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2024EWC第1戦ル・マン24時間 予選1回目 4月18日 レポート

2024年04月18日

2024年シーズンのFIM世界耐久選手権(EWC)の第1戦ル・マン24時間耐久ロードレースの予選日を迎えた。午前10時から2時間はフリー走行があり、SSTクラス7番手(総合18番手)の1分38秒643を記録した。

16時からは各ライダー20分毎の予選1回目が行われた。まずはブルーライダーの亀井雄大が1分37秒317と好タイムで3番手(総合11位)をマークして4周で切り上げた。イエローライダーの榎戸育寛は2度の走行で計6周走り1分39秒548で11番手(総合25番手)となった。

レッドライダーの奥田教介は、10周走ったが走行の感触が悪く1分40秒240で15番手(総合30番手)のため予選2回目に挽回を目指す。第4ライダーの川崎祥吾は6周で1分40秒713の13番手(総合22番手)に入った。

20時30分から22時はナイトプラクティスが行われて、全4人のライダーが走行。開始時は明るかったが次第に暗くなっていき、本番での夜の走行の感覚を掴んでいった。4人で42ラップと参加チームでも2番目に多い周回数を走り、ベストタイムは1分39秒124を記録した。

明日4月19日(金)は予選2回目で、タイム挽回の機会がある。2回の予選で、ベストタイムの上位2人の平均がチームのタイムとなるため、榎戸と奥田でタイム更新を図る予定だ。


ライダー 亀井雄大

「今日も順調に1日が終わりました。自分自身は目標にしていたタイムが出て、他のライダーも自己ベストに近いタイムや更新するタイムも出せました。明日は自分が攻めるのはリスクがあるので、使えるタイヤは他の3人のライダーに託して、少しでも上のグリッドからスタートできるように、みんなで頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします」


ライダー 榎戸育寛

「日本のバイク、日本のサーキットと違うところがあって苦戦をしています。連戦でもあるので体も様子見ながら走りたいと思います。また明日は予選2回目があるので、しっかりアタックできればアタックをして、決勝に向けてのグリッドをもう少し良くできればいいかなと思っています。最後の調整の日ではあるので集中して頑張りたいと思います」


ライダー 奥田教介

「すごく調子良く走れていましたが、その流れで予選に行ったら、中古タイヤの後に履いた新品タイヤがうまく機能させられなくて、中古タイヤより滑るようになって苦戦しました。明日の予選2回目でもう1回アタックできれば良いなと思っています」


ライダー 川崎祥吾

「エンジニアの言う通りに乗り方を変更したら、言われていた通りタイムが2秒くらい上がったのですごく良かったです。ナイトプラクティスは1000ccに慣れつつ、初の耐久レースでセーフティカーの経験ができたのも良かったです。明日もう一回予選があるのでリスクを冒さない程度にタイムアップを図りつつ、決勝に向けて準備を進めていけた良いなと思います」


EWC 2024 シーズンレーススケジュール

第1戦:ルマン24時間レース(フランス、ルマン): 4月18~21日
第2戦:スパ8時間耐久レース(ベルギー、スパ・フランコルシャン・サーキット) 6月6~8日
第3戦:"コカ・コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会(日本、鈴鹿サーキット):7月18~21日
第4戦:ボルドール24時間レース(フランス、ポール・リカール・サーキット) 9月12~15日


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