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17歳、[Alexandros]と出会う。


[Alexandros]が好き。
正確にいうと、何月に出会ったかなんて覚えてない。
きっと多くの人がこのバンドを知るきっかけになった、
「ワタリドリ」で、名前を知った。

初めて聴いた時、疾走感溢れるこの曲を純粋にいい曲だと思った。ワタリドリが入っている「ALXD」のアルバムを借り他の曲を聴いたが、[Alexandros]の特徴とも言える英詞と日本詞が綺麗混ざった曲たちもなんとなく流して聴くくらいでどんハマりすることはなかった。

だがある日、Twitterで流れてきた「Kill Me If You Can」の動画を見た時私が知っている全ての[Alexandros]を覆された気がした。ここがいい!とか説明はできないが、ただこんなにかっこいいバンドいるんだ…と衝撃を受けてたんだよね。
今まで見てきた[Alexandros]は、MVや耳で聴くだけの情報だけだった。でも、サビに向けて沸々と加速し爆発するようなこの曲は私が知っている[Alexandros]ではなくて。

それから無我夢中に[Champagne]時代のアルバムを聴き込み、1週間で好きな曲が更新されるそんなに日々を過ごした。こんな1つのものに没頭して、夢中にさせてくれるものに出会えたのは初めてだった。もちろん、以前響かなかった「ALXD」のアルバムもあり得ないほどに私の心の奥底にまで届き染み渡ってきてた。

無我夢中で聴き漁り、彼らの信念を知り、

「絶対世界一になる」
「既に世界一でそれを証明していくだけ」

そう言い放つ姿を見てきた。

とにかく純粋に目の前にある壁を壊して越えていくのみと言わんばかりの姿は、私には眩しかった。

「世界一」「この世界で1番」

[Alexandros]に出会うまで私が1番信じていない言葉だった。 何事にも諦観的な視線で物事を見て、冷めきっていた私だが、このバンドの野心やオーディエンスを食べていくような勢いに、心の底から、このバンドは世界一だ。思うようなった。

野心の塊かとも言えるようなこのバンドを見ると、
野心がどれだけ人のエネルギーになるのかを全身で感じるうちに、間違いなくこのバンドから教わったことは「野心」という言葉なんだよね、野心とはこのバンドと言わずにいられないほどに、この言葉の証明してた。

日常に[Alexandros]がいるようになって、気づけば7年。
このバンドには問題や困難に遭遇してきた。壁を迎え入れるように越えていく姿も共に見てきた。
自分はもしかして好きじゃなくなったのではないか?と思う日もあった。
だが、生の演奏を聴けばそんな不安なんて爆音と共に吹っ飛ばしていた。“百聞は一見にしかず“という言葉はこの時に使われるのかと言わんばかりのステージを魅せられて、やっぱり、この人たちが大好きだ。と改めて感じる夜もあった。

現状に満足せず、常にアップデートし続けるする姿は、
間違いなく世界一クールなロックバンドなのではと思うし、ずっと憧れの人たちなんだよな〜と。

このバンドに出会って間違いなく人生が変わった。
野心を教えられ、ずっと心はキッズのままでいよう。と
時に、優しい音色で包まれて。
決して、手を差し伸べてくれるわけでなく自ら這い上がってきたものをのみ向かい入れるスタンスだが、いつだって向かい入れてくれるときは優しさで溢れている。

だからか、[Alexandros]のステージを見た後はこの世で最強無敵のスーパーマンなれる気がする。
4人が間違いなく、それ以上に無敵なエネルギーを注いでくれるからだと心底思う。

私には、私自身の将来の夢などない。
それなりに幸せに暮らしていれればいいと思っている。
だが、唯一あげるとしたら…
このバンドをずっと見続けて、グランドベリーでヘッドライナーを務めるその日をこの目で見るときが、私の夢だとずっとずっと思っているの。

その野心漲るステージを目に収め続けられる日をずっと心待ちに、私は生きていく。多分ずっとね

ちなみに、去年の年末に行われた、ライブにて轟音が響く「Kill Me If You Can」を見た時、衝撃が走った
会場に鳴り響くこの曲は、17歳のこのバンドを好きになったきっかけの曲だけあって改めて私を魅了させてきた。
まだそんなに生きていないが、このバンドに出会えこと。財産だと胸を張って言えちゃう、そんな私と[Alexandros]のお話。
読んでくださった方ありがとうございます☺︎

p.s.
厳密にいうと、有名音楽番組に[Champagne]時代に出演していた時にリアルタイムで見ていたことを知ったんだけど、当時、好きになるなんて思っていなかったこの人たちをのめり込むまで好きになっていた、今思うと、あの時見ていたのは奇跡だったし運命だったなとひしひし感じる夜。

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