書き初め(昨年の振り返りと今年一年の過ごし方)

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は、大変な年でした。自分の中で曖昧にしつつ、何とかこれまでうまくいっていた(ように見えた)ものが破裂した年でした。

そういう違和感は、破裂すると思ったほうが良い。この教訓から学ぶことは大きく、仕事にせよプライベートにせよ、すべてのものを無理なくsustainableに統合していくプロセスが必要と思いました。仕事とプライベートは、仕事に対する気持ちの持ちよう/全体のバランス感によっては、決して相反するものではない。
また、そういう「破裂する違和感」は、個人レベルではなく、一つの組織レベルでも国レベルでも地球レベルでもありますね。曖昧なまま放置され、あとでツケが来るものは多い。幸いにも破裂しないまま終わるものもあるんでしょうが。

子どもの塾の入室テストなるものに連れて行きました。これから子供たちも、ずっと競争が続く。人間が多くの血を流しながら勝ち取った基本的人権がある、そして、日本では、生存権含め、最後国がなんとかしてくれるだろう、という幻想もあるとはいえ、有限の資源制約を前提として生きる生物である以上、結局、競争は続く。日本で言えば、他国とも比較して巨大な対策費は、人口が減少する将来世代に担わせてしまう。民主主義国家のリーダーである国で議会が暴徒に占拠される、分断が顕著になってきている。実体経済はひどく傷ついているはずなのに、株式市場は堅調である。ビットコインが異常に値上がりする。政府は何をやっても批判される。

教育は、結局、自分で考える力/物事を楽しむ力/逆境に対応する力を育むことにある。そのためには、勘違いをさせることが大事なのかもしれない。私自身の経験では、何かを教えてはもらえなかったが、できなかったときの「なにくそ」という気持ちと、自分は何かできそうという根拠のない自身があった。いわゆる有名大学を出ても、何が保障されるわけでもない。

一隅を照らす。日々、昨日の自分と比較して少しでも成長しつつ、家庭・仕事を通じて、世の中が少しでも良くなるよう、日々の仕事を楽しみながら、一日一日、健やかに行動を積み重ねましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?