NHKマイルカップレビュー📖

こんにちは。NHKマイルカップ、ダノンスコーピオンすごかったですね。私の本命インダストリアは最後もう一つ伸びきれず5着でした。ポテンシャルを発揮できずに終わった印象で、そのあたりしっかり振り返りたいですね。そして驚いたのはカワキタレブリーの激走、これは予想できませんでした。この辺りも振り返りたいです。

復習のポイント

①インダストリアの凡走と来年へのヒント
②セリフォスの凡走と考えられる仮説
③ダノンスコーピオンの激走とその理由
④3着カワキタレブリーとは?
⑤その他

①インダストリアの凡走と来年へのヒント

量も上位評価で間違いなかったと思うし、いい闘争心もあってスタートから上手く反応できたと思います。ただ、それでもダメだったのはやはり速いペースを経験しなかったことですかね。無意識に乳酸溜まってたパターンかな。馬も直線でいつもの動きじゃないって少し苦しそうでした。ただそこで投げださずにらそれなりにもがくところがこの馬のいい精神力の部分かもしれませんが…。あえてシュネルマイスターと比較するならば、弥生賞の位置どりよりも中山マイル(ジュニアCとひいらぎ賞)のレース質の違いが影響したのかなと思います。なので来年以降このような馬がいたらこの部分にはしっかり留意したいですね。余談になりますが、陸上競技でも何でもそうなんですよ、やはり自分の慣れた型でやるとベストパフォーマンス出しやすいと思います。インダストリアの場合、その引き出しが、スローからのズドンの脚でした。ズドンの脚が唯一無二のいいもので武器です。ただこれを繰り出す、引き出しを今後増やして欲しいと思います。この経験を活かしてさらに飛躍して欲しいですね。

②セリフォスの凡走と考えられる仮説

休み明けからも闘争心むき出しの感じでやや空回りしていた印象でした。間隔が空いた分だけ、レースの勘が鈍ったでしょうか。私の見立てでは、SCという闘争心もあってここぞの集中力のタイプですね。量も最上位ですし、ただ最後は休み明けの分だけ割り引きました。そう、この馬のCは朝日杯の間隔を詰めたときのパフォーマンスですね。ドウデュースに屈しましたが、一段ギアを上げたいいパフォーマンスだと思いました。となると、SC系として今回の凡走の後はもう一段階レベルを上げるターンですね。安田記念、斤量も下がりますし、人気も落ち着くでしょうか。これはCの強さを見せるにも非常にたのしみだと思います。そこで走らなければ、一旦引こうかなと思います。さて、今回の凡走を早熟という言葉で片付けるには、まだいろいろ検証が済んでいないと思いませんか。

③ダノンスコーピオンの激走とその理由

この馬については、セリフォス、インダストリアと同じSCタイプで崩れにくい強いタイプと思っていましたが、前半の勝ちの疲労を引きずるのではとの懸念で評価を下げました。ただ結果は激走しましたね。これはもうSの強さによる昂りのような感じでしょうか。勢いで持ってきましたね。リズムは↓ではなく、→だったんですね。私が想定していたよりも、闘争心が強くてその分だけ連荘して、共同通信杯はその分だけ脆さが出たとなると合点がいきますね。sSCくらいにしておきましょうか。今後もとりあえずは逆らわなくてよくて、あとはこの闘争心は短縮のオプションでハマるかもしれないので警戒しておきたいですね。

④3着カワキタレブリーとは?

カワキタレブリーを見直しましたが、この馬いい集中力ありますね。CLという感じですかね。そしてこの馬の量は完全に見誤ってましたし、デイリー2歳の内の伸びない馬場での最後の上がり2位の末脚からも非凡な才能は垣間見えていたわけです。おまけにインダストリアに欠けていた、スピードの経験を積んでいるので、一応の準備はできたわけですね。もちろん、何度やってもこの馬を本命にすることはないと思いますが、しっかり精査出来なかったところは反省したいですね。そして何より、この馬、交互というより、間隔空けて凡走、間隔詰めて好走の集中力系(C系)特有の挙動なんですよね。予想のときに気づいたらもう少しワクワクしたのかなと思いつつ、今後の糧にしたいですね。素直にこの馬の好走に拍手です。ちなみに今後は、間隔をあければ凡走のターンで様子見て、人気落ちたその次をピンポイントに狙いたいですね。楽しみです。

⑤その他

その他に気になった馬についてまとめておきます。

マテンロウリオンSC
いい闘争心と集中力のエネルギーを末脚にぶつけるという、トラックバイアスを完全に読み切った鞍上のファインプレーでしたね。おそらく前にいけば、ストレス、疲労、プレッシャーが強くなり、かつ馬場も伸びない中では、それ以上の量で飲み込まないときついので、崩れた印象でしたが、摩擦のない最後方からの大外ズドンはこの馬としては最善でした。やはり最後ダノンスコーピオンを飲み込めなかったところにセリフォスやインダストリアとの量の差が有るかなと思いつつ、この馬としての闘争心や集中力には素晴らしいものがあるかなと思いました。しっかり休んで、次走また考えたい。
キングエルメスSSC(L)
素直に強いなと思いました。理由はおそらく1400、1200が主戦だと思うので、異なるカテゴリーでこれだけのパフォーマンスを見せているからです。いい闘争心と集中力のおかげですかね。短縮、つまり自分のカテゴリーにやってきたときにズドンときそうですね。
ジャングロSSCL
出遅れたおかげで思わぬ一面がでましたね。闘争心のエネルギーを自然と差しに使う瞬間でした。何ともわかりやすい例でしたね。しかもこれができたのは、この馬には闘争心を下支えする精神力があるからです。タイプのSSCLもしっくりきました。次走はこの闘争心をまた先行に活かすと良いですね。はい、逃げられなかった逃げ馬のカードの発動です。
トウシンマカオSSC(L)
この馬もキングエルメスと同じで自分のカテゴリーのもう少し短い距離で力を発揮しそうですね。
タイセイディバインSC(L)
さすがに疲労が蓄積しましたかね。いい闘争心、精神力がありますのでしっかり回復してまたの機会を楽しみにしてます。

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