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コミュニティ・デコレーションケーキ|サイトマップ編

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 ホームスクーリング・センターkokage誕生は、個人ブログが最初のきっかけでした。沖縄県内にある当時の沖縄サドベリースクールスタッフの方々が、県内でこどもを主体として自由なまなびを展開している団体や個人にむけてとある呼びかけをしたのです。
 ホームスクール、オルタナティブスクール、フリースクール、学習補助、学習塾、学習支援塾、自主保育グループ、保育園、サポート校…と、錚々たるメンバーですね!
 彼らが語っていたのは、「学校」や「学校教育」や「勉強」ではなく、「まなび場」「教育の機会」「多様な学習」「自由」談義だったのです。

 私はホームスクールをしている一個人として参加していました。
「ホームページを作りましょう」
「え? 何を誰に発信しろと?団体でもないのに。」と私。
「できますよ!必要ですよ!」
 あの勢いのある瞳。今、思い出しても、思わず笑いがこみあげてきます。facebookアカウントを連絡用に作りましょーとなった時も、イチバン抵抗したのは実は私です(笑)。

 ホームスクールを続けていますが、「ホームスクール暮らしに必要な情報は、ホームスクールというキーワードからは見つからない」というのがもっぱら信条です。
 自他ともに認める内向的な性格なのに、子ができたことで、強制的にでも地域やほかの親御さんや社会と関わらなくてはいけなくなって、いつのまにできていたという経験、ありませんか。私はそうでした。

 
 
 
 学校とその先の進学という一般的な道すじ以外の道はあります。それなのにあまり知られていないなと感じていました。このコミュニティ・デコレーションケーキの図で最初にあって、今はあえて消しているもの。それはケーキの外側に位置していた《学校教育》です。

 「こっちの世界」?
 分断される理由はありません。この図は《家庭 Home》を中心に、《社会 Society》と《家族 Family》のつなぎあいを表しています。
 公教育は、これら全体を《公 Public》で支えることでは?と感じます。

 紫色枠の「学習サポート」「自立支援」「居場所・フリースペース」は、ケーキにあるような選択肢に行く前のサポート・支援・ケアの段階です。その1ステップが必要なのは、一般的な道すじから「外れている」と思わされている状態にある方々に必要なものです。いわゆる二次被害にあって心が傷ついている状態にあることです。

 ケーキの上の選択とこの領域は、区別して意識され、提供されることが重要です。これらを代替案で納得させることは問題のすり替えです。福祉分野になるはずですが、今もっとも力が不足している面ではと思います。デコレーションの教育分野の充実によって解消されるというものはなく、重ねて書きますが、まなびの選択と支援は区別され、それぞれのケア(ファシリテーションやコーチング)が確立されていく必要があります。

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