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#やさしさってなんだろう ①

今年の2月頃。元職場の方々と会って近況を話していた時。夫とのことで悩み、今よりもずっと苦しい精神状態にあった時。私が言われて辛かった言葉を打ち明けたら、「それは(夫)なりの優しさだと思うよ」と言われました。その瞬間は何とも複雑な気持ちになり、どう応えたらいいのかわからず何も言えませんでした。「優しさ?そんな風に思えない」「そう思えたらこんなに辛くなってない」「優しさと捉えられない自分が悪いんだ」などと、さらに苦しんだ記憶が蘇ります。

優しさって、快を与えること(不快を取り除くこと)だと思います。優しくしたつもりでも、相手が不快に感じたらそこで優しさではなくなってしまう。自分に優しくすることは、自分を快適な状態にすること。

相手や自分のことを(タイミングを含めて)よく知らないと、せっかくの心配りも優しさとは違う物になってしまう。また逆に、こちらはそんなつもりがなくても相手へ届いた時に優しさとなっていることもある。

そう考えると優しさを届けることって難しい。だからこそ「あなたのことを優しい人だと感じたよ」って気持ちはなるべく言葉にして伝えたい。自分を快適な状態にすることができた時は、自分をたくさん褒めてあげたい。

同時になるべく素直でありたい。感じた気持ちをそのまま持ち続ける自分でいたい。良いも悪いもなく「そう感じた」それが事実だから。私が発信できるのは私なりの優しさでしかないので、変に偽ったり曲げたりしないで届けられたらいいなと思います。人は変化するから、「今の」私が届けられる優しさを持っていたいです。

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