僕なりのチャットモンチーへの愛「2017年の今、全曲をレビューする」

チャットモンチーが「完結」を発表した。色々な気持ちが渦巻いている。単純な悲しみ、その潔さに変わらない信頼を再確認できた安堵、特に今年だが何度もライブに足を運ぶチャンスがありながら結局片手で数えるくらいしか見れなかったことへの後悔、「音楽が好き」なアカウントを厳選してフォローしているTwitterが彼女たちの話題一色になる面白さと感動、これからへの不安と期待。僕がチャットモンチーを聴き始めたのはクミコンが脱退した直後くらいで(正確にはシャングリラリリース時点で聴いた記憶がある)、ライブを見た回数も前述(ワンマンに至っては2015の武道館1度!)、クミコンが脱退してからの曲で大好きと断言できるのはごくわずか。それなのにであるチャットモンチーという存在は僕の永遠のフェイバリットなのだ。ずっとともに歩みながら彼女たちを愛し、支えて知り尽くしているような方々からしたら、一言も二言も言ってやりたくなる存在かもしれないし、ただ自分の体験としてエピソードを書き上げてもその濃度は遠く及ばないだろう。そこで思いついたのがとにかく1曲ずつ自分の所感をひたすら書き殴ることだ、大好きな曲もはたまた失望した曲もそれについて今一度向き合うことで、彼女たちの愛が溢れ出すものになるはずである、なってくれ!!これが僕のチャットモンチーへの愛の形だ。


「chatmonchy has come」

1. ハナノユメ:「薄い紙~これっぽちの刃で~」チャットモンチーの最も凄いと僕が思うのは歌詞とメロディーの結合力の強さだ。それは3人の(特にクミコン)の歌詞によるものでもあるし、ボーカリゼーションによるものでも、歌を生かすサウンドアレンジによるものでも、詞先の制作スタイルによるものでもメンバーの人としての強さにでもあるものだと思う。言葉が歌に乗って伝達してくる速度がこんなに速いバンドを僕は他に知らない。その典型の様な曲。ライブバージョンはコードストローク1本になるギターが「へえー音源通りじゃ無くて足りないのにこんなに格好いいなんてことがあるんだー」という体験をしたのも思い出深い。

2. DEMO、恋はサーカス:よく見ると凄いダサいタイトル。これも魅力である、ホントに。曲中大きく変わるテンポだったり、リズム隊が一生懸命、天才だけどぎこちないギターボーカルを支えるこのバンドの基本スタイル。

3. ツマサキ:大名曲である。しれっと平歌とサビが同じメロディー。これをこの時期にしれっと難なくできてしまうのが、やっぱ天才なんだよ。甘々な歌詞と対照的な異常なゴツさのベース、ジェット機が空を切り裂くようなギターエフェクト。完璧だよ完璧。

4. 惚たる、蛍:しれっと重厚感のある完成度高いスローバラードをここら辺で入れてくるのがやっぱり、ね。(3曲連続同じワードを使ってしまいそうだったので自重。)「DEMO恋」もだしこれもだし全体見ても何回も思うんだけど、ダサさすれすれの最高に気持ちいいところをつくバランス感覚。蛍の歌引用しないですよ普通。

5. 夕日哀愁列車:言葉で書く曲では無いと思う。こういうのが書きたくてもこの完成度に届かない人たち山ほどいるんだろうな。これがリード曲にならない強さ。

6. サラバ青春:この盤では一番クミコンらしい言い回しや固有名詞が出てくる曲。「サラバなのだね」こんな言い回ししてるのにかっこいいバンド他に知らんよ。


「耳鳴り」

1. 東京ハチミツオーケストラ:改めて聴いてなんて単純な曲なんだって可笑しくなってしまった。最初のあの「ジャガジャーン」ていうギターストロークができた時点でこのアルバムも彼女たちの音楽人生も勝ち確定。これはアッコちゃん作詞だけど、3人揃いも揃って一切着飾った歌詞書かないんだホント。

2. さよならGood bye:ちょっと不思議な曲だなと思うのはドラムのせいだ。というかドラムアレンジ凄すぎる。今聴いて感動している。こんな手数多くてあっちこっちいってるのに歌に寄り添って、まとまってるドラミング少なくとも彼女たちの主戦場である邦ロック界隈ではやはり希少だ。そうだ、クミコンのドラムの最大の特徴は歌に歌詞に寄り添えるということであった。それは歌詞への理解度、思いの強さがなせる技なのだろう。

3. ウィークエンドのまぼろし:ギターが簡単そうすぎて前曲のドラムとの高低差が最高。奇跡的なバランスだ。この頃の未完成だからこその美しさ。

4. ハナノユメ:この位置にあるの結構好き。死ぬ前に1度でいいからオリジナルメンバー3人の「ハナノユメ」が見たい。涙で見えなくなるに決まってるけど。

5. どなる、でんわ、どしゃぶり:全曲からの流れ結構好きだけど、正直この曲自体はあんまり…「お笑いのテレビの音」だったりが異常に鮮明に聞えてくるみたいな状況描写ややっぱりえっちゃんこれだけ歌えるんだからそりゃ強いわなみたいなポイントもあるにはあるけど、やっぱり曲自体はあんまり…

6. 一等星になれなかった君へ:ヘビーなのから一転。アルバム中メロディーの耳馴染みが随一なのをここに持ってくるのは良いと思う。ザ・60点の曲。でも繰り返しますけどこんなチャットモンチーの曲として並べたらどうってこと無いような曲にもどんなに頑張っても及ばない人たち山ほどいるんだと考え直すとホント。

7. おとぎの国の君:1回しか来ないサビへの展開がぬるっとしていてきれいな曲。しかしサビのギターはパワーコードでベターって埋めるワンパターンだらけなのにこれが正解だろうと思ってしまうのはなんなのマジで。

8. 恋の煙:ここでやっとシングル。完成度の高い王道を難なく作れてしまう強さ。各パートのフレーズもシングルらしく気合い入ってて好き。チャットモンチーを本格的に聴くようになったのは出たばっかのベストアルバム聴いたタイミングで、最初に「あっ!?」てなったのはもしかしたらこの曲だった気もする。

9. 恋愛スピリッツ:実は苦手な曲の1つ。特にライブでのすごさはよくよく分かってんだが。野音とか映像作品で何度も見てるけど最初のアカペラ部分からやべえよな。あと、この曲メロディーが1パターンしかないのにそんな気しない満足感あるし、なんならこれでシングル切ってるところがやっぱり一線画してるバンドだと実感する。でもやっぱ自分で好んで聴くことはあんまり無いかなー。

10. 終わりなきBGM:「恋愛スピリッツ」よりはこっちのほうがよっぽどシングルっぽい。この曲でも序盤で登場するえっちゃんのウィスパー気味の歌い方が年々好きになる。あとはあんまり語ること無いかなーだいぶ正統派な曲。

11. プラズマ:歌詞が稚拙っちゃ稚拙な曲。こういう雰囲気が混じり合ってくるのが、こんなにこのバンドに心を奪われる大きな要因であると思う。高尚に高尚を重ねたような音楽では決してたどり着けない魅力。

12. メッセージ:アコギとピアノの音がここまでアルバムを聴いてきた耳には心地良い名バラード。今久々に聴いてるけど、だいぶ引き込まれてガチ聴きしています。えっちゃんほんと歌うまいなー。歌詞も平易な言葉で構成されているラブソングだけど、クドくなりすぎないさじ加減見事。

13. ひとりだけ:1曲目の「ハチミツ」と最後のこの曲ができた時点でこのアルバムは勝ちなんですよ!「夕日色のギターを何度もかき鳴らして~」、爆音ギターかき鳴らす。この年の女の子ロックバンドがやる曲の最適解にこれ以上がありますか!?「体がふらふらするたびに~」のところの歌詞も最高。大天才橋本絵莉子案件の1つ。


「生命力」

1. 親知らず:ポジティブな意味でまとまったきれいな曲が作れるようになったなというのが実感できる1曲目。3人時代のアルバム1曲目打率の高さは驚異的だったよなと。これが無残に打ち砕かれるのはまだまだだいぶ先。歌詞に触れないわけにはいかない曲ですが、僕のポイントは語尾の「~のです」。「~のです」じゃ無きゃ絶対ダメなんですよ。クミコンの歌詞の最大のポイントは語尾だという主張をしていきたい。出てきてるのだと「サラバ青春」の「サラバなのだね」もだね。他にこんな言い回し使う人知りません。

2. Make Up! Make Up!:彼女たちなら30分あれば作れそう。それなりに沢山音楽聴いてるつもりの今この曲聴くとまあ悪いところもさしてないけどつまんないなーって印象ですが、こういう曲でアルバムを埋めてくるのは、当時売れかけてる状況では大正解だと思いますよ。

3. シャングリラ:小6でこれ聴いたとき何ですぐに聴き始めなかったんだろうチャットモンチー。女性が歌う音楽を聴くことへの気恥ずかしさ、あっただろうなーあった気がする。この時に戻って、無理矢理他の曲も聴かせたい。ライブでの最初のバスドラからのカウントは今見ても超興奮します。

4. 世界が変わる夜に:「シャングリラ」とこれを並べても明らかなアルバムのピーク!とならないのがこのアルバムの強さ。えっちゃんよりも当たり外れの落差大きい歌詞書くのはアッコちゃんなんじゃ無いかと思ったり。もちろんこれは有数の当たりです。チャットモンチーはこれみたいにメロディーと歌詞の結合力が強い曲が多いのが主要な魅力の一つ。

5. 手のなるほうへ:Make Up! Make Up!とだいたい同じ感想です。こういう位置づけの曲のメロディーが良いのがホントに強い。

6. とび魚のバタフライ:大好き、ホントに大好きです。リズム、メロディー、展開、コーラスワーク、えっちゃんの歌声など可愛さ!満点。ライブのえっちゃんとあっこちゃんが向かい合って演奏するのは長めのアウトロだったっけ。今見たらたぶん泣いてしまいそうだ。

7. 橙:シンプルだけど展開が上手な曲だよこれも。録音もちょっとローファイ目な気がして、オルタナロック感がばっちり出てる。

8. 素直:正直ロック少年だったとき、生命力聴くと飛ばすことも多々あった曲。今聴くと普通に良いなこれ。えっちゃんの歌がとても丁寧だ。「サビがどこだか分からない曲が好きだった」か…こんな凄い音楽作るバンドの歌詞ですよこれが。普通の女の子かよ。

9. 真夜中遊園地:「切迫感」。売りの1つが存分に出てる。最初から最後まで一筆書きみたいな流れで、「ジェットコースター」と歌う。こんな曲とかできた時さぞかし気持ちいいだろうな。この曲のえっちゃんは歌もギターも結構大変そうだけど頑張ってていい。

10. 女子たちに明日はない:「ダサさのすれすれを狙う」前にも出てきたこれ。タイトルもユニゾンも結構危ないけど、一線越えずに踏みとどまるからホント最高。ただ、メジャーデビューして売れかけて、これシングルで出てきたら僕だったら結構不安。当時のリアルタイムの人たちどうだったんだろう。

11. バスロマンス:「ダサさのすれすれを狙う」極み!!いや、これは踏みとどまれてないかもしれん、アウトかもしれん。でもこんな可愛くて、気持ちいいメロディーで、ハッピーならたまには良いじゃ無いか大好きだ。結婚式でこれ流すの想像したこと無い人ファンじゃ無いでしょ!流してーよバスロマンス。この曲もえっちゃん、あっこちゃん向き合って演奏するよね。今見たら泣いちゃう。

12. モバイルワールド:「プラズマ」に続きこれも割と歌詞が稚拙シリーズ。逆に良い息抜きになってんな。思うに電子系、デジタル系が題材の歌詞はまあ稚拙。この後出てくる「RPG」とか。ただこの頃の曲でメロディー良くないのは一曲もないんだ。凄いよホント。

13. ミカヅキ:正直同じような位置づけの「ひとりだけ」、「やさしさ」と比べるとかなり影が薄い。悪くはないんだけどもちろん。生命力はこの最後の曲の一押しが足りない印象。重めの質感の割には4分ぴったくらいであっさり終わるのね。


「告白」

1. 8 cmのピンヒール:最初から最後まで完璧な曲と思う。「親知らず」の時書いたようにまとまってきれいな曲が作れるようになったというののレベルがさらに上がった感じ。共感とかそういうレベルでなく何かハッとくる歌詞。こういうピンとした雰囲気の歌詞も書ける幅広い作家だよクミコンは。好きな曲ベスト10からは漏れるけど次点の曲。

2. ヒラヒラヒラク秘密ノ扉:初期から一気に続けてこの曲聴くと、あらゆる技術が向上し、鍛えら上げれた様がよく分かる。ギターもベースもドラムも歌も。あと続けて聴いて分かることその②はここまでのアルバムに比べて告白は全体的に音がマイルドで耳に優しい。そんな彼女たちだけでなく、ミックス、マスタリング環境的にも最高到達地点がこのアルバムなんよね。この曲えっちゃん以外に完璧に歌える人どのくらいいるのだろうか。

3. 海から出た魚:実はこのアルバムで一番好きじゃない曲。なぜかこの曲はサビの高音部のえっちゃんの声のキンキン具合が目立って聞えてなんだか。こんくらいの音域まで出してる曲他にもあると思うんだけど妙に悪目立ちして聞えてしまうキンキン具合。

4. 染まるよ:好きな曲ベスト10次点②。この曲は色んな編成でセットリストに入ってきてることがこの曲が名曲であることの証明であると思う。名曲はアレンジに左右されない。詞曲の時点での完成度が飛び抜けた曲。今後二人がどんな音楽をやっていくにしても歌い継いでいって欲しい曲の1つ。いや伝えていかなければいけない名曲。

5. CAT WALK:並のバンドならアルバムのラストトラックでもおかしくないスケール感の曲をここら辺でしれっとぶっ込んでくるのはチャットモンチーのアルバムの結構定石パターンである。生命力だと世界が終わる夜に、耳鳴りだと恋愛スピリッツか。段々音楽的にここが面白いと僕が安易言えなくなってきたのは、彼女たちの音楽レベルが凄まじく上がっているからで決して曲がつまらなかったりするからではない。これも名曲である。「誰かに残った思い出は きっと生き続けるよ」その通りだねと今。

6. 余談:まとまった歌詞としてはこの曲が一番好きだ。何気ない生活を切り取って、まだ見ぬ明日に思いを馳せ眠りにつく。こういうクサいことあんまり言いたくないけど、ホントに救われた歌だな-。最後の「楽しみで待ちきれないほどの今日の続きが良いな」で泣きそうになるのはこういうやばいときです。ぐるぐるうねるようにループするギターフレーズも最高。くるり「ロックンロール」、ネバヤン「SURELY」系。

7. ハイビスカスは冬に咲く:これも大名曲。和っぽくもあり、南国っぽくもあるガタガタのリズム、メロディーと転調が気持ちいいんだこれが。クミコンのリラックスの極みでもあり人生の本質を不意打ちでスパッと突いてくる+感覚的な歌詞も満点。歌詞引用したいけどどこ引用すれば良いか分からないほど良いところだらけで困ってます。結局決まらないし、歌詞改めてみたら泣きそう!ここまで!

8. あいまいな感情:これ前は良さ理解できなかったなーというのがなんか感慨深い。リズムもトロいし、彼女たちにしてはメロディーラインもはっきりしないし、展開も単調だし。今良さが分かるようになってとても嬉しい。ラスサビ直前のドラム凄くて今興奮しています!cero「Summer Soul」の2番の「彷徨ってるつもりでー」のとこだったり今ジャズ、ネオソウルみたいなフレーズたたいてる!ベースのリフはFishmans「WALKING IN THE RHYTHM」か。いやーホント良い曲だなー。特にドラムとボーカルの音響処理最高だし。好きな曲の変遷は面白いですよホント。

9. 長い目で見て:これ大好きなんですよ!ベスト10とかにいれるかと言われるとそうじゃないけど楽しく聴ける曲として。3人がボーカル取ると言うお遊び要素高いのにこんなに正解の曲をサラッと(実際はどうか分からないけど)作ってこれるのが、この時期の恐ろしささえ感じる凄さ。

10. LOVE is SOUP:これも良さ分からなかったなー昔。というかこんな甘ったるいの聴けるか!と思っていたロック少年だったあの頃。これも例によってドラムがいい!甘ったるい歌詞とボーカリゼーションにあわせる、生々しい硬い音のリズム隊というミスマッチが気持ちいいね。ここらの位置がこのアルバムの大好きゾーンになるとは当時からしたら驚き。

11. 風吹けば恋:チャットモンチーのマス(大衆)への挑戦の最高到達点。ホント良くできた曲だよこれは。大好きかと言われるとまあ…とはなるんだが。確か初披露が武道館なはずで、到達点でこんな完成度の高い次を見せつけられて現場の人たちさぞかし幸せだったろうなー。

12. Last Love Letter:超名曲ですね。「染まるよ」と並んでこの時期の音楽音楽的充実度の象徴の様な曲。イントロのベース→ドラム→ギターの順に重なるアンサンブルは今聴いても訳わかんない格好良さね。告白は僕はドラムのアルバムで、それがこれ以前のアルバムと大きく違う、クオリティーが一段上がった最大要因だと思っている(この時期はクミコンが何かフレーズを叩いてそこからのインスピレーションで作曲していたよう)。この曲はその面でもこのアルバムを象徴する曲だろう。手数が無駄なんじゃないかと思うほど多いが、それが気持ちよく聞えるようにまとめ上げられている。というかドラムから出てきた曲ならドラムが気持ちよく聞えないはずがないのではないだろうか。あと今この曲のMVを見るのは危険なのは分かってる。自分の人生MVベストこれかもなー。

13. やさしさ:大天才橋本絵莉子大爆発案件。えっちゃんの全てを肯定するから肯定してもらいたい。曲が強すぎて好きだけど聴くとちょっと疲れる。やさしさってなんだろうね。


「表情<Coupling Collection>」

1. 手の中の残りの日:アルバムのリリース順に行くので次は表情。完成度お化けの告白から戻ってくると「足を引っ張らずに手を引っ張って」のラインとかちょっと歌詞の稚拙さが目立って出てくるかな。しかし、曲自体はとてもオーソドックスで綺麗にできてて、これをシングルで検討してたというのも割と納得。でもこれは普通なのでこれじゃなくて結果良かったねと思います。カップリングなのは惜しい気がするけどこの先そんなんばっかだし。

2. 湯気:これ個人的によく分かんない不思議な曲ですげーなーって思うんです。この曲にこの歌詞つけてこんなにも良い曲だねってなるのは後にも先に彼女たちだけでしょう。一種の革命だよ。だから高橋久美子さんは今ももっと歌詞書いて欲しい人なんだけどなー。

3. 小さなキラキラ:これも良い曲ねー。湯気とはまた別で、クミコンの正統派な良い歌詞。何はともあれ初っぱなの「ペットボトルの中で揺れる水 広がっていく場所見つからなかった」のラインでしょう。ただの大天才だよ。なんなんだよ。1,2枚目のアルバムのどっちかに入ってたら結構活躍しそうなんだけどなー。

4. RPG:気軽に聴ける曲としてまあまあ好き。例の電子系、デジタル系が題材な歌詞だけど。ベース活躍してるね。

5. リアル:前はそうでもなかったけど今聞き返して良い曲シリーズ。これめっちゃ良い曲!!「あいまいな感情」とかでもそうなんだけど、こういうえっちゃんの声をちょっと埋もれさせる系の曲の時の音響処理がたまにしかやらない割にめっちゃ上手い。ドラムの塩梅が特に最高である。シューゲーザーだなー。最高すぎる。ベスト10曲入れても良いかも。

6. 片道切符:なんでこんな完璧なメロディーをカップリングで使ってしまうんだろう!と凡人は思う。バンドアンサンブルも素晴らしくて安定して聴けるレベルの高い曲。変な音量やフレーズの楽器がある曲が(特に初期は)多々なチャットモンチー楽曲の中では逆に異彩を放つ安定感。「雪の溶ける音がこんなにも冷たいなんて」ですよ。はいー大天才である。

7. 迷迷ひつじ:この言葉の詰め込み加減だと、ちょっと青い稚拙な歌詞が良く聞こえる。チャットモンチーはメロディーの譜割りが上手すぎることが大きな特徴だった(あくまで過去形)のに触れることを忘れていた。変な日本語もとても収まりが良かったんだよこの頃のチャットモンチーの歌は(過去形)。

8. 風:やっぱりカップリングコレクション凄いね。良い曲が続く。これは随一の隠れ名曲だと思う。この曲はこの時期のチャットモンチーのエネルギー感みたいなのが希薄で異様にサラッとしてる違和感が逆に気持ちいい。歌詞もタイトル通り風のようにつかみ所がないし。ひたすらえっちゃんの伸びやかな声を楽しむ名曲。ちなみにこれ「とび魚のバタフライ/世界が終わる夜に」のカップリング。常軌を逸した収録曲のレベルの高さ。それぞれ別でシングル切っちゃえよ。

9. コスモタウン:カップリングの代表曲かな。オーソドックスでメロディーの良い曲で好きだけど正直あんまり語りどころないなー。あ、コーラスが好きです。

10. バスロマンス:「生命力」で書いたのでスルー

11. three sheep:これ確か結構昔からあった曲だったと読んだ気がする。今表情のブックレット見たらやっぱそうだった。こういうテンポでグッと引きつけられる曲を作れるっていうのはそりゃ売れるねって話。

12. Y氏の夕方:ここら辺からあんまり回数聴いてない曲がちらほら出てくる。これもあんまり。Aメロの音数少ないままずっと行ったりしたら面白いんだけど、そうでもないし中途半端な感じは否めない。音数少なくなるとドラムの音響処理が際立つのは今回も健在。

13. 愛捨てた:好きなラブソング不動の1位。チャットモンチー楽曲の歌詞でも「余談」「ハイビスカス~」とトップを張るレベル。「涙が枯れた朝でさえやっぱりお腹はすくのだから」ですよ。どんなに悲しいこと辛いことがあっても人は生きていくと決めた限り、食事してまたこの先を生活していかなければならない。クミコンの歌詞は平易な言葉で人生の本質をスパッと突いてしまう。座右の銘だよ。今回もこれ。なんだかいけそうな気がしてきた。

14. 決まらないTURN:これも今聞き返してもあんまりだなー。同じくドラムの音響処理くらいしか。と思ってたら割とカオスな終わり方するのね。

15. 意気地アリ:こういう短い言ってみればチョイ曲で、耳馴染みの良い曲を作ってこれるあたりが、(何度も言ってるので以下略…) カップリングらしいカップリングで好印象。

16. ドッペルゲンガー:Y氏、決まらない~系列なところもあるけど、これは普通に良いな。カップリング聴いてて割とUSインディーみたいな音作りの曲多かったんだなーというのは発見だった。この曲は洋楽好きな人好きかも。しつこいけどこれもドラムがポイントだ。

17. 春夏秋:USインディー風味が続く。カップリングは派手じゃないけどこういう海外物を意識した曲を採用していこう見たいな流れがあったのかもしれない。こういうテイストでまとめたプレイリスト作ったら気持ちいいかも。この曲は最後はいつもの鉄板コードストロークのエモいチャットモンチーに戻るけど。

18. Good luck my sister!!:これも言ってみればカップリングらしいチョイ曲。カップリング集後半はチョイ曲かUSインディー風味の2択なんだね。今日の発見。こういうのにも手を抜かないメロディーの良さね。マジで凄いよ。

19. 推進力:チョイ曲と言うか…そういうのではなくもっと根本から力の抜けた「Awa Come」とかに繋がる曲ね。適当で気持ちいいー歌詞超だせー。USツアーで演奏してた印象の強い曲だけど、まあやっぱりそういう要素はある音作りだね。


「Awa Come」

1. ここだけの話:これは非の打ち所がないでしょう。魅力でまくりの素晴らしい曲。力は抜けているけど大事なところは外さないバランス感覚。ここら辺までくると洗練されたなー。えっちゃんの可愛い歌がおおまかな良さだけど「忘れたくない~」で急にぶっ込んでくる強い歌詞も良き。あとはやっぱりリズム。それと、MVが4種類あるので、MV集見てるとこれの印象だけ異常に強くなるという。

2. キャラメルプリン:この曲は正直あんまり語りどころもない。彼女たちならいくらでも作れそうなタイプの曲でこれに入れんでも良かったのでは。「涙でにじむ夕焼け色」のフックもあんまりセンス良くない。

3. 青春の一番札所:「Awa Come」はこういう曲をやるための価値ある盤だなというのが分かる。良い曲だ。「乾杯」の後に歌と同じメロディーで入るベースがベタで好き。こういう歌詞の曲を良い曲にできる技術とキャラクターがチャットモンチーを最高のバンドたらしめている。明るい曲ほど泣きそうになる。

4. 雲走る:地味だけど結構良い曲。ドラムも特に平歌部分はかなり素直で地味にいいメロディーを生かす構成。ベース音量もうチョイ小さくても良いなと今聴きながら思っている。

5. あいかわらず:曲は超良いけど歌詞が題材的にも逐一説明しすぎなところもどうなんだろうという。もっときっぱり言うと歌詞が残念でもったいない。これまさかのクミコンなんだよなー。ストリングス入れるのはまあこういう曲だったらアリかなーと好印象。

6. セカンドプレゼント:「生命力」の「Make Up! Make Up!」や「表情」の何曲かと同じくチョイ曲的括り。例に漏れずメロディーがいい。俺ここまで何回メロディーが良いって使っただろう。チャットモンチーの最も好きなところで最大限期待してるところだからまあしょうがない。

7. My Suger View :僕の中で最も影の薄いチャットモンチー楽曲の一つ。コーラスちょっとダサすぎてビックリしている。ちょっと申し訳ないけど他には何もなくてなるべくしてこういう位置づけかなと。

8. また、近いうちに:こういうタイプのミニアルバムの終わらせ方としてベターな弾き語り。こういう曲でもホントにいちいちメロディーが良い。


「YOU MORE」

1. バースデーケーキの上を歩いて帰った:リード曲となるとちょっと物足りないところもあるけど、良い曲。クミコンの歌詞がやっぱ素敵だなー。「YOU MORE」の曲はこれのように7,80点くらいの曲が固まっているのが特徴かもしれない。大名曲はないけど、佳曲揃い。

2. レディナビゲーション:これ大好きな曲。このアルバムのベストトラックの1つ。力が抜けてるけど、大事なところは外さない感じ。二人体制はそのむしろ逆だと感じたのが辛い…アルバム全体の各パートのボリュームやサウンドプロダクションの特徴が顕著に出てるのもこの曲のポイントか。ベースいくら何でも音でかすぎだろ!「告白」の整い方見てるとあえて違和感を作り出しにきている感じ。でもこのバランス嫌いじゃない。メロディアスな良いベース弾きますわ。

3. 謹賀新年:良い曲続きますね。この後の「桜前線」とともに飾らないクミコンの歌詞の真骨頂のような曲。歌詞の題材的にこれもチョイ曲だけど、こういうのが良い歌でグッときてしまうところがね。そして語尾!「~のです」ね!

4. 草原に立つ二本の木のように:クミコン脱退とからめて語られることの多い曲。曲自体の語りどこはあまりないかな。サビのファルセットが連続でくるとことか好き。

5. 涙の行方:これはダブね!リズムが完全にダブ!今だったらきのこ帝国カバーとか素敵だと思うな-。メロディーと歌い方をもう少しそっち用に寄せてればなお良かったような気がする。各パートの音量とかなんか色々惜しい曲。クミコンは凄いドラマーなのでこの先ロックじゃない音楽叩くようなことがあったら素敵だと思う。

6. Boyfriend:さすがにさすがに激甘すぎる曲。リズム隊もおとなしくて対照的な要素でミスマッチを作ることもないただただ激甘。えっちゃんかわいい。まあ思えば、初期のチャットモンチーはとにかく「女だからってなめられない」ように音楽をやっていたわけで、こういうの自然とできるようになったことが、確固たる地位を築いた証でもあるんだろうなあ。

7. 桜前線:このアルバムベストトラックの1つ。ツアータイトルもこれに絡められてたり裏リード曲みたいな扱い。力の抜け具合が気持ちいい。回数聴けと言われたら、「告白」、「生命力」とかよりこっちの方が苦じゃなく聴けると思う。クミコンの独特の言語感覚はホント素晴らしいですわ。引用したいけど良すぎてどこ引いたら良いか分からない歌詞②。このアルバムに共通するシンプルだけど気持ちいいメロディーラインも最高。

8. Last Kiss:このアルバムではかなり影が薄い曲。「染まるよ」→「Last Love Letter」で大ピークを迎えてからのアッコちゃんの歌詞はかなり不調気味。そしてそれは今でも続いているかもしれない。改めて聴くと割と丁寧に作られてる曲。

9. 少年のジャンプ:ザ・70点の曲。このアルバムっぽい曲だなー。ふと思ったけどこのアルバムが今年出てきたら、年間ベスト10枚に選んでしまいそう。それだけ期待値が高く辛めの評価をしてしまうチャットモンチー。おーラストのドラミングこんな格好いいんだこの曲。

10. 拳銃:この曲、「真夜中遊園地」、「Last Love Letter」の3曲まとまったライブ映像がYou Tube上がってて、それのカメラワークがぶれぶれなんだけど躍動感がすごくかっこよくて、沢山見てたのが印象に残っている。「鳴るほど」の映像かと思ったら違ったんだよな。それにしても歪なサウンドプロダクションだ。

11. 余韻:クミコン脱退と絡めて語られる曲②。音楽としてはこの曲で終わるのもなんかこのアルバムのつかみどころの無さ、分からなさを象徴している。佳曲揃いだけど、歪なアルバムだやっぱり。


「ハテナ/夢みたいだ - Single」

2. 夢みたいだ:Mates of StateというUSインディーポップデュオの「Proofs」という曲の日本語詞カバー。これ結構好きなんだよなー。やっぱチャットモンチーのUSインディーからの影響って言うのは無視できないなっていうのが、前述の「表情」とこれとか聴き直して新たに得た知見。


「変身」

1. 変身:ここからようやくリアルタイムで聴いたアルバム。ようやく。あんまり好きじゃない曲だったんだけど、何故か今聴いて結構好印象。ただ、歌詞がデビュー当時の稚拙感に逆戻りしたようなラインがあったり、やっぱりあれかな。まあ「どうせ嫌いになんてなれないだろ」その通り。

2. ハテナ:二人体制の不安定感を勢いでごまかすという言い方が適切か分かんないけどそんな感じ。メロディーも歌詞も綺麗にまとまってて普通に良い曲だよなー。この後も書く予定だけど、やっぱりこのアルバム足りないのは、低音のサウンドプロダクションについてです。どう考えても。

3. テルマエ・ロマン:早速その低音について。ドラムの音響がいくら何でもこれはヒドい。バスドラもスネアもペタペタ薄っぺらい音。これまでのストロングポイントが一気にウィークポイントになった。こういう歌詞題材の曲でシングル切るのもなんか違うし、あんまり聴きたくない曲の一つ。

4. 少女E:この曲もちょっとしんどいなー。最初このアルバム聴いたときは、新曲のメロディーあんまり入ってこなくて、聴き込み足りないからかなと思ってたけど、この時期からの曲は一気に全体的にメロディーが振るわなくなったのは確かだと思う。歌詞もメロディーとの結合力が弱くて入ってこない。

5. コンビニエンスハネムーン:この時期もシングルはそれなりの佳曲が多いんだよな。良い曲。もっとサウンドプロダクションと演奏技術を突き詰めればなお。歌詞もやっぱり良いなー。平易な言葉で平易な題材だけど、言葉が活きている。弾き語りも似合いそうな曲なのでこれから機会があれば何卒。

6. Yes or No or Love:これ面白い良い曲。二人編成の割と正解がこれなのでは。ここまでゆっくりでシンプルなビートだとドラムが気になることもなく、ウワモノのシンセが素敵。USインディーポップ。

7. 初日の出:前曲から二人体制の正解が続く。これも潔く面白い。ちょっとサイケっぽい雰囲気もでてきたり、他に似てるのがない唯一無二の曲。ジムオルークプロデュースなんだっけ?何だかんだこういうのできてしまうあたり果てしない才能あるよなー。

8. 歩くオブジェ:これはほんとに特にない。この位メロディーが良いのはチャットモンチーなら当たり前と思っていたいし。基礎のバンドサウンドのクオリティーが低いとストリングスとか入れたときにやっぱきついなー。

9. きらきらひかれ:だからー!ドラムがー!もったいない!ゴッチプロデュースらしい疾走感あって詞曲自体はとても良いんだけど。抑揚のなさ過ぎるドラムが全てを無にしています…いっそエレキギター一本で弾き語ってくれ。

10. ふたり、人生、自由ヶ丘:単純に結構良い歌。そうそうこれだよ、こういう何でもなさそうな曲のメロディーがガチ良いのがチャットモンチーの良さだよねというのが再確認できる曲。曲全体がクミコン作詞曲っぽい。

11. ウタタネ:このバラードもなんか違う…メロディーと歌詞の結合力が弱い。

12. 満月に吠えろ:これとかドラムそんなに悪くないのなんでだろう。前曲とは対照的にメロディーと歌詞の結合力が強く、言葉が伝わる速度が速い。これぞチャットモンチー。アウトロにつながるギターソロも結構好き。ライブの振り付けかわいいよね。最後にこの曲あるのがこのアルバムの救い。


「共鳴」

1. きみがその気なら:数あるチャットモンチー楽曲の中でもワーストの1曲。全体的に野暮ったくて、歌詞もダサい。先行シングルで結構期待して楽しみにアルバム聴いて一曲目これ来たときのショックは相当だった。なんか、この後より距離をとって彼女たちを見ていくことになるんだけど、そのきっかけみたいな曲。

2. こころとあたま:このシングル来たときはチャットモンチー復活だと思った。音数の多さが新鮮で、解放されたような曲。ツネさんのドラムも安定してるけどやっぱクミコンなんだよなーとかは考えちゃいけないというのはよくよく分かってる。

3. ぜんぶカン:超好き!これは最高!ダサさの瀬戸際を攻める真骨頂。シンセのシーケンスとゆるゆるのラップとビートが超今っぽい。これはリリース前のCDJで一曲目にいきなりやったのを見たのがとても印象に残っている。なんだあれ!?って。

4. 隣の女:これそこそこ人気あるのが謎。ちょっと上手いこと言う感じの歌詞もあと一歩練り上げが足りない感じ。あと、歌の譜割もらしくない気持ちよくないところがこの辺りの時期の曲から散見されてくる。

5. 毒の花:乙女団を象徴する1曲。バンドメンバーでこんな質感変わるんだって言うのが分かる好例。この辺り聴いてると「告白」後から続いたアッコちゃんの歌詞制作の不調が少し解消傾向であるように感じる。

6. 私が証:これは良い曲。シンセとコーラスでともにシェフのシモリョー君が大活躍な曲。コーラスやビートの感じ、ウワモノのバランスだったりアレンジが良く整っている。ギターの音とかだいぶ抑えめで絶妙。

7. 楽園天国:「きみがその気なら」についでワースト2かもしれない。これはダサくて聴くと毎回ちょっとショック。「へい!へい!」ってなんだよ。蛍の歌をあんなにセンス良く引用できた人たちとは思えない。

8. 最後の果実:これも流れる様な名バラード。良い曲と厳しい曲の高低差がしんどいアルバムだ。「共鳴」は。乙女団のしなやかなバランスはホントに好きなんだよなー。愛子様のドラムも世武さんのキーボードも曲に良く合っている。

9. 例えば、:西加奈子さんの文章大好きなので夢のコラボだったが、歌詞と小説だったりエッセーはやっぱり別物だなーというのを実感した曲。ちょっとくらい表現が稚拙でもメロディーと言葉が強力に結びつくあの感じには、いくら美しい詩があったって簡単に届かないんだよな。アレンジが丁寧で決して悪い曲ではない。

10. いたちごっこ:大好き大好き!クミコン抜けてからのベストオブベストの1曲だし、オールタイムでも上位の1曲。あー、今聴いてるけど泣きそうだ。「こころとあたま」とこれのシングル出たときには、また心から好きと思える楽曲が出てきてホントに嬉しかった。最初から最後まで完璧。ピアノが際だって最高なんだけどアレンジ誰がやったんだろう。シモリョー君か?歌詞も非の打ち所がないし、この曲もやっぱり歌詞とメロディーの結合力が馬鹿高いし、歌の譜割が優雅でホントに見事。最後の「へい!」だったり可愛くユーモアのあるエッセンスもあって、理想的、完璧。

11. ときめき:流麗なんだけど、歌詞にはちょっとしたエグみもある乙女団らしい曲。オーソドックスで少し面白みに欠けるところはあるかな。

12. ドライブ:これ不思議と好きなんだよなー。シンプルだけど良い曲。ここまでこのアルバムで散々いろいろやってきたが故に響くシンプルさ。2015の武道館を一番思い出す曲かもしれない。


「majority blues/消えない星 - Single」

1. majority blues:これが好評な意味が分からない。平歌の歌の譜割がガタガタでヒドすぎる。以前はこんなに無理矢理言葉を押し込むようなことはしなかったはずだ。言葉とメロディーがトップクラスに一体化してない。これはホントに最初に聴いてがっかりした。「マママママジョリティー」もなんかありがちでダサい。録音が向上したのだけは高ポイント。チャットモンチー至上一番音が綺麗。

2. 消えない星:正直この曲ほとんど聴いてない。良くもないけど悪くもない。近年の楽曲は歌詞がパッと頭に飛び込んでくることがホントになくなった。

3. とまらん:チョイ曲中のチョイ曲。全盛期ならもっと憎たらしいほどオーバースペックな良いメロディーで作れたはず。


「Magical Fiction - Single」

1. Magical Fiction:新境地。これ自体がどうしようもないほど大好きという感じではないけど、確実に近年最大級に「上向き」であることは感じ取れる。ギターのカッティングなどに顕著な少し横乗りリズムが気持ちいいし、録音が良くなったことの恩恵をやっとこの曲で得られた。「バイ、バーイ」じゃないでしょ。マジで。

2. ほとんどチョコレート:サウンドスケープが独特な曲。リズムビートが希薄だしこれが日本のFrank Oceanだ!(適当) 最後の最後の曲に対してこんなんで良いのか?でも「ポリフェノール ヘモグロビン」とか歌ってるそっちこそ適当だし…


疲れた!!11/24(昨日)21:00~翌3:00、11/25(今日)12:00~15:00の計9時間無我夢中で書き切りました。メジャーデビュー以降の音源化されたオリジナル楽曲全て。これだけでも彼女たちに対する愛が伝わらないかな。後半盛大にディスりまくったけど、愛情の裏返しなんだよ!(拗らせたファン) ちょっと自分で分析してみると、何度もクドクド同じことを言っているそここそ、このバンドに強く自分が思っていた大事な部分だったのだと思う。それが顕在化されただけでも、有意義だったと思うし、なにより心のつかえのようなものがすきっり取れたと思う。もちろん今でもどうしようもなく悲しいが、何かいやなむず痒い感じはなくなった。あとは純粋にこれだけ短時間で集中して、チャットモンチーの楽曲を聴くのが本当に楽しかった。だってどうしようもなく良い曲で好きな曲ばっかりなんだもん基本的には。その上で好みや音楽を聴くポイントの変遷や新たな知見を見つけられたりした。彼女たちの作り上げた音楽たちはやっぱり本当に偉大だ。

解散が決まった直後、偶然にも彼女たちに向き合える時間がこんなにあったこともかなり奇跡的に運命のように感じる(昨日まで今年の忙しさの山が1ピーク来ていた!)。改めてチャットモンチーは僕の永遠のフェイバリットだ。「ありがとう、大好きだよ」直接は届かなくても彼女たちには何度でも伝えたい。














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ひいもと

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