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新しく右下の位置になったツイートボタン → ×

Twitter公式アプリの新規ツイートボタンが、今日(2018/11/1)から更新されています。元々このボタンのあった右上の位置から、右下のコンテンツ領域に重なる場所に移動されているようです。
2つの理由であまり良くないと考えています。簡単に解説します。

1. コンテンツ領域に重なるので埋没する恐れがある

コンテンツ領域には画像も表示されるので、ツイートボタンが上に重なるとボタンと画像の両方が見づらくなる恐れがあります。例えばツイートボタンの青に近い色合いの写真やイラストがあった場合などです。スクロールすれば読めるとはいうものの、ボタンのようなアイテムが重なっていると可読性は悪くなります。

2. 右上という特等席を明け渡す相手がどうなのか

上部のナビゲーションバー右部分には、元々あった新規ツイートボタンの代わりに、☆マークのツイート表示方法切り替えボタンが置かれています。これは最新のツイートを一番上に表示するか、トップツイートを一番上に表示するかを切り替えるための設定ボタンで、デフォルトが「トップツイートが一番上」になっているようです。
時系列順に並んで欲しいと切に願う数多くの人にとって、切り替えボタンが目立つ位置にあり、誰もが見つけやすくなっているのは悪くはないのですがが、スマートフォンの表示領域は小さいので、一覧できる場所に置くボタンは厳選しなければなりません。
ツイート表示方法は、おそらく一度設定したら頻繁に変更する類の設定ではないので、こんなに良い場所に置く必要があるのかという疑問が残りました。毎日これを押して変更する人は少ないと思います。設定メニューの中で十分ではないでしょうか。

しかし、1,2にもかかわらず、すぐに右下のボタン位置に慣れてしまうのです。右下のメリットも当然あるので、別途○の記事も書こうと思っています。最初の違和感がすぎてしまえば、好印象を持つ人が多くなるかもしれません。

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