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「純情エビデンス」で"妹"について考えてみた。

従来のパフォーマンスに飢えていたヲタクたちが待ち望んでいた、9/30の「テレ東音楽祭」。
わたしもテレビの前で正座待機していたわけだが、初披露の新曲「純情エビデンス」のサビの冒頭にザワついた。


妹は まだ知らないけど
もう ね Next Door


突然の妹!?!?!?


Twitterのタイムラインもおおむね似たような感想が溢れていた。

娘。をはじめハロプロといえば宇宙だとか地球だとか自然だとか平和と同じくらい家族を語ってるイメージが強い。(個人の意見です)
愛情を惜しみなく注がれ、良好な家族関係のもと、恋や夢に悩んでる、そんな感じ。

今回、娘。の全68枚のシングルA面曲の歌詞を調べてみて、家族に関するワードを抜き出してみたのだけど(さすがに全曲はキツかった、ごめんなさい)、

「ふるさと」:母
「ハッピーサマーウエディング」:父さん母さん
「ザ☆ピ〜ス!」:ウチ
「そうだ!We're ALIVE」:父ちゃん母ちゃん
「愛あらば IT'S ALL RIGHT」:おじいちゃん、そのまたじいちゃん、そのまたもっともっとばあちゃん
「なんちゃって恋愛」:お母さん
「青春コレクション」:家族
「マジですかスカ!」:ファミリー
「彼と一緒にお店がしたい!」:パパ、家族、ママ
「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!」:尊敬する両親
「Password is 0」:家族
「TIKI BUN」:親

両親や家族・ファミリーはあっても、兄弟姉妹に言及した歌詞って全くなかったのです。
きっとハロヲタの記憶に新しいのはJuice=Juiceの「背伸び」の"姉"くらいだと思う。

この世に生を受けた、ということは親に当たる存在は必ずいる訳だけど、兄弟姉妹はいるとも限らない。
家族の『縦のつながり』は見えてたけど、兄弟姉妹の『横のつながり』ってそんなに重要視されてなかったから歌詞の世界に出てこなかったのかな、と思うんです。
その『横のつながり』よりも、家族という枠の外にいる愛する「君」や「あなた」、そして友達の方が曲の主人公にとっては大事だったりするケースがほとんどだったのかなと。



ちなみにつんく♂さんのライナーノーツ。


自分のこの「信念」は家族の中でも一番近い「妹」にすらまだ話していない。
(きっと普通なら親にもいえない秘密なんかも妹やお姉さんには話してるんだろうけど)
それくらいの自分の中の最新トピックなわけです。


ってことらしい。
ふむふむ「純情エビデンス」の主人公の子はそんな感じなのね…と、ここでわたしにはある疑問が浮かんだ。

みんなにとって妹ってそんなに近しい存在なの?


わたしには妹がいます。年齢は4つ、学年は5つ下(※わたしがエイプリルフール生まれのためこんな面倒くさいことに)。
まーーータイプが正反対。
妹には「もし同い年でクラス一緒でも絶対友達にならないタイプ」って言われたからね。わかるけど。
見た目は派手。平たく言うとギャル。れーなとかえりぽんの感じ。
でも実はわたし以上にハロプロが好きだったんだよね、黄金期あたりの頃は。
娘。でいえば「Mr. Moonright〜愛のビッグバンド〜」あたりからシングルを買ってて。
あとはあややがめっちゃ好きだったね。ライブも二人で行ったんだった!2002.8.8、つがる地球村 野外円形劇場!懐かしい!!!
でもいつの間にか、ハロプロへの興味も薄れ始めてたし(「浪漫〜MY DEAR BOY〜」あたりからCDがない)、「二人で何かする」ってのもこれが最後だったように記憶している。(ちなみに今はK-POP、YGエンターテインメントのヲタク)


確かに親よりも年の近い「女性」ではあったけれど、進路だとか恋愛とかに関する話をしたこともほとんどないし、何なら当時大学生のわたしより先に彼氏できて、ケータイとかも持ってないのに23時くらいまで帰ってこないとかやってた子ですからね!むしろ"Next Door"行ってたのは妹の方だよ!!(根に持ってる)
相談されたのといえばわたしが結婚してから「彼氏と同棲したいんだけど、親をどうやって説得すればいいか」ぐらいだからね!!!うまいこと利用されたもんだよ。

というわけで我が家には全く当てはまらない姉妹関係なのでした。
もちろんめっちゃ仲良くて一緒に旅行行ったり、姉の婚姻届の証人になった子とかもいるけどね。

みなさんの"妹"との関係はどんな感じでっか??(©️「HOW DO YOU LIKE JAPAN?」)



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