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#タクシードライバーは見た「嫉妬するサラリーマン」

商談、会食、サラリーマンが仕事で使うことの多いタクシーはちょっとだけ憩いの場かもしれない。

普段は吐き出せない思いを語ることがある。

ある時、サラリーマンの4人組が乗ってきた。

仕事の話を早々に終わらして、1番上の上司がある話題に入った。

先「そういえば、田中(仮名)は部長になるのか?」

後「その感じはありそうですね~」

先輩「あいつに会うと、だいたい上からくるんだよ」

後「ああ、なるほど笑」

先「むかつくなー、部長になられるとやってられねぇよ」 

後「、、笑」

先「あいつ、仕事も出来て、付き合いも上手いだろ?ならどっちかひかえろよって話だよな」

後「そうっすね~」

先「そういえば、この間の会議、今の部長の遠藤(仮名)、大分からかわれてたよな。さすがに遠藤の結果出てないからってあれはビックリしたわ」

後「あれはなかなかでしたね」

先「遠藤がいる状態で、あれ、部長は?とか本気でバカにしてたろ。あんなのもうイジメだぜ」

後「確かに」

先「俺も結果出せなかったらああされるんだろうな~」

後「、、、笑」

ひたすら先輩が喋っていたが、後輩はずっとつまらなそうにしていた。
車内のコミュニケーションでなんとなく見えてくる。

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