夢の国。それは人の幸せを感じられる場所。
まだ少し肌寒さが残る3月のことだ。私はとある用事から千葉県を訪れ、帰りの夜行バスをディズニーランド外のバス停近くのベンチに座りながら待っていた。(ちなみに私は、バスの乗車のために立ち寄っただけでディズニーランドには行っていない。)
22時のバスだったが、そのとある用事で失敗をしてしまい、すっかり疲れ果て、意気消沈してしまっていたため、16時30分頃からゆっくり本を読むふりをしつつ、心の中で自分へ反省を行ないながら待つことにした。
小雨が降り出し、あたりが暗く夜に近づいてい