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この夏最高の一品を自分が納品した器でいただきました!

輪島は山の幸、海の幸が豊富ですが、唯一なかなか食べることができない食材があります。
それが鰻です。

でも、この仕事をするようになってから、東京で鰻を食べる機会が増えました。
高級食材で大好きな鰻を食べる機会が増えたことに、まずは自分の仕事に感謝です。

今日も都内にある鰻屋の「左榮」さんに納品に行ってきました。
田谷漆器店は定期的にこのお店のうな重やお椀の修理をさせていただいていますが、その修理の際に図や色をガラッと変えたりもさせてもらっています。

左榮さんは、元々は田谷漆器店で働いていて今は亡くなってしまった営業マンが担当していたお客様なのですが、僕が途中から引き継ぐ形になりました。
その営業の方はこまめに通い、新しい図案をよく提案していたみたいです。
僕が担当してからの2年間は、その方の提案したものをそのまま引き継いでいましたが、今日初めてサプライズで自分の思いを込めた新しい図案で仕上げて持って行きました。
ドキドキでしたが、新たな提案を喜んでもらえたことに塗師屋をやっていて良かったと心から思いました!

夕方に伺ったので、そのまま夏のご褒美に大好きな鰻をいただきました。
大将の焼き上げる鰻は柔らかくて、タレは塩梅がすごくいいです。
僕は、ここの鰻が一番大好きです。
いつもいつも幸せな気持ちになり、スタミナも付きます!!!


今日はこの後仕事もないということで、女将さんの計らいでそのままビールも出てきました。
鰻とビールの組み合わせ、夏って感じがします。

大将の美味しい鰻に、心を込めて作られた輪島塗のコラボレーションもいいです。
手前味噌ですが。

輪島塗の保温性がうな重を温かく保ってくれて、器の口当たり、蒔絵や沈金を楽しむ感じ、輪島塗っていいなと思います。

自分が納品をさせてもらった器で食べる最高の鰻は、この夏一番の絶品でした。

江戸川区一之江にある左榮さん、鰻はもちろん、お店の雰囲気も、大将や女将さんの人柄も、そしてちょっとだけ(笑)器も良いので、夏バテしている方、ぜひ行ってみてください。

https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131205/13080199/

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