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歴史観2


1.エンエン歴史観による歴史解釈の創生

歴史観1|浅井哲史 (note.com)のエンエン歴史観は、欧州特にイギリスを中軸に「歴史」を組み立てる。大筋の流れは以下。

1.1 大筋

①ハプログループR1b (Y染色体)→②印欧語族→③ギリシア→④ローマ→⑤ゲルマン→⑥欧州→⑦イギリス

⑦のイギリスにおいて、ホモ・サピエンスをホモ・サイエンスに「進化」させた3つの大きな環境要因、①科学②近代国家③産業革命が勢揃いする。

1.2 Dの系譜

上記の流れを面白おかしくしたのが以前神話のヨミ|浅井哲史 (note.com)で書いた「Dの系譜」。半世紀近く前に思いついた物語をエンエン歴史観に回収しただけだが。

①印欧語族の戦士→②ギリシア・ローマの神々→③ゲルマン戦士→③ヴァイキング→④騎士/テンプル騎士団→⑤海賊/フリーメーソン→⑥資本家/銀行

「D」とは、M神(救世主/キリスト教)とその配下に下ったA神(Angel)によって隠蔽された印欧語族の「無意識の構造」。教会や国家による「正統な歴史」からは排除されたが、生活のレベルにおいて、それ故に無意識のレベルで延々と流れてきた「精神性」。ギリシア・ローマ風に享楽的でもなく、ユダヤ・キリスト教風に禁欲的でもない。石や煉瓦の心性ではなく、むしろ日本のアニミズムを想像した方が類似する森の心性。

2.「Dの系譜」について

2.1 Odin

Dの系譜は神秘的。デビル、デーモン、ドワーフ、ゴブリン、ガーゴイル、魔女、ホビット、妖精、錬金術・・・。まさに中二病w 下のオーディンなんて凄くダークでどんぴしゃなイメージw 神話についてとっかかり|浅井哲史 (note.com)で書いた諸星大二郎先生「暗黒神話」のタケミナカタと通じるものがある。

なんか埋込が上手くいかないな・・・。ブラウザがEdgeだと一時的に不調になることがあるらしい。原因不明。ダブルクリックすれば飛ぶので面倒だからこれでいい。

2.2 大航海時代

今日この記事書いたのは下の動画を観たから。

以前、西洋哲学は「数字による思考」へと反発と自説した。しかし、そもそも「数字による思考」が発生した理由は、

なぜ彼らが数字を駆使したかはまさに歴史で、自分には語れるだけの知識がない。ただ、①共同体と通貨、②船と星、が背景にあるとは思う。

哲学のテツガク|浅井哲史 (note.com)

とした、つまり「わからないが2つの可能性」を挙げた。
その1つである「②星と船」が上記動画の「経度問題」というものに、実際の史実として具現化してる気がした。考察は後日、ただ、やはりイギリスだったって感じ。とりあえず観ていて思いついたキーワードを忘れないように列挙しておく。

  • 経度問題、座標:位置と運動→星と船

  • 任意の基点の重要性、西暦やグリニッジ

  • 時計、精密な時間の重要性→計算/予測と現実の一致

  • 船に搭載できる時計、船に搭載できる秤、単位、グローバル性

  • 大航海と植民地

  • 帝国と帝国主義の相違

イギリスに①科学②近代国家③産業革命が揃ったのは、イギリスが「島国」だったことが大きな要因だったと思う。簡単に言えば、イギリスは「島」を船とした巨大な「海賊」だったのだ。それが「近代国家」の出自。海賊は外部に対して残虐野蛮だが船員同士はいたって対等、船長などは選挙で選んでいたそう。まさに民主主義wジャック・スパロウは嘘ではない。


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