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「自分がいなくても、なんとかなる」寂しさと嬉しさ


Google が世界の信頼できる報道機関の、新しいアイデアやプロジェクトに対して経済的な支援をしている「Google News Initiative イノベーション ファンディング」 において、TBS NEWSのバーチャルキャスター「いらすとキャスター」を活用したプロジェクトが支援対象に選ばれました。 「動画ニュースを制作する為の基盤整備」「新しい動画フォーマットによるイノベーション」を生み出すためにGoogleの資金が活用される予定です。

(以上、2018年12月18日の「いらすとキャスター」ニュースより)

久しぶりに会社の机の周りを大掃除しました。

およそ1年前に書いた、提案書が出てきました。


「バーチャル? VTuber? いらすとや? 何それ?」

終始キョトン・・・とする上司に、「いらすとや」さんのイラストをフル活用してプレゼンした時のことを思い出しました。

あれから1年・・・

先日「いらすとキャスター」の関係者が集い、居酒屋で、ささやかな忘年会をしました。改めて「いらすとや」さん御本人から言われたのは「いらすとキャスター」の社会的な意義についてでした。

「ニュースが届きにくくなっている時代に、少しでも私のイラストがお役に立てるのであれば・・・」

どこまでも控えめでありながら、イラストで世の中を明るくしたい、良くしたい。そんな熱い想いをヒシヒシと感じた夜でした。

従来のテレビ報道だけではニュースが届かない時代。「いらすとキャスター」「教えてTBSニュース(β版)」では、1:1で向き合う姿勢を大切にしていきたいと思います。


・・・で、本日のタイトル

「自分がいなくても、なんとかなる」寂しさと嬉しさ


実はエラそうに「いらすとキャスター」等について、アレコレ書いている私ですが、10月1日に「TBS NEWS」公式ツイッターでデビューした際、現場にいませんでした。

ツイッターさんや、ヤフーさんでも取り上げられ・・・

初日だけで、動画の再生回数 驚異の200万回超。

出典:ツイッターより

出典:ヤフーニュースより


前日に急に心臓が痛くなり、デビュー当日は朝から関東近郊の病院に・・・「いらすとキャスター」を、ああして、こうして、こんな感じで読んで動いて・・・と細かく指示を出すつもりだったのですが、TBSテレビがある、東京都港区赤坂から遠く離れた病院で、無事を祈るのみ・・・

でも、そのおかげで気づくことができました。

「自発的に考えて動けるチームは強い」

「仲間を信じて任せた方が、良い結果につながる」と・・・


アイデアを実現させる時、心のどこかで「これは自分のプロジェクトだ」という傲慢な気持ちがありました。いわゆる「俺がいないとはじまらない」的な発想です。しかし、実際に動くのは周囲の仲間たち。

「自分がいなくとも、なんとかなる」

私にとって、2018年10月1日は健康の大切さを痛感した日であり、仲間のありがたさに改めて感謝した日となりました。


ちなみに心臓は・・・

「はい?全く何の問題もありません! 年齢の割に、実にきれいな心臓の血管ですね~」By お医者さん

と言われました。(何だったんだ?あの痛みは・・・)


以下、近況報告。

10月23日に「オトナの事情をスルーする」という、Abema TVの看板報道番組「アベマプライム」で「いらすとキャスター」が紹介されました。

(以下、4点の画像 出典:アベマプライム)

解説担当の「いらすとキャスター」ロボさんは、この日デビュー。

都合が悪い・・・というか、難しい質問を真剣に答えようとすると、どうしても身体に負荷がかかるらしく、ロボさんは何度か(一時的に)壊れてしまいました。(立ち直りは早いので、数秒で復帰します)


「いらすとキャスター」は「TBS NEWS」の公式ツイッターだけでなく、LINEフェイスブックYouTubeでもニュースを読み上げています。


そして、事件や事故など「暗いニュース」が苦手な方のために「いらすとキャスター」独自アカウントも開設しました。新しい挑戦もドンドンしていきたいと考えておりますので、是非フォローよろしくお願い致します!