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代代代と

【書く理由】

大好きなアイドルグループ『代代代』が2023年8月13日のワンマンライブを最後に活動を終了します。
思いを言葉にするのはとても苦手なんだけど最後ぐらいは自分の言葉で今まで言ったこともまだ言ってないことも含めて記録に残そうと思いました……というのは建前で本音を言えばこんなに愛してたんだぜって伝えたいなって我欲です。読んでくれると嬉しい。人に読んでもらう前提で書いているにも関わらず思ったことをただ書き止めてそれを切り貼りしただけの乱文なのであしからず。
そして長いので途中で諦めてもええんやで……

2023/8/13 代代代ラストライブ 味園ユニバース


【活動終了について】

殆どのよよよ(代代代のヲタクの総称)は「やはりか」と思っただろうし僕も同じです。そりゃそうですよ。こんなツイート(下記参照)をいつもの詳細発表より微妙に早いタイミングでされたらそれなりに長いことヲタクしていれば違和感を感じますって。
そしてその違和感は時間が進むにつれ予感に変わっていきました。2022年7月の品川ワンマンで発表されたアルバムのリリースが待てど暮らせど無い、いつまでも更新されないライブスケジュール、特典会で普段と微妙に違う対応や言葉の端々に出る違和感、後藤まりこさんのカバー曲の披露、やたらアイドルが見学に来る、沖縄で開催されたオフ会の様子…etc
でも、今の代代代に限って活動終了なんてあるはずないって思ってたし思いたかった。いつだって最高のライブをするんだもの。辞める理由なんてないでしょって。なので代代代がこの先も続く理由を考えてはこうだったらいいなって希望を口にしてました。新メンバー入る準備期間じゃないかとか、ようやっと出来た新しいアルバム引っ提げてのワンマンツアーするから対バン入れてないんじゃないかとか。だって、終わるかもなんて口にした瞬間それが現実になったら怖いじゃないですか。
だから立ち続けるフラグから目を逸らしてました。どうか続いてくれと祈る毎日を過ごしてました。


が……結果、6月5日に活動終了が発表され最初の「やはりか」に至ります。活動終了の4文字を見た瞬間はやはりかという気持ちと同時に今じゃねぇだろと。せめて2、3日後が良かったって。本当に沖縄遠征が幸せ過ぎたんですよ。あんな嬉しくて楽しい時間もうこの先無いんじゃないかって思うぐらい充実しててメンバーもヲタクも皆良い顔してて、文字通り夢のような時間で、そんな幸せな余韻に浸ってるところにそりゃねぇよって。(とはいえ沖縄のセットリストからも終わりへ向かう匂いがほのかのしてました)そしてなんでこんないいグループが活動終了しなきゃダメなんだと。活動を終える理由は今のところ明かされてませんし明かさないのが代代代らしいなと思うんですけど、グループや運営の内的要因なら仕方ないし何も言えないですけど外的要因で、それがたとえ遠因だとしてもそうゆう理由がもしあるならこんな不条理はないですよ。

最後の遠征と最後の対バンと最後のオフ会を終え、活動終了と同時に発表されたスケジュールはラストライブ含めたワンマンライブが2本とそれに付随する特典会イベントが2本。
これらを踏まえて時間を置いて考えた結果、勝手な想像なんですけどこのタイミングでの発表は、3つの側面があるのではと推察しました。


1つ目は
〈待ってる人達へ〉
上記に書いてる通り、いろんなフラグが立ってたわけですよ。で、ヲタク達が様々な憶測で焦りや不安が綯い交ぜになってるのももちろん把握している。そしてスケジュールに記載している予定が全て無くなったタイミングで出来るだけ早く伝えてこれ以上の混乱が起こらないように、そして1人でも多くの人が予定を空けて来る算段をつけられるようにという配慮なんじゃないかと思います。


2つ目は
〈沖縄遠征組への信頼感〉
僕以外にもチラホラ見たんですよ。もう2、3日後でよかったんじゃないのって人。でもそこ起点に発表を遅らせると、行った人達だけに配慮することになってしまって行けなかったであろう多くの人達への配慮を欠くことになる。だから1つ目のなるべく早くを優先したのではと思います。そして沖縄へ行った人達は形は違えどこんな風に様々な気付きで理解をしてくれると信頼してくれてるからこそなんじゃないでしょうか。


最後3つ目は
〈代代代らしさを最後まで〉
単純にかっこよくないですか。全てのスケジュールを消化して残すところ単独イベントのみ。後は一切無しという潔さ。他にこんな解散までのスケジュール引いたグループあります?ツイートにも書いたのですが散り際まで代代代らしいなって思いました。


長々と活動終了について書きましたが最後に。
これもほぼツイートした内容なんですけど、解散という事実のみを受け取るとヲタクはその喪失感から自分の悲しさや辛さばかりに思いが傾きがちです。ですが、彼女達の気持ちに思いを馳せて想像して欲しい。その結論に至るまでにあったであろう懊悩や、決断をしなければならなかった断腸の思い、そしてそれらを今まで笑顔の下に隠しながらいつも通りの最高を届けてくれてたメンバーとそれを支えたりさちゃんの気持ちを想像すると、もう大丈夫だよ、こっちも大丈夫だからと、決断して隠し続けるしかなかった今までの気持ちを抱きしめたい衝動に駆られてます。ごめんね、ありがとう。
もう我慢しなくていいです。そして僕らはきっと大丈夫。残りのライブで一緒に最高を更新しよう。

沖縄オフ会代ちゃんズ


【人は変われるということの体現者】

出会いについて思い出語りをします。
代代代は関西を代表するアイドルグループでキャリア的には我儘ラキアとほぼ一緒じゃないかな?(違ってたらごめん)2~3年で解散するグループが殆どの中、生き残り続けてきました。僕はコロナ禍以降にちょこちょこ行きだした所謂ご新規さんです。が、関西でヲタクしてて(僕は当時関西在住)代代代を観てないわけないじゃないですか。デビュー間もなくの頃に観てるんですよ。箱も時期も曖昧ですが一緒に観たヲタクにグループ名を教えてもらったので覚えてます。でも……刺さんなかったんですよ。当時の僕は他のグループに熱中してたのもありますし、今だから言えるんですけど(マジでごめんなさい)伝わるものが無かったんです。ステージを観てて曲は良いなと思ったけど心が動かなかったんです。もし今の自分が観たなら曲は良いいんだしデビューしたてで伸び代があるかもなんて思ったかもしれないけど、ヲタクとアイドルの出会いもタイミング。その時は縁も僕の見る目も無かったんですね。その後は対バンにいたら時間があれば観るぐらいでそうこうしてるうちに応援してるグループが対バンをしなくなり、それに伴い代代代を観る機会が無くなりました。そんなこんながあり数年が経ち、僕は応援してたグループが無くなったり推してるアイドルが卒業したりして特に重点的に通うグループのないDDになってました。そのタイミングで行ったのが三つ巴ってイベントです。

2021年2月11日 三つ巴

別のグループ目当てで行ったので知り合いに代代代の当時の現状について教えてもらったんですけど、すごい良くなってて今は関西の代表格のグループになってると教わり、へぇーそうなんやーなんて言いながら腹の中では「いやいや良いって言うてもそんな変われるもんかいな。でもそこまで言うなら3組やしちゃんと観てみよかな」って今の自分なら確実に殴るよなって上から目線で観たわけですよ。
そして……お察しの通りです。そのパフォーマンスに文字通りぶん殴られました。完膚なきまでに。立ち上がれぬほどボコボコに。さっきステージに居たのは俺が観たことがあるあの代代代なのか?と思い、知り合いに「メンバー全員変わったん?」って聞いたぐらいには、にわかに信じられず度肝を抜かれるとはこうゆうことかと痛感したのを今でもハッキリ覚えてます。

彼女達はその血のにじむような努力と日々研鑽を積み上げることにより人は変われるということをその身をもって僕に教えてくれ、またこの経験した僕はこの日以降考えを改めアイドルの見方が変わり、自分なりにですが何様目線を辞めて可能性に目を向けることを教わりました。
彼女たちはそのパフォーマンスで変わることを体現し、そして観た人を変えたわけです。
自分が変わることも人を変えることも容易ではなくとても難しいことじゃないですか。変われます?そして、変えれます?
いい歳した大人でも問われたら唸るしかないことをやってのけた体現者である彼女達を僕は尊敬してます。だから僕の彼女達に対する好きは敬愛という言葉が一番しっくりきます。

その後はよくあるヲタクムーヴを忠実に実行し、翌月には遠征するまでにどハマりして今に至ります。通い出してしばらく間、東京のヲタクだと思われてたのもいい思い出です。

メンバーの宮衣さんと初めて話したのは確かここ


【印象に残ってるライブ】

個人的に印象に残ってるライブについて書こうと思います。代代代はどのライブも最高で、いつもより沢山曲が聴けちゃう代orDIEとか代代代楽曲大賞も楽しかったし直近だと後藤まりこさんとのツーマンとかサンホールの小倉セット特に痺れたよなぁとか言い出せばキリが無いしどれを切り取って語っても語彙力皆無なので(最高とか良かったとかしか言えない)特別記憶に残ってて映像も残ってるライブを2本ピックアップしました。

メンバー考案セトリで1日に4連続ワンマン
ファン投票でセットリストが決めた楽曲大賞
この日のワールドワイドハピネスも最高だった


1本目は
〈代代代TOUR2021「不正」5月15日  新宿BLAZE〉代代代初のバンドセットワンマンでmarmaladebutcherというバンドが演奏。

このアー写めっちゃ好き。一番好きな衣装。

身も蓋もない言い方しますが印象に残ってる一番の理由は僕がアイドルのバンドセットアンチだから。生音の方が良いとかイマイチわかんないですよ。中途半端な生演奏だったら丁寧に打ち込んでたり作り込んでるオケの方が良くないですか?それに僕はアイドルを観に行ってるのであってバンド観たきゃ好きなバンド観に行きます。だからわざわざアイドルでやる意味が理解出来ないですし、生音じゃなきゃ表現出来ないものがあるとも思えないことが殆どです。こんなスタンスのヲタクが推しグループがバンドセットでやると聞いたとき

「代代代も流行りの波に乗っちまったか…」なんてことは思わず「代代代のあの音ってバンドで表現出来んの?何?よくわからん兄ちゃん寄せ集めた即席バックバンドじゃなくてちゃんとしたバンドじゃないか……えっ!?そんなバンドと代代代同じステージの上で音楽で殴り合うの?ヤバない?!」

という普段のスタンスどこ行ったという体たらくのチョロいヲタクお気持ちで大いに期待しちゃったんですよ。そしてそのときのライブ映像がこちら。

今観てもヤバい……(語彙力無い)視覚的にもパフォーマンスもバンドに負けてないんですよね。なんだったら掛け算で互いの良さが増幅されてる。この形態でやってきたかのような熱量もフロアに伝わって来てて、何よりもメンバーが楽しんでるのが最高。代代代がバンドセットでやるとこうなるのか、もっとバンドセットでやってくれよ!って確かメンバーにも興奮して伝えたような記憶があります。本当にカッコよかった。観に行ったにも関わらず配信アーカイブを買って配信期限ギリギリまで時間さえあればずっと観ては興奮してました。あぁ……今思い出してもゾクゾクする。バンドセットアンチをここまで変えてしまう代代代とmarmaladebutcher恐るべし。


2本目は
〈ギュウ農フェス 秋のSP2021 さらば怪物音響オクタゴン 11月14日 新木場 USEN STUDIOCOAST〉
コースト解体前最後のギュウ農だった気がします。違ってたらこっそり教えてください。

コーストは様々なアイドルがドラマを作った

観る前に何がびっくりしたってギュウ農のコーストで代代代がメインステージに立ったことが無いってこと。前述したように僕はコロナ禍以降に代代代を観るようになったヲタクなので彼女たちのそれまでの軌跡を全然知らず、確かメンバーのツイートで知ったのかな。もう代代代も終わりますしこんなnote誰も読まんだろうから忖度無しで書きますけど、それを知ったときの率直な気持ちは、

「はぁ?大人今まで何やってたん?阿呆なん?お前らに付いてるその目は節穴か?その耳は飾りか?センス無さすぎやろ。オクタゴンの音を120%活かせるアイドル代代代しかおらんやん。マジで意味わからん。クソかよ。」

と、ここに書いた100倍ぐらいの悪態をつきましたし、今思い出してもなんぼでも文句言えます。代代代に行き出す前の自分を完全に棚にあげて……猛省。そんな僕が恥を承知でもう少し悪態をつきますが、アイドルに関わる大人達、お前らほんまにセンスないで。だから地下アイドル業界は良いグループがどんどん終わっていく。力が無いんじゃなくて力を活かす場が与えられず終わっていく。ヲタクはお前らが思ってる以上にどんな経緯や理由でブッキングしてるか知っとるからな。わかってても推しを人質に取られてるも同然やからチケ代払って行ってるだけやぞ……悪態もこれぐらいにして本題に戻ります。
そう、代代代が初めてコーストのメインステージに立ち、オクタゴンスピーカーから代代代の音楽が、彼女達の歌声が放たれると知ったときの興奮たるや。なんの疑いも無かったですね、彼女たちならやれるに決まってましたから。で、映像がこちら。

URL取りにいったついでに少し観たんですけど思い出してカッコよすぎて今ボロボロ泣きながら書いてます。率直な感想として彼女たちのパフォーマンスは本来こうやって観るものなんだなって感じたのを覚えてます。この規模感や演出で初めて代代代は表現されるというか、これぐらいの箱で初めて彼女たちの本当の魅力が解放されるというか。上手いこと言えないんですけどそう思いました。パフォーマンスと楽曲が噛み合い、それにコーストとオクタゴンという場所と設備がカッチリはまり生み出されるシナジーが大きすぎてもう……最後のワールドワイドハピネスで振り返って見た景色が壮観でした。そして彼女たちの念願が叶えられた瞬間でもあったのでずっと泣いてましたね。終わってからの特典会でも泣いてたので一緒に泣いたりなんでお前が泣いてんだよと笑われたりしたのも良い思い出です。今もこの日はキラキラしてる。



ここからはしばらく小倉さんやりさちゃん、メンバーへのお手紙になるので該当者以外は読まずに飛ばすことを推奨します。他人が読んでもつまらんぞ。



【小倉さんへ】

直接お話したことないですが、失礼を承知でまず申し上げます。代代代の活動を終了させる事を一生恨まれてください。これは事務所の代表である大人の責任です。そして代代代を生み出してくれた事を一生感謝されてください。あなたが居なければ彼女達は存在しなかったし僕が観たすべてのステージは存在しなかった。本当にありがとうございます。僕は音楽的な素養がないので音の難しいことはわかりませんがTHRO美美NGを聴いたとき、血反吐を吐きながら作ったであろう小倉さんの気骨を感じました。愛憎があるからこそ音楽は生まれて、それを聴いて感動するのかもしれないですね。これからも誰かの音楽を聴く時に「小倉ヲージ」の名前が記載されたクレジットを見たいです。何卒。

るろうに剣心に出てきそうだなって思ってました


【りさちゃんへ】

個人的なことなんだけど、僕は過去、別の現場でりさちゃんのようなマネージャーさんとの関わり方を誤りそれがずっと後悔となっていて運営の人との距離を必要以上に取ろうとしてました。当初よそよそしかったのはそのせいです、ごめんなさい。でもそれも人柄を知るたびに大丈夫だって思わせてくれて今では普通にお話出来るようになりました。りさちゃんの顔見たりお話出来ると嬉しいんだよね。安心感の塊が動いてる感じある。りさちゃんが居なければ代代代はここまで走ってこれかなかっただろうから感謝しかないです。代代代のマネージャーは終わってもきっと今と同じように誰かを支えて走り回るんだろうなぁ。でもそれが似合う。めちゃくちゃカッコイイし素敵。だけど無理しないでね。りさちゃん倒れたら動けなくなる人いっぱいいると思う。カメラと人を支える才でこれからもたくさんの関わる人を愛して、愛されてね。そしてこんぶのご飯代いっぱい稼いでください。

買い方のこだわりを聞いてめっちゃ面白かった


【梨央へ】

活動終了発表後、率先していつも通りを続ける姿を見てやっぱりは梨央は優しいなぁって思ってます。いっぱい喋っててもちゃんとこっちの顔色見てるの知ってるで。だからさ、色んなことに気付いたり感じたりすること多かったと思う。それでもアイドルとしての自覚と覚悟をもっていつも笑顔で居てくれてありがとう。梨央に救われたこと何回もあるよ。そして1番笑顔にしてもらいました。大好きです。
パフォーマンスにおいては最後まで言うけど代代代の軸で中心。代代代のグループとしての個性は4人全員の特性が合わさってのものなんだけどそれでも尚、梨央=代代代って思っちゃってるところあります。歌もダンスも表現もその全てが高い次元で備わってるからいつどのタイミングで観ても安心して観てられるし、梨央が居るから代代代は常に高いパフォーマンスを発揮出来てるんだと思います。あと2本のライブでも代代代の中心ってところ見せつけて代代代を、梨央をもっと好きにさせてくれよな!よろしく!

ただの美女


【ずもんごへ】

不器用で真面目で努力の天才。そして、ワードセンスと動画の編集センスや絵心が素晴らしい。きっと感性が芸術系に針振れてるんだろうね。足怪我したのにステージ立ち続けながら治して、ワンマンに間に合わせたのにも驚いた。根性まであるやないか。アイドル適正1番あるのかもしれない。代代代の成長はずもんごの成長の軌跡でもあると思ってます。それほどに出雲なるというアイドルはライブで観るたびに成長し続け、今においては代代代の心情を最もフロアへ伝えることが出来るパフォーマーにまで変身してしまってたよねぇ。ダンスも力強くてパンチがあってカッコイイし歌声は届けようとする意志がしっかり乗っかってて心に響くし特にLASEは個人的にずもんご曲だと思っててイントロの歌い出しですごく良くなったなぁっていつもうるうるしてしまいます。あと2本でLASEあるといいなぁ。最近お話すのが楽しいのでお話もしましょう。

ボーイッシュとキュートが同居してる


【宮衣さんへ】

宮衣が踊るのを見る会を開催してください。もうそれぐらいステージで踊る姿の虜です。少女のような可愛らしさも大人の女性の妖艶さも踊りで表現してるしそれだけじゃなくて力強く躍動感もあり、指先に至るまでの繊細な表現まで出来ちゃうすごい人。パッと観ただけで宮衣紗羽以外の何者でもないオリジナリティ。歌声もまっすぐで大好きです。計算なのか天然なのか経験なのかは謎だけど人が喜ぶことを本当によくわかってる小悪魔。ズルい女。だけど、気にしいで涙脆くて、でも勝気なところがあって割とヤンチャな宮衣さん。もうこれからは誰に憚ることなく色んなこと発信したらいいんじゃないかな。僕は好きですよ、裏宮衣。どっちの宮衣さんも好きなのでどうあっても応援します。物事の本質を見抜く力があるのに繊細がゆえ、沢山の理不尽や納得の行かないこと等、代代代で居続ける中で様々な葛藤もしてきたのでは思います。活動終了したらその葛藤からも解放されるのかな。身体だけじゃなくてゆっくり心も休めて欲しいです。優しさに溢れたもらった言葉達は心のお守りです。

好きな写真多くて選ぶの大変


【なむちゃんへ】

活動終了を決めたとき、きっと一番泣いたんじゃないのかなって顔が浮かびました。素直で気遣いさんだから決断する過程において色んな人の気持ちに寄り添っただろうし、きっと今もよよよの思いに寄り添い続けてんだろうな。そして人一倍寂しがりなのではと感じてます。ライブ前とかライブ後、まれに外を歩く姿を見かけることがあって、1人のときは「寂しい」と、メンバーと一緒のときは「楽しい」って背中に書いてるのかってぐらいパッと見たらわかるのよ。 その落差がすごくて驚いたと同時になんて素直な人なんだろうと愛おしくなったのを覚えてる。だからね、なるべく誰かと、大好きな家族やメンバーと一緒に過ごしてください。なむちゃんはステージでみせてくれる姿は圧倒的で圧巻。そこになむ子が在るだけで雰囲気が出来上がる佇まい。そしてその雰囲気が間違いでは無いと確信出来る歌声とダンス。歌声は魂を削るかのようで発する音と言葉に命が溢れてて心が揺さぶられるし、なによりも格好良い。そのクセ可愛いまで備わってるんだからステージのなむ子の魅力に触れたら好きになるに決まってるやんか。ダンスも実際より身体が大きく見える程の動きとキレでカッコよくて嬉しくなる。後、個人的に背中を見るのが好きなんですよ、背中が本当にカッコいい。次のアクションでこっち向いて歌う時、踊る時のワクワク感がいつ見てもある。こんな気持ちにさせてくれるアイドルはなむ子だけ。唯一無二のアイドル。まだまだありがとうが言い足りない。

ステージとそれ以外のギャップがすごい



【破壊されてしまったオブジェ】

これが最後のセンテンスです。ここまで読んでくれた方ありがとうございます。よっぽど暇だったんですね……でもその暇つぶしももうすぐ終わります。
代代代を知らん人が見出しを見たらなんのこっちゃなので説明すると代代代の曲のタイトルです。先に言ってしまうとこの曲は僕にとって特別です。このnoteを書こうと思ったきっかけと言ってもいいかもしれない。とにかく特別で大切です。初めて観たのはオブジェが収録されてるMAYBE PERFECTってアルバムのリリースパーティーだったと思います。

BY HALL駅から遠いけど雰囲気あっていい箱です


そしてライブで初めてオブジェを観た日の感想ツイートです。

興奮してますね。完全に信者ヲタクのそれです。見返すとこの後、オブジェマンセーツイートをしまくってます。この期間ちょうどほぼ毎日ライブがあったので致し方なし。だって好きなんだから。
初めて観た日のステージは特に鮮明に覚えてますし、その日から今まで涙無しでは観れない曲です。朝焼け色のこの曲は必ずアンセムになるって思いましたし実際そうなりました。今の代代代にこんな曲歌って欲しいと思ってたものがそのまんま形になったような印象があり歌う度に育ってるようにも感じてます。
こんな感じで初対面?でどっぷり沼にハマったわけですがその数日後、さらに深いところに堕ちます。大阪でのライブ後の特典会にてりさちゃん(代のマネージャー)が突然「たをちゃん、もうすぐやから!21時!(20時だったかも)Twitter見てて!」と言いおいてチェキ撮影に戻って行きました。
アルバム出したところやしリリイベの追加でもあるんかな?と予想しつつ言われた時間にTwitterを開いたらオブジェのMV公開でした。
しかもライブ映像。絶対泣くと思って冒頭だけ確認してすぐ閉じました。
横浜で19日に初出しして公開が23日、そしてその間も確か20日と21日に東京でライブあったんですよ。
慌ててりさちゃんにこんなの作る時間いつあったのよ?って聞いたら細かい説明部分は端折りますが「頑張ってん!たをちゃん好きやろ?」って。なんというさりげなさで人の心掴んで行くんだ。ホントズルいんですよこの人は。そのMVがこちら。

最初から最後まで舞台袖からの映像なんです。
これを観てまた感極まってしまいました。
りさちゃんが撮った映像=彼女が普段目にしてる景色がそのままMVになってるのがくるものあって。
一番近くで彼女達を支え、見続けてきた人の視点で観る代代代は物語を感じずにはいられないじゃないですか。どんな想いでこの曲を聴き、どんな想いでステージを観てたんだろうなんて考えてしまうともうね、切なくて苦しくて言葉が無いですよ……という具合に更に大好きな曲になったわけです。
でもまだこれで終わりません。
更に好きになってしまったエピソードがあります。それは2022年7月30日に開催された品川クラブexでのワンマンライブで起こりました。

小倉セットはコロナの影響で残念ながら実現されず。

「全方位逃げ場なし」って書いてあるんですけど、本当に無かったです。普通のステージと客席ではなく、舞台が円形でそれを囲むように客席が配置されていました。そして舞台真上にはモニターが設置されており、パフォーマンスと音と映像で舞台を構築するんだなと会場入ってすぐにとてもワクワクしたの覚えています。

品川クラブexの座席表 こんな感じでした。


舞台上のモニター。この下でメンバーは歌って踊る。

それと同時に「どこに座ってみるのが正解なんだ!?」となり、ほかのよよよとあーでもないこーでもないとギリギリまで迷ってましたが、最終的に普段観れないアングルから観ようという結論に至り下手側から観ることにしました。
実際ステージが始まると普段観れない角度なのでダンスや表情が特に新鮮でこの場所で正解だったなと思いましたし、この日のためだけに用意されたステージ構成が斬新でモニター映像の演出も抜群だったので凄すぎて呆気にとられたりもしました。
そんな中、待ちに待った(アルバムMAYBE PERFECTを冠するワンマンでしたからやることは確定)オブジェのイントロが鳴った瞬間、声にならない「あぁぁぁ…」という声と同時に涙が溢れてました。
舞台頭上のモニターに流れてるのはオブジェのMV、そしてそのMVと同じアングルでイントロを踊るメンバーがモニター下の舞台にいました。映像と舞台が同じ動きで綺麗にシンクロする姿がもうただただ眩しくて神々しいとさえ感じ、祈りにも似た思いでパフォーマンスを観てました。
特別な曲の特別なMVの特別な演出で最高の場所から観る。こんな奇跡にも似た偶然が起こるんだなって今も大切に心にしまってます。

代代代にしか出来ないステージ

そして次が最後のオブジェにまつわるエピソードで最後の文章です。とても個人的なことでもあるので書くべきか迷いましたが、彼女たち代代代の活動が間違いなく誰かを救い、誰かにとっての生きる希望になっているということを伝えたいので書こうと思います。
こんなnote書いてるので当たり前なんだけど、僕は代代代が大好きです。なのでぼちぼち通ってた方だと思います。行き始めてからは1ヶ月は空けたことないんじゃないかなぁ…多分。そんな感じで薄給をなんとかやりくりしつつ観に行ってた代代代ですが去年の秋頃から1ヶ月以上通うことが出来なくなった期間があります。
通えなくなった理由は母の闘病を支えていたからです。その期間より少し前からですが通院医の誤診により急激に体調が悪化した母の自宅介護や入院時の病院通いをしていたためです。
しかし母は帰らぬ人となりました。
細かい話は割愛しますが僕にとって大切で唯一無二の愛すべきかわいい人でした。
深夜に死亡診断を受け、葬儀場へ運ぶ車へ母を乗せるときには、いつの間にか空が朝焼け色をしていました。

その空を見たときに頭に流れたのは破壊されてしまったオブジェ。

母が病に倒れ亡くなるまでの期間、様々な負の感情が心に吹き荒れていました。喪失感と怒り、自分の不甲斐なさや後悔などに取り憑かれていましたが、少しだけ、その時はほんの少しですが曲の世界観に意識が向いてちょっと心が軽くなりました。
このちょっと軽くなった心が無ければ今も代代代を観に行くことは無かったと思います。
葬儀を終えても前述の負の感情が消えることはありませんでしたし、亡くなった現実を受け入れ難く、これから生きることにも希望が持てず、正直もういいかな、なんて考えてたとき朝焼け色の空を見てオブジェが頭の中で流れたことを思い出しました。それをきっかけに

「オブジェを観にライブに行こう」

と足を運ぶことにしました。今にして思えばセットリスト次第なのになぜオブジェが観れると疑わなかったのかよくわからないけど、観れるという確信を持って行ったのを覚えてます。

その日のセットリスト。オブジェがラスト珍しい

破壊されてしまったオブジェを観て、母が亡くなってから初めて泣けました。ようやく心が溶けた感覚が、身体に血が通う感覚がしました。スピリチュアルなことは全く信じないのですが、母が亡くなったあの日、夜明けの朝焼け色を見てオブジェを思い出したこと、そしてオブジェをやる日にライブハウスへ足を運ぼうと思ったのは、破壊されかけた僕の背中を叩くために母がそう仕向けてくれたのかもしれないと思ったりもします。『どんな顔で死んでんだもう良い加減生きてしまえ馬鹿』と言われたような気がします。

長々と書きましたが、そんなわけで破壊されてしまったオブジェは僕にとって生涯を支えてくれる特別な1曲で、それを歌う代代代を愛してます。

『忘れないでね、思い出さないでずっと』

いつかの朝焼け

   

ここまで読んでくれた暇人ありがとうございました!

                                                                               

                                                                                   たを


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