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#タクシードライバーは見た「人に見えると思ったら違う、と思ったら人」

タクシーで街中を走り、夜になると、あたりの暗さや、目の疲れから
道路沿いに立っている街灯や木、何かしらの荷物が人に見える。

何度もそんな経験をしている。

自分の営業所の近くの道沿いで、何度も何度も通っていて、
そこにポールがあることが分かっていても、
「やっぱりあれ人に見えるな~」ってこともある。

一方で、人が立っているのに見えにくいときもある。

なんとなく人が立っているように見えるが、それが手を上げているのか分かりづらいこともある。

とにかく夜は惑わされる。

そんなフリのような前提のような認識が僕の中にある中で
また新たなことが起きた。

夜9時頃、片側一車線の通りを走っていた。

街灯もついているし、対向車のライトも、こちらのライトもある、
ある程度見える状況のなかで
走る先に人影が見えた。

「あれ?」とは思ったがその通りは街路樹が一定幅で植えられている。

「木か。。。」

でもまだハッキリ見えていない。

「これは木かな?人かな?」と注意深く見ながら近づくが
なんとなく動いたように見えた。

「人か。。。」と思い近付いてみると

木が立っている。

「いや、木か。。。」

と思ったが、やっぱり動いている。

「んー!?」

と思いながらその目の前まで来ると、木の真横、
こちらから見ると木に隠れる形で人が立っていた。

ややこしい。

人だと思ったら木だったー。
といういつものことだと思ったら人だった。

正確には人が隠れていた。

「人だと思ったら、違う、と思ったら人だった。」

要らない思考が増えて、この先

「人だと思ったら木だった~、と思ったら人...?じゃなくてポール...?
でもなくて人形か、、、いや人だ!
いや、違う、あれ!今人いなかった!?」

という「○○と思ったらミルフィーユ」が出来るかもしれない。
「○○と思ったら5段活用」でも良いかも。

乞うご期待。

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