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鳥取の「砂場」(3)―駅前にもあったすなば

2018年8月7日の17時20分頃、私は鳥取駅前に戻ってきて、すなば珈琲鳥取駅前店に来ていた。

2014年4月、当時鳥取県には47都道府県で唯一スターバックスコーヒーがなかったそうだ。その時、平井伸治鳥取県知事の「鳥取にはスタバはないけど、日本一のスナバがある」という発言をもとに、地元企業がオープンした喫茶店らしい。

でも行ってびっくりしたのが、鳥取の駅前にあるというのに、営業時間が8:00~18:00だということだった。

コーヒー自体は珍しくサイフォンで淹れたもので、美味しかった。

ただね、もっと時間的余裕があるなら、鳥取発最終のスーパーはくとに乗るまでゆっくりしようと思っていたのに、18時に閉まるだなんて。

田舎の夜は早い。飲食店が17時、18時に閉まるのがふつうだったりする。水木しげるロードのお店も閉まるの割と早かった。私、田舎行って美味しいお魚食べたりするのはいいけど、「住みますか」と言われると「すみません」と謝るしかない。

(別に地方や、そこに住んでいる人、そこの出身者をバカにするつもりはありません。ただ、大阪の郊外で育った私にとって、地方は何かと不便すぎて、暮らしていく自信がないんです。)

なので、スイーツも食べたかったけど、時間の余裕がない。

ただ、色々面白いものはあった。来店者が自分の住んでいる場所をピンで刺して帰る日本地図とか(東北地方に結構刺さっててまたまたびっくり)。

鳥取で観光して帰る場所としては有名みたいで、私がコーヒーを飲んでいる間もマグカップを買って帰る人とかいた。

一番びっくりしたのがさ、上の写真にあるように、店内に砂場みたいに砂を敷いたところがあることなんだよ。

なにもすなば珈琲だからって本当にそんなことやらんでもいいんじゃないかw 鳥取県、必死だな...

でも、鳥取駅前、県庁所在地なのに、米子や松江よりも寂れてる感があって、ちょっと悲しかった。潰れた飲み屋さんのシャッターが目に入る。

すなば珈琲を出た後は、ある喫茶店に行った。

ある観光ガイドのサイトに「一世帯当たりのカレー消費量が日本一に輝いたことがあるほど、カレーが大好きな鳥取県は、美味しいカレーが食べられるお店の宝庫でもあります」と書いてあったので、これは行くべしと思ったのだ。(でもこの情報本当なのか? 鳥取の人でそんなの聞いたことないと言ってた人もいるけど。)

行った先は「ベニ屋」

チキンカツカレー美味しかったよ。10日間寝かせたカレーらしい。

というわけで、砂場とご縁のある鳥取旅行だった。でも山陰、夏は暑い。また秋頃に行こう。米子の居酒屋で食べた新鮮なお刺身、めっちゃ美味しかったし♡

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