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動的平衡、不易流行

動的平衡(どうてきへいこう)

物理学・化学などにおいて、互いに逆向きの過程が同じ速度で進行することにより、系全体としては時間変化せず平衡に達している状態を言う。(Wikipediaより)

例えば、人の身体の細胞は毎日生まれ変わるのに見た目は変わらない状態とかのこと。生物学者の福岡伸一先生の著作が代表的。

不易流行(ふえきりゅうこう)

「あらゆるものが流転し、変化していくことこそが物事の本質である」と、松尾芭蕉が蕉風俳諧の中で説いた考えの一つ。

今日読んだ本で偶然出会った2つの言葉。地球上に広がる「世界」の理(ことわり)を、物理化学と、文学の双方から眺めるとこうなる。類義語と言うのもちょっと違う2つの視点。動きと見るときはいくらか能動で、流れと見ると受動に感じるからまた不思議だ。

この差のあいだをゆらゆら漂える幅は持ってたい。

本を買って、いろんな方に貸出もできればと思っています。