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『嫌われる勇気』を読む。

率直な感想

この本は、アドラー哲学について、「青年」と「哲人」の対話によって進んでいく小説のような形で、アドラー心理学を学ぶ本である。

この本を読んでの率直な感想は、
青年の気持ちもわかるし、
哲学者の言っていることもわかるなと、
両社に共感できる部分がありました。

全ての行動は自ら選択したことということは頭では理解できますが、
感情的になっているときや、
予想外なことが起きた時にも冷静な時と同じように頭で正しい選択をし、
行動することは非常に難しいのではないかと思います。

もちろん哲学者の言うようにできれば一番いいのですが。

この本を読んでいて青年に共感できると感じた時、
自分に勇気が足りていない部分なのだなと思いながら読んでいました。

なぜ人は勇気を出せないのでしょうか。

一般的に人は、周りを気にして生きています。

誰一人として周りを全く気にせず生きている人はいないと思います。

その中で、周りからの視線を気にしてしまったり、
自分が想像できないことに挑戦する際も、
失敗してしまったらどうしよう」
先が見えないことにも恐れを抱いてしまいます。

そうすると、人は緊張感が出てきてしまい、
一歩踏み出す勇気が出なくなってしまいます。

勇気を出すには?

では、どのようにして勇気を出していくのかということが気になります。
人それぞれ勇気を出せる人と出しにくい人がいます。

しかし、全ての人に言えることはまず、自分に自信を持てるようになることだと思います。言い換えると、自分を好きになることです。

色んな方法があると思いますが、スキルの面で言うと、自分のできることを少しづつ増やしていくことが1つあると思います。何か新しいことを始めてすぐは、簡単なこともできず、人に頼りっぱなしで自分が役ただずに感じることがあると思います。しかし、その中でも自分のできることを増やしていくことで気付けばたくさんのことができるスキルを身につけることができると思います。また、人の心は身体と一体同心であるため心を鍛えるためには身体を鍛えていけば自信がついていきます。

姿勢をよくする

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余談になりますが、最近ある記事を見ていて、姿勢をよくすること、胸をはることの大切さについて言われていました。

人は、胸を張るとセロトニンという物質を出します。そのセロトニンは人をポジティブにする効果があるそうです。逆に姿勢が悪く、まるまってしますと、暗いオーラを放ち、ネガティブな印象を与えたり、自分自身もネガティブになるそうです。

人の体はこの広い宇宙によって作り出されました。従ってすごいパワーを秘めています。姿勢一つとっても意味があり、全ての行動に意味があります。

宇宙に沿った生き方はどのようなものなのかも気になっているので少し調べてみようかなと思います。人類はこの世界なくして生きることはできません。自然の法則がどのようなものなのかも知っていくと、人が感じるもの、人の行動など人間とは何か知ることができるのではないでしょうか。

東京コンサルティングファーム インド・デリー拠点
若杉大勝

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