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「紅茶が渋くなければもっと飲みたいのに…。」を叶えたい!多くの人が紅茶の渋みを勘違いしている?プロによる渋くない紅茶のすすめ

紅茶って渋いものなの?



紅茶を飲んで、

「しぶっ!!!」

と、感じたことはありませんか?


おそらく、

一度や二度はありますよね。


もしかすると、

「紅茶って、もともと渋い飲み物でしょ?」

と、思っている人の方が多いかもしれません。


でも、もしも、

あなたがそんなふうに思っているとしたら。


それは、これまで偶然にも、

“渋い紅茶”を手に取っていたのかもしれません。

渋味の正体とは?


そもそも、

「なぜ、紅茶が、渋いのか?」


ネットで調べてみると、

「渋味の原因は“タンニン”だよ。」

とあります。



誤解を恐れずに言えば、

「半分はあっている。

けど、、、

半分は違うんだよね…。」



だって、

“タンニン”の渋味って、

本来は、もっと心地の良いもので、

決して、眉をひそめるような

不快な渋味じゃないから。



例えば、

紅茶を飲みながら、甘いものを食べていると、

「いくらでも食べられる♡」

って、思いません?

それは、紅茶が、

口の中に広がった味わいを一旦リセットするからで、

その役割を果たしているのが

“タンニン” の “渋味” なんです。



なら、

「紅茶って渋いから苦手…。」

という時の、

あの、”いやーーな渋味” って、

いったい何なのでしょう??



それは、“収れん味“ といって、

茶葉に含まれるエグ味やアクです。


エグ味やアクの正体は?


紅茶は、

生産地ごとに、茶摘みの時期が違っていて、

3月に摘む地域もあれば、

12月に摘む地域もあります。



そんな風に

“いつ収穫するか” が、

エグ味やアクに、ものすごぉーく影響します。



つまり、

"エグ味やアクが出やすい時期がある。"

ということです。

そして、

その時期がいつか?

というと、“夏“ です。



夏に収穫した紅茶を飲むというのは、

春野菜を夏に収穫して食べる感覚と似ています。


例えば、

収穫時期がうしろにずれたタケノコを食べようと、

アク抜きをがんばったとしも

エグ味は取りきれないですよね。


それと同じように

夏が近づくにつれ、

エグ味やアクが増していくのです。


それが、

紅茶を淹れたときに渋みとして出ているのです。



じゃあ、

「夏に摘むのをやめればいいんじゃない?」

って、

渋味が苦手な人は思われるでしょうか。



気持ちはものすごーく、わかります。


でも、生産地の都合を考えると

「夏に採らないで!」

と言うのは、

とっても、とっても難しいことなんです。



なぜなら、

「紅茶栽培に最適」

と言われる地域は、

赤道付近が多く、

1年中、真夏のような気候なのです。


だから、

おのずと茶摘みは“夏”になってしまうのです。。。

しかも、

1年を通して紅茶が採れるので、

収穫量はとても多く、

日本にもたくさん入っています。



「紅茶が渋い」

と、感じるのは、

この地域の紅茶を飲んでいることが多いです。


だからといって、

この地域の紅茶の品質が悪いという意味ではないので、

「今、手元にあるよー。」

という方も、安心してくださいね。


淹れ方次第で、渋味なく飲むことができるので ^^



では、どうしたら渋くない紅茶を飲めるのか?

春一番に摘まれた紅茶は渋くない


最も簡単な方法は、

“春に摘まれた紅茶を選ぶこと”

です。


パッケージに、

“1st Flash (又は、1stフラッシュ)” や “初摘み” と

書いてあるものを選んでみてください。


これらは

春に摘んだ紅茶という意味です。



日本では5月~6月頃に店頭に並ぶことが多いので、

ぜひ、チェックしてみてくださいね。

ただね、

“春” という短い期間に摘まれるのにくわえ、

栽培エリアがとても狭いので

初積み紅茶は、

流通量が少なく、

販売期間がとっても短いんです。



もしも、

「どこに売っているかわからない。」

「安全な茶葉を手に入れたい!」

という方は、


当教室が直接取引している茶園の

“無農薬初摘み紅茶情報”

をお届けしますので

公式Line(https://lin.ee/UY8VFk4)に

「初摘み紅茶情報希望」

とお送りください。


2022年春の紅茶を、

楽しみに待っていてくださいね。

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