DMM亀山会長の、人間関係とお金のルールを読んで。

「マルチ商法には気をつけろ」DMM亀山会長が説く、お金と人間関係のルール

このノートはなんだかもやっとした内容だけど・・・

マルチに手を出したやつ何人か知ってるけど、この話ではマルチを一つの例に上げて、問題なのは自分を正当化して、人も自分も騙す生き方だって話をしている所がとても良かった。

遠からず近からずな事を考えていたんだけど、仕事って目的ありきで人が集まるけど、実際に同じ物を見ているかというと、そんな事は全く無いんだよね。
ともすればマルチみたいな側面を持ってしまう事もある。

仕事は上手くいかないと全ての人との関係性が悪くなる。
お店で言えば、常連さんにお店を閉めると言うと、なんで、どうして?ってなる訳だけど、お客さんにとってショックはもちろんとして、従業員なんてショックを通り越して裏切られたー!って言われる事もある。

みんな上手く行くつもりで事業を始める訳だけど、上手くいかなかった途端に利用されただけだなんだって騒がれてしまう。
これは悩ましい問題。
騙す気なんて全く無い訳だけだけど、俺は全力を尽くしたー!って従業員に言われれば、まぁそれはそうなんだと思う。

上手く行くかどうかは始めるまでわからない。
でも始めた以上は上手く行かせる他無い。
じゃあ上手く行かないのは一体誰のせいだ?
なんてつまらない犯人探しは、結局おんぶに抱っこで良いとこ取り発想の人でしか無い。

経営者が全てを判断しているんだから、事業が上手くいくかどうかは経営者の能力次第。
なんて事だけ考えてる人と働くのは、俺みたいに規模の大きく無い世界の人間からすると願い下げ。

俺がいるから上手く行くんだろ?
ってそう言う気概の奴と仕事したいのに、大抵の奴はビビって守るのが精一杯。

アルバイトだからここまでやらされるなんて考えられない。
こんな環境で働くなんて、この会社はブラックだ。
まぁみんな言いたい放題だよね。

結局のところ批判する人たちは皆、努力する事から逃げてると思う。
分かり合えないのは寂しい気もするけれど、分かり合える人を探して一緒に頑張る方が、無理して関わるよりずっと良いと思う。

世の中に答えなんてあった試しが無い。
自分が楽になりたければ、周りも楽にしてあげると言う、たったそれだけの事。
その究極に難しい課題に取り組む事が、仕事をする喜びなんじゃないかと思ってる。

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