見出し画像

ウェールズ留学【最終回】帰国の日

2022年9月20日

帰国の日です。

帰りたくないな〜って思いながら昨日のうちにパッキングは済ませてあります。

昨日の夜、どっかに逃げちゃえば帰らなくて済んだのかな〜。

朝、早く目が覚めたので、家の近くの海辺を散歩しました。

ウィンドブレーカーを羽織って、ひんやりした風に当たって、朝だな〜って思って。

よく会ってた猫ちゃんにもバイバイ

最後の日に見た空はすっごく深い色で、吸い込まれいな〜っておもった(曇ってたけど☁️)

ここで穏やかな気持ちのまま消えてもいいや。とも思った。

暇だったのでスレートで水切りして、最後まで子どもみたいに遊んだ。子どもの時より子どもらしかったかも。

家に帰って、みんなで最後の朝ごはんを食べます。いつも通りの朝だ☀️

日本のベーコンの100倍美味しい🥓

ベーコンサンド。初めての朝ごはんと似てる。原点復帰と言われるものかー

当たり前に見てた朝のキッチンが、やっぱり今日は特別に見えました。

当たり前だと思っていたなんて、幸せ者だ。

朝ごはんの間、私はしんみりしてたと思う

家にもありがとうって言って、出発。バスの集合場所まではホストマザーが送ってくれました。

最後の最後まで、たわいもない話をしてたっけな〜、

バス乗車20分前

目に焼き付けたくて、目の前のものを必死に見てたと思う。足が地面に引っ付いちゃえばいいのにって思った。

バンガーから離れたくなかった。

ホストマザーとのお別れの時は、泣くのを堪えて、ありがとうって言った。体に気をつけてね、も言った。

ちゃんと伝わったかな〜。伝わってたら良いな。

たった1ヶ月のことだったけど、あの頃は毎日が楽しくて、明日が楽しみだった。

いつもだったら、ぼーっと眺めてるだけの1ヶ月を、あの頃は、両手でたくさんの思い出を掴んで、抱えて、全力で駆け抜けた。

あの街を歩く自分が大好きだった。

永遠続いて欲しかったけど、バンガーで過ごしたという事実が今の私を支えてくれてます。

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

一緒に過ごしてくれてありがとう。

忘れられない思い出をありがとう。

バンガーと、バンガーで出会ったすべての人と、

過去の自分に、届きますように。

大切な人

この記事が参加している募集

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?