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選択によって僕たちが得られるもの

「選ぶ」
ときいて、あなたが思い浮かべるのは、複数のものの中から、何かを手にすることだろうか。もしくは、複数の手段の中から、ある行動をとることだろうか。

中学、高校、大学などの進路。就職。転職。結婚。家庭。
細分化すれば、自分の人生を大きく変えるようなポイントや決断はまだまだあると思う。

直近で自分自身の大きな分岐点となりそうなのは就職活動だろう。
人生の進路選択だ。

どうなるかは断言できないが、後悔しないような生き方をしたいものだ。
(といいつつ1つも後悔しないまま終わる人生などないのだが。)



こんな大きな分岐点ではもちろん、人間は、意識的に、時には無意識のうちに、常に選択、決断をして生きている。

そこで、これまでの感覚を思い出してほしい。

これまで多くのことで、何かしら手に取るモノ、行動するコトなど選んできたわけだが、そこに、「捨てる」という感覚はあっただろうか。
(消去法は除いて!)

「選ぶ」=「捨てる」

考えてみてほしい。
いくつかの選択肢の中から何かを選んでいるということは、それと同時に、選ばなかった選択肢を捨てているということなのだ。

その「選ぶ」「捨てる」ことから、新たに得るものがある。
喜びか?自己肯定感か?自己嫌悪か?悔やみきれない後悔か?

3つから2つに。2つから1つに。

私たち人間は選択によって道を狭めている一方で、可能性を広げ続けていることを把握してほしい。

選ぶ難しさがあるということは、そこに捨てる難しさもあるということ。
「捨てる」というと何だかマイナスなイメージを持ちがちではあるが、
捨てる勇気は本当に大事なものだといえるだろう。

選んだ道が上手くいかずに方向修正しなければならない時、
その時広げた可能性に気づくことができたのなら、あの時捨てた選択肢は、ただの削除ではなく、捨てたもんじゃないなと思える、新たな道となるだろう。

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