どうも、こんにちは。初めましての方は初めまして。

私の事を知っている方はあまりいらっしゃらないかと思われます。

普段の私は、日本ギター業界が20世紀にしでかしてきた若い女性やギターキッズ相手の非常に悪質な商売を告発し、かと思えば今やあくどい商売をやる体力すら無くなりお先真っ暗な彼らの現状を憂い、たまに現代の生き辛さを吐露する。そんな事をやっております。

上記の告発は一つだけ、note記事として書いております。よければ目を通してみてください。日本ギター業界を本気で応援したいのならば、その暗部を知った上ですべきだと私は考えております。

世間的にいえば、私はギタリストではありませんし、ギター・クラフトマンでもありません。なかなか言い得た言葉の無いところでギターを弾き、たまに新技術に触れては「やはりエレクトリック・ギターは1987年、Ibanez Jemによって完成された。それ以降の産物は蛇足だ」と持論を固めております。

よく、私は自分の事を卑下して「ギターオタクである」と言いますが、そんな言葉はこの世にありません。
ゆえに私は、何者にもなれなかった、趣味でギターを弾き、改造する者なのです。

そのような者の言葉は、信じる気になれませんか？

詐欺師に1万円は出したくないですか？

かまわないと思いますよ。私自身、これからする話で、今読んでいらっしゃるあなたが満足する結果を得られなかったとしても、一切責任を持つつもりはありませんからね。

そのままでも充分じゃないですか。

ご自慢の「SRV」とデカデカ書かれたぼろぼろのストラトか、見た目だけは綺麗なキルトメイプルのバースト・・・但しヘッドに「Gibson」の文字は無く「Tokai」なのでしょうね・・・に弦鳴りの死んだ11-52の弦を張って、首を捻りながら小さなライブハウスか、居酒屋かで泥酔しながらゴミのような音を撒き散らしていればいい。

それでもあなたのご家族、ご友人・・・ギターが何たるかをろくに理解もしていない一般人は褒めそやす事でしょう。

私が今から話す事は、そんなもので満足する方には聞いてほしくもない話です。お帰りください。

さて、近頃のYoutubeでは、こんな若い子がよくいます。
10万もしない、フレットがあらぬ方向へ向いておばけのような数の弦が張られた気持ち悪いトップ材のギターを、ぺらっぺらに薄いコーラス掛かったクリーントーンでタッピングし、ベーシストでもないのにチョッパーをやり、ついでに申し訳程度のカッティングもやる、そんな動画を似たような内容でいくつもいくつも投稿している・・・ただし、音は全く同じなのに動画ごとに持っているギターは何故か変えている・・・そんな青二才の子供。

こういう者を私は「ギタリスト」として扱いません。

彼等がやっている事は「ギターのようなものから音を出している」だけですから。

ファンフレット、8弦、各弦独立型ブリッジ、5ピースネック、カーボン補強、ローステッドメイプル・・・。

まず、そのようなものはギターではありません。

ギターとはネックに対して垂直にフレットが打たれて、弦は6本、ブリッジは6つの弦が全て固定される一つの金属パーツで構成され、ネックは1プライ・・・ゆえに私は、スカンクストライプによってせっかくの1プライネックに大穴を開けられているストラトキャスターが世界で一番嫌いなギターなのですが、それはまた別の機会に・・・それから、ネックやボディには火気厳禁。それがエレクトリック・ギターというものです。

次に、ギタリストとは、己の力でピッキングして、アンプから音を出す者の事を言います。

ピッキングは押弦によって弦が指板に押さえつけられた状態からピックで弾きます。これにより、ギタリスト自身の発する個性が含まれた弦振動にピック材、指板材、フレット材、ネック材、そしてボディ材の要素が付加された状態でピックアップが音を拾います。
しかし、タッピングは指板から音が出ているだけ。これはどのようなギタリストが弾いても同じ音が出ますし、ボディ材が何であろうと一切関係がなくなります。何なら「指板を叩く」という動作はピッキングのようなニュアンスも何もありません。つまりタッピングをやるような者はギタリストとしてのアイデンティティをドブに捨てているという事です。
チョッパーなどもってのほかです。そんなものはベースにでもやらせておけばいい。小手先に頼るギタリストは、それだけ自分のバックボーンが無い事を主張しているも同然です。

一流のギタリストは、一流のギターたった一本でコードを弾き、ソロを弾く。ただそれだけで無知な一般人を歓喜させ、好敵手たるギタリスト達も唸らせる。

私は今、とても簡単な事をすればいいだけだと言っています。

分かりますか？

あなたはYoutubeの若造共に張り合う為に、必死になってタッピングやチョッパーの猿真似をしているかもしれない。

しかし、それは全く無意味な努力です。

どんどんあなたのトーンは深みを失い、ギタリストとしての価値も下がっていきます。

私はそういった悲しいギタリスト達の末路を、指を咥えて見ているだけなのが嫌になりました。

だから、あなたにはここから逆転をして頂きたい。

偽者のギタリスト達を蹴散らし、正しいギタリストの価値観を取り戻してほしい。

私がこれから説明するとおりのギターをたった一本買うだけで、あなたのトーンは劇的に変わります。

弦の太さも高さも関係ありません。09-42で、普通の高さで構わない。

これから説明する事は、ギターを最高にする方法ではなく、最高のギターを手にする方法たったそれだけなのです。

むしろ充分に技術のある中堅ギタリストであるあなたへ私が技術を説いても、その言葉はすべて釈迦に説法でしょう。

さあ、鬼が金棒を握る時が来ました。

血を吐きながら続ける悲しいマラソンは終わりにしましょう。

さて、改めてお訊きします。

このような事を言う者の言葉は、信じる気になれませんか？

あなたの人生を劇的に変える1万円は、私に頂けませんか？