1月10日の日記


 今日はNOAくんのデビュー記念日。本当におめでとうございます。

 今感じている率直な気持ちを言葉にしてとっておきたいと思って、節目ということでまとめることにしました。

 私にとってNOAくんは本当に大切な存在です。今までの時間を思い返すと、いつもNOAくんの存在がわたしを支えてくれていたなと感じます。

 私はNOAくんに出会ってから、それ以前よりも音楽が好きになりました。もちろんもともと好きではあったけれど、自分の知っているアーティストの曲や有名な曲を聴くという感じで、言ってしまえば音楽は私の生活の中で「移動のときの良きお供」的な位置にいました。

 NOAくんに出会って、NOAくんの歌を聴くようになって、それが少し変わりました。

 今まで他にすることがないときに聴いていた音楽に、もっと能動的に触れるようになりました。NOAくんの作る曲が好きで、いつでもどこでも何度でも聴きたいと思ったから、そして、NOAくんがカバーしたりおすすめしてくれる曲の中にも、今まで知らなかったけれどすごく良いと感じるものがたくさんあったからです。

 この世界には自分がまだまだ聴いたことのない素敵な音楽があって、それを作る人がいると思うと、すごくワクワクしました。代り映えのしない生活の中で人並みに生きていた私にとって、それだけですごく世界が広がったような気がしたんです。

 そういう胸が躍るような感覚は、そう頻繁に味わえるものではありませんでした。だから私は、自分にときめきをくれたNOAくんというアーティストはいったいどんな人なのだろうということにも興味を持つようになりました。

 まず、彼の経歴を知って、すごく驚きました。12歳で韓国に飛び、YGエンターテインメントで練習生になる。それがどれほど大変なことか、私には想像することすら難しいです。

 12歳くらいというと、それぞれいろんな夢を持つ頃だと思います。その中で、自分が描いた夢の実現にまで踏み出せる人は、いったいどのくらいいるのでしょうか。しかもその夢が、言葉の通じない海外に行かなければならず、厳しい練習を重ねてもなお必ず叶うという約束はされないものだとしたら。
 すごいなあ、私には到底そんな勇気は出せないな、きっと考え方から全然違うんだろうな、などと、雲の上の存在を見るような感情をNOAくんに対して抱くようになりました。

 でも、その印象はもっとNOAくんを知ろうとするうちに少し変わっていきました。彼のYouTubeチャンネルには、パフォーマンス以外のNOAくんを見れるコンテンツが沢山あります。それらを見ていくと、良い意味で「案外普通の子なのかな」と思う場面もありました。NOAくんのまろやかな話し方だったり、飾らない仕草に愛おしさを感じたともいえるかもしれません。

 これは本当に私のただの憶測というか、願望も混ざっている見解になりますが、NOAくんがKPOPのアーティストに憧れて韓国に飛び立った時の気持ちは、今の私がNOAくんからもらったときめきと近いものがあるのではないかと思います。
 そう考えると、NOAくんに対して、「自分とは何もかも違うすごい人だ」と、ただの憧れを抱いているだけの自分が少し勿体ないような気がしました。そんな気分で改めて聴く彼の曲は、音楽を楽しいと感じる気持ち以上のものを私に与えてくれました。

 端的に言えば、私はNOAくんというアーティストから、勇気をもらったのです。これまでも今もそしてこれからも努力を続けているNOAくんを見ていると、私も何かに挑戦してみよう、という気持ちになります。くじけそうなときにNOAくんの曲を聴くと、もう少しだけ頑張ってみようと前を向けます。

 先ほど、「代り映えのしない生活の中で人並みに生きていた」と自分を表現しました。そんな自分の生活に大きな不満があったわけではないけれど、そういう自分を誇ってはいませんでした。それでも私はすごく臆病で、勇気を出すことが一番難しいと思い込んでいました。
 でもNOAくんには不思議な力があって、そんな私が思い切って踏み出してみようと決めるきっかけの一つにもなってくれました。

 別に、NOAくんが直接私に何かをしたわけではありません。私が勝手にNOAくんの曲を聴いて、勝手にNOAくんの言葉を聞いて、勝手に決断したまでです。でもそれってすごいことではないですか。人に直接何か手助けをしたわけではないのに、前を向かせるというのは、才能があればできるということでもない気がするんです。彼がしてきた経験や、それによって生み出されるものこそが持つ力だと、私はこれまた勝手にですが、そう思っています。


 ここまで思いのままに長々と書いてきましたが、要するに私はNOAくんと出会ってから良い方向に変わり、その機会を与えてくれた彼にすごく感謝しているという話です。

 読み返すと、ずいぶんふわっとした抽象的な話が多いなあと自分でも思います。具体的にどの曲を聴き、どの動画を見て何を感じたのか、という話まで始めると本当に終わりどころを見失ってしまいそうなので、今回はとりあえずここまでを書き留めて一旦満足ということにしようと思います。

 改めて、NOAくんデビュー3周年おめでとうございます。いつも最高に良い姿を見せてくれてありがとう。NOAくんの存在が私にくれる癒しやときめき、勇気は、他には代えられない特別なものです。NOAくんのことを好きになって、本当に良かった。NOAくんが大好きです。

 素敵な歌を歌うNOAくんの横顔を見つめていられる日々がこれからも続いていけば、私はすごく幸せです。



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