BUCK-TICK 『memento mori』 感想
memento moriという言葉、「死を想え」という意味だとずっと思っていたけど、どうやら、「今を楽しめ」という意味にも取れるらしい。なるほど、目から鱗…!
そんなわけでレビュー始めます。
1.真っ赤な夜 -Bloody-
初っ端からテンションが上がるロックナンバー。
2.Les Enfants Terribles
櫻井さんは勿論だけど、今井さんの歌い方がとてもかっこいい!欲を言えば、今井さんパートをもっと増やして欲しかったな。
そして、櫻井さんのウィスパーボイスに完全ノックアウト。
3.GALAXY
櫻井さんの歌い方がとても爽やかな曲。
4.アンブレラ
シンプルだけど、かっこいい。
「3,2,1 Go!」ってライブで一緒にやりたい!
5.勝手にしやがれ
今井さんの曲かと思いきや、星野さん作曲だったとは!
歌詞が、「大好きさ 本当さ 真っ赤な嘘さ」とか、なんだか天邪鬼でおもしろい。
6.Coyote
どことなくカントリーミュージック感のある曲。
満月の夜、焚き火を囲みながらメンバーが演奏してる場面がなぜか思い浮かぶ…。
7.Message
聴き心地の良い、優しいバラード。
ピアノが目立つ曲って、あんまりBUCK-TICKの曲にないので(初心者だからまだ知らないだけかも)、ちょっと新鮮。
8.Memento mori
インド音楽と沖縄民謡のハイブリッドみたいな、摩訶不思議な曲。
初めて聴いた時びっくりしたけど、段々クセになってきました。スルメ曲です。リメンバートゥダイ!
9.Jonathan Jet-Coaster
疾走感溢れる激しい曲。
戦闘機が空を切り裂きながら急降下しているような。
こういうゴリゴリにロックな曲、好きです。
10.スズメバチ
セクシーで刺激的なナンバー。
サビの「Hip Shake Boom Boom Boom ハチガトブ」のコーラスがかっこいい。
この曲、すごく好きなんだけど、カラオケで歌う時照れちゃう。歌詞がセクスィーだからね。
11.Lullaby-III
『十三階は月光』に入ってそうな曲。
ご陽気だけど、どこか妖しくて、退廃的。
13.MOTEL 13
ギターがすごく良い。洋楽っぽい。
作曲は星野さんかなーと思ったらやっぱり星野さんだった!段々特徴掴めてきたかもしれない。
14.セレナーデ -愛しのアンブレラ-Sweety-
BUCK-TICKにハマり始めた頃に聴いて、こんなに軽やかで優しい曲もあるんだ…!と衝撃を受けた一曲。
でも、ただポップなだけじゃなくて、油断してると「例えば 私 毒持つ産毛の虫になったら」というドキリとするようなフレーズが飛び出したりするところが、一筋縄ではいかないというか、BUCK-TICKらしいなあと思います。
15.天使は誰だ
これはライブで盛り上がるんじゃないでしょうか。
予想のできないメロディ展開が楽しい。
「愛 愛 LOVE LOVE」って。シンプルだけど大胆な歌詞だなあ。
16.HEAVEN
アルバムの締めくくりにぴったりな、壮大で感動的なバラード。
『memento mori』、良い意味で、全体的にまとまりのあるアルバムだと思いました。
さて、次回は『或いはアナーキー』をレビューする、かも。
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