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CartoonSegmentation を使ったキャラクター切り抜き

 こんにちはこんばんは、teftef です。今回は,CartoonSegmentation を使って画像内の被写体抽出をするツールについてです。実はあまりフロントエンドの開発経験がなく、いつかやろうと思っていた React + FastAPI の勉強ついでに作ってみたツールに紹介もあります。
 私もまだ初学者であり、説明が間違っていたり勘違いがある可能性が 0 ではないということをご了承ください。ぜひコメントなどをいただけたら幸いです。また、この記事を作成するにあたり、GPT-4 による校正、修正が含まれています。

※この記事は有料となっていますが、最後まで内容が読めます。

 前回の記事で、 セマンティックセグメンターションを用いて画像から特定のオブジェクトの RGBα 画像を抽出してみました。

 その結果、被写体抽出するだけなのであれば、CartoonSegmentation を使ってやった際に、最も精度高く (定性評価) 被写体抽出できたと思います。

 そこで、 React と FastAPI の練習として、軽い切り抜きツールを作ってみました。

使い方

Node.js のインストール

とりあえず Node.js が必要なので入れましょう。

repositoryのクローン

git clone https://github.com/teftef6220/CartoonSegmentation_React.git
cd CartoonSegmentation_React

クローンして開きます。

仮想環境作成

仮想環境を作成し、

python -m venv .venv

.\.venv\Scripts\activate

環境構築

python と Node.js の環境を構築する。 

# python の環境構築
pip install torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu118
pip install -U openmim
mim install mmengine
mim install "mmcv>=2.0.0"
mim install mmdet
pip install -r requirements.txt
pip install pytoshop -I --no-cache-dir
# Node.js の環境構築
npm install

モデルのダウンロード

モデルを huggingface からダウンロードします。

huggingface-cli lfs-enable-largefiles .
mkdir models
git clone https://huggingface.co/dreMaz/AnimeInstanceSegmentation models/AnimeInstanceSegmentation

 下のリンクからダウンロードし、 models というディレクトリを作ってその中に保存でもいいです。

起動

start_ui.bat をダブルクリックで実行します。

なんかエラー出る!!という場合はコマンド画面から直接実行することもできます。⇩

ターミナルを 2 つ立ち上げて、両方とも仮想環境に入っておきます。

片方で、

python fast_api.py

もう片方で、

cd react-app
npm start

を実行すると
このようにブラウザが立ち上がります。

パーツ分け

「ファイルを選択」から画像を選択して Process Image を押して少し待ちます。そうすると結果が下に出てくるので、欲しい画像を選択して、左下の save Image で保存したりできます。

選択した画像は赤枠がつくよ!

Photoshop データ

processed/ の下に psd データとしてそれぞれのレイヤーが保存されています。

最後に


 というわけで、キャラクターのパーツ分けソフトです。この先、レイヤー分けしたpsd ファイルを作成するなどいろいろ付け足していきま。。

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