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「ブログを書く」から「日記をつける」へ

毎日毎日、思うこと、気付くことがたくさんある。だからブログを書きたい。でも、なかなかうまくまとめられなくて、下書きばかりが溜まっていく。

一方で、ブログや記事は結構読む。そのなかで、毎回欠かさずに読んでいるのが松倉さんのブログだ。

日記なのに妙に情景描写が入っていて、しかも上手い。彼がそのときに見た景色が、くっきりと頭の中に浮かぶ。言葉がイメージから私に染み込んでくる。話題も仕事と暮らしがひとつづきになっていて、とても好きなんです。

時間があれば全部読んで欲しいけど、とりあえずこの1本をピックアップ。

松倉さんは「日記を書くこと」と「10分本を読むこと」を日課にしている。結構読み応えのあるボリュームの日記を毎日読ませてもらっているが、どこにそんな時間があるんだろう……それだけするすると言葉を紡ぐ訓練を積んできたんだろう、「習慣」として。

これを読んで思った。「あ、“日記”ならつけられるかも」って。

自分のなかで、「ブログ」は“公開する”イメージが強くて、ちゃんと文章がまとまっていないと出せない、と思ってしまっていた。炎上した記事とかツイートとかを見てるうちに、言葉を世に出すときは念には念を入れてあらゆる方向からの攻撃にも負けない完全無欠な論説を……となっていたんだけど、そもそも評論や批評じゃないので、そこまで堅苦しくなくていいんですよね。あくまで「日記をつける」だけ。その日あったこと、思ったことをそのまま書く(このニュアンスの違い、感じているのは自分だけなんだろうか)。

そんな大したことない気づきでも、なんかちょっとスッキリした。大したことないのに引っかかってるものはきっと多い。

本を買って、いろんな方に貸出もできればと思っています。