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ソウゾウ



今まで自分が全く興味のなかった分野での組織のトップになったとしよう。

自分はこれから何をすればいいのか。全くわからない。


さらにキャラでもない、トップに初めて立つのに、わからない。


さて、あなたなら、どうするだろうか?


これから自分が組織のトップに立って築き上げていく為には、何が必要になるだろうか。




イマジネーションとクリエイト

2つの「ソウゾウ」を思い浮かべてほしい。
「想像」と「創造」。


過去にトップになった人が、どんな取り組みをし、どんな問題に直面したか、把握しなければならない。

でも、自分がそこで経験したわけではない。



そこで「想像」するのである。
当時の組織状況はどんなものだったのか。
上手くいかなかった問題点は、なぜ生まれたのか。

そこをまず、考える。

わからないなら、わからないなりに「考える」ことが必要だと思う。

考えることで、状況がわかるようになり、認知することにつながる。


そして、周りの状況を想像、つまりイマジネーションしたところで、自分がトップなら、、、と、当事者の立場になって「考える」。



それができれば、今、トップになった自分は、これから(未来)をよくするために何を「創造」していくべきかが見えてくるのではなかろうか。




サイクル

過去の出来事や人に執着しすぎるな、ということはよく聞くけれど、
今を創ったのは過去であり、未来を創るのは、過去が創った今である。


未来を「創造」するために、自分の知らないものでも、「想像」し、「考える」ことから逃げないということは、非常に重要なことであると思う。


そしてその「ソウゾウ」のサイクルの中で、いかに吸収したものを、自分のやり方へとアレンジできるかが、能力だと思う。

無論、例え成功例でも過去のコトをそのままやり続けても、それ以上先の景色は見えないだろう。現状維持は衰退だ。



人間

技術の発達により、現代人は考えることから避けやすい傾向にあると思う。

もちろん自分もその一人であろう。


しかし、我々が生きているこの世の中には、正解が一つとは限らないものがいくらでもある。

そこで生きていくために、「自分」を持つ為には「考える」ことは必要不可欠であると考える。

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