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漆器文化がまったくない土地で、輪島塗は売れるか売れないか?

ヨーロッパ出張から帰ってきました。
時差ボケで、寝る時間を元に戻すのに苦労しています。

今回ヨーロッパのバイヤー向けに石川県を紹介するパンフレットが作られたのですが、田谷漆器店もその中に載せてもらいました。

各国のバイヤーからコンタクトがあることを願って、たくさん配りました。
そうしたら、帰ってきてすぐに、2年前に海外向けに紹介した商品の問い合わせがあったんです。
出会いは面白いと思いました。


今回の旅では沢山の方にお会いでき、ヨーロッパの文化や伝統に触れ、作りたい商品や新しいアイディアも自分の中に芽生えました。
とは言え、全く漆器の文化のない地域で、漆器に目を向けてもらえるような商品開発は相当考えなけらばならないとも感じました。

かつて初めての海外出張の際、同行していただいた商工会議所の会頭から言われた言葉を思い出しました。

「靴を履いている人がまったくいないアフリカの村で、靴が売れると感じるか、売れないと感じるかは、営業マンの考え方とスタイルによる」

ヨーロッパの人にも受け入れもらえる商品を、今回出会ったバイヤーの方々の意見も取り入れながら、模索していきます!

あまりにヨーロッパの影響を受けたのか、帰ってきてから色んな人にヨーロッパの話をしてます。
だいぶヨーロッパかぶれな人になっちゃいました。笑

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