今日は終業式。
長かった一学期も、気づけばあっという間に終わりだ。

昨日の放課後、一学期の反省があった。

自分は納得いかないことがあると、はっきり言ってしまう方だ。
そこで今回もいろいろ反省用紙に書いていた。

すると、今までの学校ではなかったことが起きる。

ある日の放課後、校長室に呼ばれた。
何かあったかと思っていると、反省用紙の話だった。

「こういうことが書いてあったけど、こんなことか？」
「こういう書き方をすると、周りが不安がる」
などなど、反省の場を待たず、指導が入る。

若い頃は辛辣なことも書いていたが、これまでに反省に書いた中で事前に指導されたことはなかった。

めんどくさくなったので、
「もういいです。けしてください」
と言うと、
「いや、自分は消せとか言ってない。いるのかどうか、先生が検討して」
と言われた。

なんなんだ？
校長室に呼び出して、こんな話をする時点で消させたいんだろう。
それを変に善人ぶりたいのか、こちらに投げてくるとは。

忖度しろってこと？
この時点でパワハラじゃないか。

政治家や官僚の問題って、こういう構図なんだろうな、なんて考えながら校長室を出た。

実際の反省の場もひどいもの。
教頭が読み上げ、全員で検討する場もない。

会議の効率化って、こういうことではないだろう？

何か歪んだ職場だし、校長のワンマンさがひどく気になった。
呼び出しなんて裏で動かず、会議という表の場で、職員全体とやり合う気概がほしかった。

また一つ、この仕事が嫌いになった。