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1月3日(水) 正月休み最終日

休日の午前は家の仕事をすると決めている。

朝食の後片付けをしたあと、そのまま台所に残り、母に頼まれていた作業に取り掛かる。――食器棚のガラス戸が動かなくなったのだ。原因は母が接着剤で固定してしまったから。

ガラス戸の端に、ガラスの保護と取っ手の役割の、細長いカバーがついている。近頃それが、老朽化のため外れかけていた。母は直そうとして、そこに接着剤を垂らした。垂れて垂れて、ガラス戸が走るレールにまで垂れ、気付いたら動かなくなってしまったというわけだ。

接着剤には除光液である。
学生の頃、接着剤が漏れていたのに気付かず、親指と人差し指をうっかりくっつけてしまったことがある。保険の先生とあれこれ試し、最後の最後で効果があったのが除光液だった。

というわけで、ガラス戸のレールに除光液をたっぷり含ませること数回。レールに入り込んだ接着剤は取り切れなかったものの、ガラス戸はなんとか動くようになった。

窓を開けて換気したが、臭いは結構キツかった。

母にはとても感謝された。
職人だった父が亡くなってから家の不具合が母にとっては本当に厄介なようで。そのたびため息や愚痴が出る。だから今回のように私が不具合を解消すると、母は本当に嬉しそうに私に感謝する。

父を失ったことで不便なことはたしかに増えたが、義理の兄も日曜大工のようなことはできる人。結構頼りにしている。

今度来たら、カーテンレールにネジを戻してほしい。ランナーを補充したときにレールのフタを開けたのだが、どういうわけかネジが戻らなくなってしまった。いつ来てもいいようにドライバーごと置いてあるのでお義兄サマよろしくお願いします。

続いてゴミ箱作り。
私が新聞紙で作ったゴミ箱が、我が家ではわりと重宝していて。在庫がなくなったので、いくつか作っておく。

明日は仕事始め。
1月の仕事用ノートを準備してバッグへ入れる。

入浴中――とりわけシャンプーをしているときは、私の中を文章が駆け巡る。お風呂から上がって部屋へ戻ると、頭にタオルを巻いたままノートへペンを走らせまくる。

以前書いた、時間スケールを大きくして物事を見ることと、この世界は相似でできているということ。この2つの考え方で近頃私の人生のネガティブ部分を見直していて、これがちょっとおもしろいことになっている。

伏線回収みたいな。
答え合わせみたいな。

ああ、今思うとアレは、今の私のここに役立っているのだな――と思えることだらけで。

そうなると今のこの「ちょっと間違えたかな?」と思える状況も、いやそうじゃないな、宇宙の采配だな、みたいに思えて楽しくなっている。

それはまた今度、じっくり語りたい。
今日はここまで。
また夜ふかししてしまったな。

いかんいかん。睡眠第一。
寝よう。



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