見出し画像

【YouTube初心者は人気チャンネルをパクれ】

YouTubeする犬です。前回のnoteはご満足いただけましたでしょうか。思った以上に多くの方にご覧になって頂いたようで大変嬉しいです。

さて、今回はnote第二弾。「YouTube初心者は人気チャンネルをパクれ」という意味を徹底解説します。Twitterを見ていると、多くの有名YouTuberやマーケターの方が口を揃えて人気チャンネルをパクれと言っております。初心者の皆様はどこまでパクれていますか?もちろん、セリフや使用している画像まで全て完全にパクってしまったら盗作になってしまうので、それはしないように気をつけてください。

それでは質問です。あなたはパクるという意味をどこまで理解できていますか?これは非常に奥が深く、フォントをパクる、文字の大きさをパクる、そういう目に見えるものだけをパクることが全てではありません。先に結論をお伝えしますと、

『伸びている動画の本質をパクる』

これを意識してパクれていますか?もし、何も考えずに伸びている動画をパクるだけなら思った以上に効果を発揮しない可能性があります。もちろん、それだけでもある程度は伸ばせますが、時間がかかるような印象です。最短で収益化するには本質をパクる必要があります。それができれば、数本の動画での収益化や、1〜3ヶ月という短い期間での収益化も可能です。それを目指すつもりで、このnoteを熟読してチャンネルを作り上げていきましょう。

◆そもそもなぜパクらないといけないのか

YouTubeをこれから始める方、あるいはすでに始めているけど伸び悩んでいる方はすでに伸びているチャンネルをパクって運用するのが一番最短の道です。しかし、「えー!せっかくYouTubeするなら自分がやってて面白くて好きなことやりたいよ」と思う方がほとんどだと思います。僕も最初はそうでした。もちろん、何も考えずに、自分の好きなことで着実に再生回数を伸ばして、チャンネル登録者数を増やしているチャンネルもあります。それは一部の天才的なカリスマ性を持つ人間だけです。普通の人が何も考えずに運用しても、誰にも見られない動画になります。自分のやりたいジャンルがあるなら、そのジャンルで人気のチャンネルを探してください。そして、徹底的にパクるようにしてください。すでに伸びているチャンネルと同じやり方をすれば、伸びるというのは当たり前の論理です。

しかし、それだけではまだ「パクる」という言葉の意味を理解できていません。ここまで口うるさくパクれと言っている理由をYouTubeの視点から説明します。

まずは質問です。皆さん、YouTubeは何で儲けているかご存知ですか?これを知らない方はここで覚えていって下さい。それは広告費です。最近はYouTube premiereの加入率も増えていますが、それでも圧倒的に広告費による収益がほとんどです。皆さんがYouTubeの立場に立った時、広告費をもっとたくさん稼ぎたいと思いますよね?もっと多くの人にYouTubeにアクセスしてもらって、沢山の広告を見てもらいたいですよね?じゃあ、YouTubeが視聴者にオススメしたい動画って「視聴者を長くYouTubeというプラットフォームに留めることができる動画」ということになりますよね。具体的には、試聴時間が長く、再生回数も多く、登録者が増える動画ですよね。一言で言うと人気動画を視聴者に見せたいんです。こういう動画を多くの視聴者に見てもらって、一日中YouTubeを見て、廃人になってほしいのです。

こういうイケてる動画をパクることができたら、YouTubeはあなたの動画を色んな視聴者にオススメしてくれるんです。なぜなら、YouTubeのアルゴリズムは「類似性」をめっちゃ大事にしているからです。もう少し分かりやすく言いますと、あなたの作った動画が人気動画に似ていると、YouTubeがあなたの動画を視聴者に拡散してくれるということです。これを具体的な例を出して説明します。

画像3

これは現在運用しているYouTubeチャンネルのアナリティクスです。数ある動画の中でも伸びた動画の部類に入るので事例として出します。この動画のテーマは「爆買い」です。「爆買い」という企画はどのYouTuberもやっているド定番の企画ですよね。ハイブランド爆買い、コストコ爆買い、アウトレット爆買いなど、様々なパターンの爆買いがあります。要するに爆買いの企画は購入品は違えども、大金使って大量に買うというだいたいどれも似通っている動画ということになります。僕のこの動画を見ている人は他にもどんな動画を見ているのか確認してみましょう。

画像2

トラフィックソースを見ると、僕の爆買い動画は、他の爆買い動画とか購入品紹介の動画などに関連動画としてインプレッションされていることがわかります。つまり、僕の爆買い動画はここに上がっている動画と類似しているということです。僕もこの動画を投稿する時、この人のこの動画の関連動画に出たらいいなーとイメージしながら動画を作りました。そのおかげなのか、この動画一本で公開後24時間で2000人近くの登録者が増えました。しかし一方で、バキバキのハイブランドの爆買いを見た人が僕の動画に飛んでくると、物足りないのか平均試聴時間も短いことが分かりました。そしてバキバキのギラギラ系の動画にインプレッションされるとクリック率もあまり高くありませんでした。

少し話が脱線してしまいましたが、人気動画との類似性を意識して動画を企画するとYouTubeのAIはこう思います。

「あれ、この動画って再生回数400万回のあの人気動画に似ているな、ひょっとしたらおもろいやつかもしれんし、試しにオススメしてみようかな」

YouTubeを稼がせるために、この賢いAIは常にいい動画を期待しています。あなたがYouTubeのAIに気に入ってもらうためには、すでに人気のある動画を徹底的にパクれば良いのです。意外と単純でしたね。しかし、アルゴリズムというのは毎年コロコロ変わります。例えば、登録者数よりも再生回数が多い方が良い動画と思われるとか、再生回数よりも再生時間が長い方が重要だとかですね。しかし、絶対に変わらないものがあります。

アルゴリズムは常にYouTubeが儲かるようになっているということです。

例えば、再生回数が多い動画は良い動画だとAIが理解していたとします。すると、再生回数を操作するYouTuberが出てきて、クリックして1秒見たらまた戻って、また1秒見て戻ってを繰り返すことがあります。そうやって再生回数が多い動画が果たして良い動画だと言えるのでしょうか?これではダメだと思ったAIは再生回数ではなく総再生時間が長い方が良い動画だと理解するようになりました。再生時間が長いということはそれだけ長い時間、広告に目を通すことになり、結果的にYouTubeが儲かるようになります。

どうですか?YouTubeの視点で、動画をパクる理由が何となくでも分かりましたか?それでは次の項目では視聴者の目線に立って、動画をパクることがめっちゃ大切だよということを話します。

◆本質をパクるという意味

「本質をパクる」これは見た目だけをトレースすることではありません。先程はYouTubeのアルゴリズムに則って、パクるのは大事と言いましたが、動画を見ているのはちゃんと血の通った生きた感情を持つ人間であるということを忘れてはいけません。これを忘れてしまっては正しくパクることは絶対にできません。

「本質をパクる」という言葉の真の意味は視聴者の感情に作用させるという意味です。例えば、オリンピックのピクトグラムはかなり話題で、YouTubeでも急上昇のトレンドになっていましたね。色んな YouTuberや芸人がパロディしていましたね。TikTokでもピクトグラムの真似をする人が多かったですし、ネット上でも「経理のピクトグラム」とか「イヤイヤ期に入った子供のピクトグラム」など◯◯のピクトグラムというのが流行りました。

画像3

あなたはピクトグラムを見ている視聴者の感情を考えたことはありますか?なぜ、あれ程までにピクトグラムにハマった時期があったのでしょうか。僕の考えはこうです。オリンピックを見ていた人は「人間がピクトグラムを再現する?どんなんやろう?」という興味関心や疑問という感情が湧きます。この段階で、視聴者の期待値は低いはずです。しかし、テンポ良く進むピクトグラムとシュールな笑いある演出を見ているうちに、次はどんな表現するんだろうという期待の感情に変わります。次第に「すごいな、これ!」という称賛の感情に変わり、最後には「伝えたい」「真似したい」という欲求の感情が現れます。こうなると、TwitterやInstagramには「ピクトグラムやばい」「ピクトグラム見た人?」「ピクトグラムの中の人誰やろう」など、ピクトグラムがタイムラインを支配します。そして、オフラインでは「開会式のドローンとピクトグラムやばない?すごいよな!」という会話が職場、恋人、友人の間で交わされていくのです。このように感情に作用する部分をパクって、自分の動画に取り入れていくということが本質をパクるという意味です。

映画では感情曲線を意識したシナリオが作られています。ここでワクワクさせ、ここで落ち込ませ、主人公に共感してもらい、ここでテンションぶち上げさせる。このような全体の感情の浮き沈みを作ることがYouTubeにおいてもかなり重要になってきます。これが視聴者の目線で作られた動画は間違いなく伸びます。YouTubeにおいて共感というキーワードはかなり大切ですから、視聴者に共感という感情を持ってもらい、動画にのめり込んでもらえるように意識しましょう。ただし、視聴者にそれを悟られてはいけません。

色々アルゴリズムのことも話しました。アルゴリズムをハックすることも大切ですが、動画を見ている生の人間に対して、どう価値を提供するのかを考えることの方が大切なので、あまり頭でっかちにならないように!YouTube上にはパクるべき動画は沢山あります!色々動画を見て学んで言いましょう。

現在、YouTubeを学ぶオンラインサロンを開設しました!youtube運用について勉強したいけど、場所がないという方はサロンで一緒に頑張りましょう!

詳細はこちらから!

https://community.camp-fire.jp/projects/view/566341?list=projects_fresh

YouTubeする犬



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?