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18歳の青空のムコウ 世界の戦争と平和

人事の小山です。

新宿御苑のベンチに座って、
真夏の青空を見ていると、
大学1年生、18歳の頃を思い出します。

山の上にある大学のキャンパスで、
サークルボックスの前のベンチに仰向けに寝そべって
澄み切った青い空しか見えていなかった日々。

18歳の頃に、何を考えていたのか?

「あの頃、空を見上げて、何を思っていたのか。」

私が大学に入学したのは、2003年

「イラク戦争が起こった」
まさにそんな時代でした。


「青空の向こう側のセカイには、戦争がある。
青空の向こう側のセカイには、知らないことがある。

青空の向こう側のセカイに、私は何ができるのか?

青空というセカイの中で、雲は動いているのに、
私はどう動くのか?

メディアが伝えない青空の向こう側のセカイの人は、
何を思っているのだろうか?

ただ、ひたすら、青い空の向こう側のことを
考えていました。

それが、学生会議に参加して、
現地の学生とディスカッションすることに
つながったのだと思います。

高校時代のセンセーショナルな出来事

2001年9月11日

アメリカ同時多発テロ。

私は、高校生でした。

飛行機が、アメリカの巨大なビルに突撃した。

TVのニュースで、
何度も、飛行機が巨大なビルに
ぶつかる瞬間の映像が流されていた。

アクション映画のような光景が
現実になっていることが
衝撃的すぎて、
自分の中でうまく呑み込めない日々でした。

10歳の時に、テレビでみた
「地下鉄サリン事件」や
「阪神淡路大震災」も、
衝撃的であったが、はるかにそれを
上回る出来事でした。

そして、アメリカ等と
イスラム過激派のテロリズムに対する
「テロとの戦い」がはじまっていきました。

戦争や紛争というのは、1990年代で終わったような気がしていました。

自分が生きている
同時代で、
テレビを通じて、

戦争が中継されている。

まるで、The Blue Heartsの『青空』の
歌詞のような世界が広がっていました。

18歳、それは、青空を見て、
青空の向こう側のセカイに対して、

自分に何ができるのか

ただ、それだけを考えたのが、
18歳でした。

18歳の頃、何を考えていましたか?

18歳の頃、ずっと考えていたことは、
大人になっても
消えてしまわぬものなのでしょう。

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