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ミロ展

5/27(金)から5/30(月)まで、名古屋に旅に出てました。

◎スケジュール
・5/27(金)出発
・5/28(土)音楽フェス
・5/29(日)音楽フェス
・5/30(月)ミロ展→帰宅

しかし月曜日は美術館が休館日だということを失念しており、予定変更。5/28(土)音楽フェス蹴ってミロ展へ。ひとり旅だからできる蛮行です。音楽好きの友達と旅行してたら縁切られてます。友達いなくてよかったな。ミロ展の後に音楽フェス行ってもよかったのですが、ダブルワーク?苦手なので。。。



ミロ展、すごくよかったです。

おもしろかったのは、ミロの作品は筆の存在感を打ち消し、モデルである対象物や創造物の触感を意識したような絵画が多く見られるのですが、日本の書に触れた後の作品ではシンプルに筆の触感や存在感を意識しているように見える絵画を制作していることでした。

筆の存在感を打ち消した絵画とは、ペイントソフトの塗り潰し機能が使われているような丁寧に色を塗られた部分が存在する作品が多く、それを知り得た後に見るミロの絵画は、ムラのように見えていた部分は模様のような、傷のように見えていた部分は素材のような、色の中に更に絵があるように見える部分もありました。 

逆に日本の書というものは筆の触感や存在感を明らかにしている芸術なのだなということは今回のミロ展で学んだことです。字を書くことが苦手で、書も当たり前に苦手なので、あまり向き合ってこなかった芸術でした。

風景画はちぎり絵のようで、ミロの絵はコラージュのように立体感や存在感がかなりあります。なのでコラージュ作品もありましたが、やはりお上手でした。陶芸やタペストリーなど様々な芸術を取り入れており、自分も料理や裁縫など絵以外の創作で自分を表現することや模索することがかなり好きなので、通じるものを感じました。



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