旧正月
旧暦でお過ごしですか
旧暦は空気感と共に流れていて、とても心地よいものです
新正月では、だれでも「今年の抱負」を思い浮かべるでしょう?
旧正月までにはある程度の軌道修正がほどこされ、さぁこれからが本番!そんな時機ですね、旧正月は。毎年、そんな風に感じます。
事始めは三日月(月齢3.6)の旧暦1月4日から。それまではどうぞ頭をからっぽにしておいて。事始めのその日に頭に浮かんだひらめきが、今年実現することのような気がしますよ。
いくつかの祝日が新暦になり、休日との兼ね合いにより、もとに制定されたころの季節を思い浮かべようとすると、なんだか少しずつずれているような気さえしてきます。昔の気候とは、温度感も違っているようですから、もっとそのように感じるのでしょうね。
体調不良は、旧暦を確認すると(あぁ、季節に変わり目だったのだな)とよくわかります。食欲の無い時など(調節しているさいちゅうなのだな)とも感じます。地球が太陽をめぐるそのゆらぎに心身が健全に調和している証拠なのだと思えば、余計な不安を覚えず、ただじっと動物たちと同じように時が過ぎるのを待つばかりです。
新暦が示す数字をみると、(まだのはず?)と思える春の風。旧暦を眺めると、なるほど新春だわ、なんて思います。沖縄は寒緋桜。
昨年の狂い咲きのためか、例年の桜祭りの時期にはやっとつぼみが。そしてまだ咲いている花は少なく、咲いてくれるのかどうかもわからないほどです。我が家が越してきたその年は、見事な咲きっぷりでした。
毎年、変わらず訪れる季節。人の姿はたいして変わらないように思えていますが、「服がちいさくなったよ」と言ってくるこどもたち。ズボンの繕いをしてから「破けちゃったの。これもなおせる?」と持ってきます。春夏の服もいそいで縫い始めなければ。繕いにお直し、技術もあがっていきそうで楽しみです。まぁおうちで着るものですから。お出かけにはごまかせる程度ならいいでしょう。縫ったものを着てくれると、その日、何を着ていたか、何を着て何をしていたかの記憶もよく残ります。思い入れというものなのでしょうね。
年賀状の習慣はすっかりやめてしまいました。
せっかくですから沖縄の絵葉書などを旧い友人に贈りたいなと思えるようになりました。あぁ、絵を描くのもいいかもしれませんね。
勉強がしたくてたまりません。それも中学校や高校で習うようなものです。どうしてなんでしょうね。教科書より、それが好きでたまらないというような心があふれんばかりの教養系noteなど、とても興味深く読んでいます。ありがたいです。ホームページkokageにリストにおいてあるオープンエデュケーション・サイトなども開いていきたいです。
大人になってからでも勉強したい気持ちは起こるもの。それを自分で体感しているものですから、どうにもこうにも「勉強しなさい!」などとこどもに言う気持ちがまるで起こりません。「勉強しなさい」と言ったことがないのです。「たのしいよね。おもしろいよね」は言ってたと思いますけど。
知らないことを知る
わからないことを知る
とても、たのしいのです。とても、うれしいのです。いつになっても。
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