あるママ友達の会話-教育無償化編ー

主婦A子(以下A):B子ちゃん、久しぶりー!元気だった?
主婦B子(以下B):うーん、まあ元気だよ。
A:なによー、元気ないじゃん。どうしたの?
B:うちの子、今中3でしょ?高校受験もあるし、心配になってきちゃって。
  公立だけど、いろいろお金もかかりそうだし、節約もしなきゃいけないなって。
A:そうかー。
B:なんかニュースで、教育無償化とか言ってるでしょ?
憲法だかなんだか知らないけど、早く無償化になってくれないかな。
A:えー?高校って所得制限はあるけど、補助金が出ているのは知ってる?
B:それって無くなったんじゃないの?
A:2010年の民主党政権の時に全ての高校生が対象の高校無償化制度ができたんだけど、
2014年に自民党が「一定の収入がある家庭には支給しない」と決めたんだよ。
今も、公立でも私立でも、夫婦合わせて年収が約910万円以下の世帯には
月額9,900円が支給されているんだよ。
B:え?そうなの?でも学校説明会でも何も言ってなかったよ。
A:合格発表後に学校から必要書類が配布されるんだって。
B:それは良かった。
A:でも、さっき憲法だかなんだか知らないって言ってたけど、憲法に書くかっていうのは
  すごく重要な問題だよ。幼稚園や保育園の無償化の話もでているけど、
無認可保育園は対象としないとかそんな不平等なこと、憲法に書かないでほしいよ。
そもそも憲法って権力を縛るものでしょ?無償化するなら法律で整備してほしい。
その方が時代と共に柔軟に変えていくことも可能なんじゃない?
B:なるほどね。無償化と言われて、飛びついちゃいけないってわけね。
ありがとう!勉強になったよ!じゃーねー。
A:じゃーねー!