門別ラップデータ分析(1200m編)

皆様こんにちはホッカイドウ門別競馬場です。

門別競馬開幕から2か月。砂の入れ替えにより傾向が少し変わりつつある
門別ですが、数値で表すとどうなるか検証していきたいと思います。

データは地方競馬DATAをもとに作成しています。月1980円でTARGETのような機能を使うことができるので、興味がある方は調べてみてください。


前半ラップと結果の関連性

基本的にダートのレースは先行力がある馬が強く、特に地方競馬は直線が短いこともあり、その傾向が強いです。

今回分析する門別競馬場も先行馬は強いですが、他の地方競馬場と比べると勝率はよくありません。ペース一つで差し馬も届くため、他場よりも展開予想を念入りに行う必要があると考えています。

特に1200㍍のレースは逃げたい先行馬が多いと、後方各馬が一気に差してくるなんてことがよくあります。先日の北海道スプリントカップで、前半3Fを33.8で逃げたダンシングプリンスが、16馬身半後ろにいたジャスパーシャインに敗れたように、力がある先行馬でもペース一つでは差し馬に差されるため、そう簡単に力だけで押し切れないのがこの場の特徴です。

では、本題に移ります
前半ラップと結果の関係性についてデータを掘り下げていきます

門別1200㍍で走った全馬の前半3Fの区間別結果

前半33秒台はごくごく稀なケースだとして、34秒台で走れる先行馬は非常に成績がいいことが分かります。差しも届くとはいえ、基本的にはスピードのある先行馬は強いです。といえど、34秒台で走った馬は、のべ714頭中で13頭しかいない上、ほとんどがオープンクラスの馬。下級条件もよく組まれるこの条件で参考になるか、、と言われるとあまり参考になるとは言えない気がします。

逃げ馬のラップ別成績
(今回は3角1番手で集計しているため、同じレース内で複数頭いる場合があります。ご了承ください。)

このデータを見て、逃げ馬の勝率が良い悪いと感じるかは人それぞれだと思いますが、数字上だと他の条件よりも1割ほど低くなっています。

ラップ別ですが、前半35秒台の逃げだと3着内率が前後と比べて悪く、平均着順も落としていることがわかります。一つの目安になるかもしれませんね。

力尽きたので気が向いたら追記します。

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