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【絶景カッパドキア】トルコ


Merhaba! トルコ拠点、インターンの吉田瞬です。

秋の装いに身を包んだ人々が増え、季節の移ろいが感じられるイスタンブールより
今月の体験談をお届けします!
8月の体験記では、古都エディルメの魅力とギリシャとの国境についてお伝えしました。

今回もトルコ旅行編として、トルコ随一の世界遺産「カッパドキア」の魅力について
紹介させていただきます。

友人が遥々日本からトルコを訪れてくれた経緯もあり、
イスラム教の祝日である「犠牲祭」の期間を利用して、
奇岩と気球の街・カッパドキアを訪れることが出来ました。

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Göreme Panorama


1 カッパドキアの歴史と概要

イスタンブールから飛行機で約1時間半、
「妖精の煙突」とも呼ばれる奇岩群が一面に拡がる世にも不思議な街、
それがカッパドキアです。

奇妙な岩が立ち並ぶ写真の様な一風変わった地形は、
トルコ中部のエルジエス山の噴火によって堆積した溶岩や火山灰が、
非常に長い年月をかけて風化し形作られたものです。

歴史的な視点から見ても、紀元前にまで遡る古代の地下都市や、
イスラム教徒の迫害から逃れたキリスト教徒によって洞窟内に作られた
教会や修道院が点在する非常に興味深い場所です。

地下都市には、キッチンやトイレだけでなく、教室やワインの貯蔵庫なども確認でき、
当時の人々の暮らしを垣間見ることが出来ます。
しかし、詳しいことはまだまだ判明しておらず、地下には沢山の謎が眠ったままです。

一方、洞窟内の教会や修道院は、見つかりにくく作られた外観とは裏腹に、
内部には当時の信仰の様子が描かれた見事なフレスコ画が数多く残されています。

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Night View of Göreme


2 早朝の絶景を求めて

朝焼けに照らされた奇岩とカラフルなバルーンが織りなす絶景。

この早朝の一時に出会う為に世界中から観光客が訪れるカッパドキアですが、
実際に訪れてみて、改めて、その素晴らしさを感じられる旅となりました。

テレビや雑誌で何度も同じ景色を目にしたことがあった為、
正直それほど感動がないのではと思っていましたが、
良い意味で、見事に私の期待を裏切ってくれました。

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Collaboration between Colorful Balloons & Sunrise


早朝5時半、目を覚ましホテルのテラスに上がると、
写真の様な絶景が目の前に広がっていました。

静寂の中、曙色に照らされた奇岩群の上を幾つもの気球が悠々と舞う光景は、
まるで異世界に迷い込んだかの様でした。

ハイシーズンという事もあり、残念ながら気球に乗ることは出来なかったのですが、
今後カッパドキアに行かれる方は是非気球の上からこの絶景を堪能して来て下さい。
私も次回は必ず気球に乗ります(笑)!

【*気球ツアー(バルーンツアー)について】
ホテルの人のお話では、ハイシーズンは予約がすぐに埋まるとのことですので、
少なくとも1ヶ月以上前にはインターネット等で予約されることをお勧めします。
又、強風等の影響でバルーンツアーがキャンセルさせる可能性もありますので、
何としても気球に乗りたいという方は、数日間滞在されるのが良いかと思います。


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最後に、カッパドキアはワインの生産地としても有名であり、
ワイナリーでは地元のトルコワインのテイスティングや購入が可能です。
ワインが好きな方は是非一度チェックしてみて下さい!

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KOCABAĞ, Cappadocia Wine Cellar


今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!


東京コンサルティングファーム
【トルコ拠点】
吉田 瞬


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インド、フィリピン、マレーシア、トルコ、インドネシア、ベトナム、バミャンマーで働く11名の喜怒哀楽の物語。 【新卒海外研修】(連載中) http://www.kuno-cpa.co.jp/recruit/shinsotsu-kaigai/