1つのデッキで勝ち続けるためには|WGP2020世界3位のむらくも解説

こんにちはSloRです
遅くなってしまいましたが、ヴァンガードWGPの世界大会で3位になりました。地区大会の時点からむらくもを使い続けました。公式大会の個人成績は15勝2敗という好成績で終えることができました。今季も世界大会を目指して頑張ろうと思います。

今回はどんな形の記事にしようか迷ったのですが、自分が半年以上使用し続けたむらくもというデッキに焦点を当てながら、1つのデッキで勝ち続けていくために必要な考え方や意識する点を中心に記事を制作しました。最新のデッキレシピなどは、誰でも書ける記事だと思うので、今回は、このデッキを長期間使い続け、勝ち続けれた思考や考え方を紹介しています。

投稿にすごい間が空いてしまったので、むらくもって実はこんなデッキだったんだなっていうのと、どういう思考で環境に合わせて構築を変えていったのかの考え方を言語化しています。

更にヴァンガード関係なく1つのデッキを使い続けるための知識や考え方を書いています。主に全カードタイトルで使える知識で書いていますが、少しドラゴンクエストライバルズに寄った内容になってはいますが、ライバルズをやっていない方でもわかる内容にしています(ライバルズのカードやデッキ内容などは一切記載していません)
1つのアーキタイプを使い続けるにおいて、意識する点などの知識を増やすものとして記事を読んでもらえれば幸いです。

一つのデッキで戦うメリット

少しだけ自分の過去の話をします。自分は昔からいろんなカードゲームやデジタルTCGをプレイしてきましたが、1つのアーキタイプに結構こだわるプレイヤーだと思います。ここで1つ注意してほしいのが、環境で弱いと判断したデッキは、わりとすぐに捨てちゃうんですが、tier2以上であれば使用し続けるという感じです。あまりに弱いクランでも好きだから使うというプレイヤーではありません。

一つのデッキを使い続けるメリットですが、一番分かりやすいのが、環境変化後も上達が早くなります。これは当たり前で自分のできることを先に知識として持っているので、全くの新しいカードから新規の思考を捻出する必要がなく、既存の考えを新規のカードに合わせて調整して対応していく作業になるので、自分から新しい要素を自分と相手を照らし合わせて考えなくていいので、環境が変化した時の順応速度が早く、練習量も新規の新しい思考が生まれるデッキに比べては格段に少ないと言えます。

ここからは前半部分がむらくもの環境変化に合わせた考え方で、後半部分が各アーキタイプに絞った練習や、意識するポイントについて解説しています。後半部分は、中級者→上級者のステップアップのアプローチの紹介です。伸び悩んでいる中級者の方や、中級者を教えている上級者の方に読んで頂きたい内容です。

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