《Truth is stranger than fiction.》世の中の実際の出来事は、虚構である小説よりもかえって不思議である-

人によって捉え方が違う言葉だと思うけれど、僕の人生においては当てはまる事がとても沢山ある。
どう考えても偶然とは思えない出来事や縁が世の中には溢れていて、歳を重ねれば重ねるだけそんな体験が増えてゆく。

ほんの数秒数日のタイミングが人生を変えたり、映画の台詞を超えるような言葉を直に聞く事や、史実とは思えない人生を歩んだ人は実際に大勢いる。

もの凄く当たり前の事を言えば、全てのフィクションには元ネタがある。

「ゴッドファーザー」に出てくるようなマフィアもいただろうし、アンコールワットを密林で発見した考古学者はインディージョーンズのような冒険をしただろうし、「ローマの休日」と近い体験をしたお姫様もいただろうし、対象がサメでなくてもジョーズのように危険な生き物と闘った人達はいたと思う。

ミュージカルのように歌い出したい気持ちになった人もいれば、トランペットの音一発に魂が込められた事も、失意のあまりギターを叩き壊した人も、言葉にできない想いを綴った人も確実にいる。

だから僕はこれからの人生、どんな物語が起こるのかを楽しみにしながら生きていこうと思う。
そしてすべての創作物の背景に鳥肌を立たせながら感動し、自分自身も全身全霊で音楽を作っていこうと思う。

オモシロクナキヨヲオモシロク。

そんな今日は大好きなジョンレノンの曲「ジェラスガイ」を紹介します。

オノヨーコへの強い想いと、惨めながら最も人間らしい感情である"嫉妬"を歌った名曲です。どうぞ。