第一線で活躍するための体力と守備範囲

今日は嬉しいことがあった。

音小屋時代に大変お世話になった恩師・鹿野(淳)さんがnostos booksにたまたま寄ってくれて、偶然再会することができたんです。

しばらく鹿野さんが手がけるフェス「VIVA LA ROCK」や音小屋の集まりにも行けてなかったけれど、覚えてくれていて嬉しかった。今や音小屋は、記憶にある範囲だと卒業生が200人以上いて、この2017年8月にも新たに開講しているらしいので、それ以上か……。その中でも、個人的には最も濃厚な講座に参加したなと思ってるんだけど。あのとき、歯を食いしばりながらど素人が一から有料雑誌を作ったことは今も糧になっている。そのときに知った編集の面白さや未熟さゆえの不完全燃焼が、今の自分の原動力。

で、よくよく考えたら、週末はライジングに居たよな?インスタで見たぞ……翌日からバリバリ動いてるからほんとにすごい体力。。50歳超えてるのに。そういえば、受講しに行ってた当時からライブやオールナイトイベントの前後日にもマラソンとかやってた。

最近、自分もランニングをするようになって、すごく体力が付いたと実感している。エネルギーを貯めてた電池が、バケツサイズからほんとに池になった感じ(厳密には、電気回路的にいうと電池の容量は面積で表すんだったような……とか思い出す)。なっかなか疲れないし、寝付けないほど元気。考えれば考えるほど、目が冴える。自分の場合、食事の回数も減らしてるもんだから、今まで消化にかけてたエネルギーも余ってるわけで。鹿野さんの元気の秘訣を身を以て体感した。これでフィジカル面の準備は整いつつあるというわけだ。

鹿野さんは、ジャン・コクトーを手に取ってくれた。音楽ではなく文学も守備範囲なんて、意外だったけれど、妙に納得したというか、さすがだと思った。編集者たるもの、広く知見を得とかないと仕事にならないんだよな、と。

颯爽と店を後にする師匠を見送り、自分の原点と可能性を見つめ直したひとときだった。鹿野さん、ありがとうございました。

また今日これから、頑張ることが楽しみだ。


本を買って、いろんな方に貸出もできればと思っています。