいます。
そんな時に前の先生と言ってることと違うことや、真逆のこともあるでしょう!ですがどちらも間違いではありません。
僕には僕の経験してきたことが、その方にはその方の経験してきたことがありそれに基づいて技術を培ってみなさんにレッスンをしています。
みなさんにレッスンしていることは実際に本人が現在使っている演奏方なのです!
じゃあどうしたらいいの?
僕の考えは好きを基準に考えたらいいと思います。
例えば
・人柄が好き
・演奏が好き
・演奏しているフォームが好き
・話し方が好き
・教え方が好き
・etc...
人によって何を大事にするかは変わってくると思いますが、自分に合う先生を見つけられたら素敵ですね!
レッスンを受講している内にこのやり方は合うけど、これは合わないなども出てくると思いますがそれはそれで大丈夫です。一人一人体格が違ったり、感覚が違うので合わないことがあるのは当たり前です。自分に合うものを選択して日々頑張っていきましょう!
それでは本編にいってみましょう!

~持ち方~

まずはスティックの持ち方から。
【持つ位置】
まずはスティックを一本だけ持ちます。
両手でスティックの両端を持ちます。両手がスティックの丁度半分になるところでぶつかると思います。それをさらにもう半分。つまりスティック全体の4分の1のところを持ちます。

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【持ち(つまみ)方】
上記のスティックの位置のところに、人差し指の第二関節?(下記写真参考)を当てます。

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そこと親指のおなかでスティックをつまみます。
タイトルにもあるように、持つという感覚よりも僕はつまむ感覚でスティックを持っています。つまむ強さは動画にも出てきているように、人に引っ張られたらすぐに抜けてしまう程度です。

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あくまでスティックの動く軸や支点になる強さです。つまむ強さが強すぎてしまうと、スティックが動かなかない、振れなくなります。

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残りの3本の指はスティックに添えます。

~振り方~

まずは手の甲を上にした状態で
スティックの先端、手首、肘、肩
が全て一直線上になる様に腕を伸ばします。

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まずはスティックを手首だけで振ってみましょう。
手首を上にそらします。この時にスティックをつまむ力が強いとスティックの可動域が狭くなり下の写真では自分の方向にスティックが向いていますが、これが自分の方向を向いてくれません。

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この時に添えていた3本の指を使って後ろに行き過ぎない様にします。
この時の3本の指はストッパーの役目をしています。

次は手首に加えて肘も使います。
僕のスティックの振り方の全ての動きの軸は手首になります。手首から上げて、手首から落とす。なので今回の肘をあげる時も写真の様に手首が引っ張られて肘が動いている感じを意識してください。

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肘を上げきったら手首を返します。
手首を返すとスティック、肩、肘で三角形が出来ます。

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その状態が出来たのを確認して、スティックを元に戻します。
この時のポイントは始めにセットしたスティック、手首、肘、肩の一直線上のみを行き来できる様にしましょう!これはスティックを戻す動作の時だけではなく上げる時から意識していきましょう。

最後は方の動作も加えます。
肘の時と同様に手首からあげます。途中までは先ほどと同様の動きです。
先ほどの手首を返すタイミングで肩を上げます。その時に肩を上げる動作と、手首を返す動作を同時に行いましょう。
そうすると写真の様にスティックが肩甲骨辺りに当たるかと思います。

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その状態が出来たのを確認し先程と同様に一直線上を意識してスティックを元の位置に戻しましょう。

ではもう一度方まで使いスティックを上げましょう。
次は勢いよくスティックを振ってみましょう。動画ではわかりにくいですが勢いよくスティックを振れると空を切る音が聞こえてきます。

利き手で出来た方は逆の手でもトライしてみてください。

~スティックの持つ位置のメリット・デメリット~

冒頭でスティックの位置は4分の1とお伝えしましたが、あくまでこれは僕の持つ位置です。人によっては中心に近い位置で持つ方もいれば、末端付近を持ってプレイされる方もいます。
この持つ位置にメリット、デメリットがあります。

末端の方を持ってプレイすると中心に近い位置でスティックを持つよりも大きな音が出しやすいです。スティックを長く持つことにより打点との距離が取れ遠心力を大きく使うことが出来ます。その反面、遠心力を大きく使える分手に掛かる負担が増えたり、スティックを細かく振ることが難しくなります。
中心部分を持ってプレイする方は末端をの方をもってプレイする方と真逆になります。遠心力をあまり使えないので大きな音が出しにくいですが、手への負担が少なく、スティックを細かく振るのは末端を持ってプレイする方よりも楽になります。

これはプレイするジャンルなどによって持つ位置変わってきます。
大きな音が要求されることが多いハードロックやメタルの方は末端を持つ方が多かったり、ファンク等のジャンルでは音量よりも細かい音符を求められることが多いので中心に近い部分をもっている方を多く見ます。

なのでスティックを持つ位置も決まりはありません。
自分が音楽が好きで、その音楽をプレイするにはどのポジションが向いているのかなどを考えて決めていけばいいかと思います。
始めはどうしたらいいかわからない方が多いので中間の4分の1の位置を僕は推奨しています。やりたいジャンルが決まっていく内に徐々に変えていけたらと思います。

次回は椅子の高さや、ペダルの踏み方です!
お楽しみに!!

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西武池袋線沿いと新宿、高田馬場を中心にスタジオでのレッスンを行なってます。
詳しくはHPをご覧ください。


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