見出し画像

無職だけど透明じゃない

こんばんは。
サークル「チーム☆胃薬」で曲を作ったり便所を掃除したりしてる方のMr.ストマックです。
文章とか書く場所が欲しくてnote始めてみました。雑多かつ更新頻度も高くないと思いますがよろしくおねがいします。

※これは「小学生が宿題でムリヤリ書かされた日記」の様に1日の始まりから終わりまでを全て書いたグダグダの内容ですからムダに長いんでヒマな人だけ見てください。

さて、突然ですが私3月末日で職場を去ることになりました。思えば辞めると言い始めてから9ヶ月…随分とスパンの長い辞める辞める詐欺になっていたなぁと微かに反省をしつつも胸は踊りに踊っていました。まるでボインちゃん。いや、まさにボインボインちゃん。(ボイン言いたいだけ。)

そんなこんなで私Mr.ストマック、仕事を辞めてともかく最初にしたかったことがあります。



そう、睡眠です。

まるで夢もオモロもない回答ですが切実な本音でした。基本的に夜勤仕事だった私は完全に昼夜逆転生活。ズレていく生活のリズム、乱れていく自律神経、緩んでいく括約筋。中々に身体によろしくない仕事でした。

そんな私は目覚ましをかけずに、とりあえず思うさま惰眠を貪り尽くす。そんな事がしてみたかったわけです。
といっても普段そんなに寝れてない人間が、急に今までとは違う時間にまとめて寝れるかと言われたらまぁ難しいものです。とりあえず1日半くらいは存分に布団から出ずに過ごし、やって参りました4月の2日。

今日この日から完全に無職になった僕の日々が始まります。予定が何もない日々のスタートです。キャー不安ー。(棒読み)

というわけで長い前置きは置いときまして4月2日、おそらくここ数年で一番気の向くままに過ごした日の話を皆さんにしたいと思います。


目を覚ました私は13時。ご機嫌な目覚め。怠惰な時間の目覚め。まるで講義をサボると決めたクソ大学生のような、お日様が1番高い位置で僕を迎えてくれる、目覚め。

布団の中で何をするか考えを巡らせる。

3/31の夜勤を終えて4/1の朝方帰ってきてからほぼほぼ布団と台所にしかいかずものすごい時間を思考停止してすごした私の身体はガッタガタだった。具体的に言えば腰がガッタガタだった。
この歳になると寝すぎると腰の筋肉が固まってしまう、寝ることもままならない。加齢の恐ろしさを肌で感じつつ僕の脳みそは1つの答えを出した。

オナニーだ。

僕のオナニーは特に変わった事もなく、まぁノーマルな部類なので特に語る事はない。オカズだけ掲載しておく。
端的に言うと最高のオカズだった。しかしこの本の作者さんの情報がわからん。本の巻末にツイッターとかピクシブとかを書いてくれてないんだ。誰かこの作者さんのツイッターとか知っている人いたら教えてください。長文のおシコり報告をしたいので、よろしく。

寝起きかつ約3日ぶりの射精をキめた僕は次の行動を即座に決めた。風呂だ。風呂しかない。それもただの風呂じゃダメだ。半身浴だ。仕事をしている時は時間が惜しくて中々できなかった半身浴だ。

そうと決めた僕はある事を思い出す。職場での最終日に社長をはじめバイトの方や同僚からもらった餞別の中に入浴剤があったはず!!

よし!!ある!!

ってか会社を辞める餞別が全て身体のケア用品ってなんなんだよ。そこまで身体のケアが必要な現状に追い込んだ社長はオレにちょっとだけ謝れ。ちなみに社長からの餞別は左上に写ってる紙袋。tomorrow landの靴磨きセットみたいなやつ。

「お前は次の職でも役職が上の人間に取り入って頑張って出世しろ。その為の靴磨きセットだ、練習しとけ。お前はそこだけだ、そこに全てを賭けろ。」

というとても切実なお言葉をいただきました。ありがとう社長。なんかの視察中にウンコ漏らせ。あと風邪とかひけ。

なんにせよ会社にいた時の思い出やしがらみを全て忘れるべく僕は風呂に向かう。ラジオを聴きながら湯船につかる。至福。
あとニコ生っていいよね。オレは人が喋ってるのを聞くのが好きで、ましてやそれが友達や知り合いだったら楽しさ倍増。どんな配信サイトでもいいけどオレはなんとなくニコ生が好きだから、オレの知り合いや友達はどんどんニコ生やってほしい。ちなみにオレが1番楽しみにしてるニコ生は「喪ジオ」です。大ファンです。

2時間の半身浴とラジオやニコ生。至福。
手が充分にシワッシワになり、コリッコリになってしまった身体もだいぶほぐれてきた。思うさま汗を流し、次なる行動を僕は決断する。

飯だ!具体的にいうなれば二郎だ!!

僕はラーメン二郎が好きだ。地球上に存在する食べ物の中で一番と言っても過言ではないほど好きかもしれない。
二郎だけじゃない、二郎から派生した二郎インスパイア系も大好きだ。要はなんかラーメンなのかなんなのか、よくわからないけどともかくボリュームがあって美味いあの食べ物が大好きだ。

せっかく時間が有り余るほどあるんだ。いつもの二郎(ひばりヶ丘店)でもいいが、今日は前から少し気になっていたアソコに行ってみよう。

というわけでやってきました!
新秋津駅降りて左手目の前!!

「ラーメン高木のぶぅ」です!!

看板というか外壁からもう曲者感出てていいよね〜。到着時刻は16:20ごろとお客も私以外は1人。午後もやってる通し営業スタイルは従業員の方々の労働時間が心配になると共に、正直かなりありがたい。
ラーメン(並)を注文。ここは並を頼むと麺量200gか300gで選べるらしい。良心的。

腹もそこそこ減っていたし300gで注文したかったが、初訪問で残すのは嫌すぎる。
おまけにずっと寝続けていた自分の胃が急にこれをぶちこまれたら悲鳴をあげながら死ぬのではないか、ウンコも漏れるんではないかという懸念。
それと前評判ではだいぶ野菜の盛りが良い店らしく、野菜少なめで注文してもモヤシ一袋くらいは余裕で盛ってくるという情報も加味して麺量は200g、野菜普通のあぶら増しで注文。
ニンニクやカエシは卓上で調節するスタイル。魚粉やラー油、天かす、一味唐辛子なども卓上にあって後乗せ要素が充実している。

店内もお洒落な内装だ。お洒落っていうか壁に絵が描いてある。壁に絵とかが描いてあればお洒落だと思ってしまう自分の脳みそに乾杯。
新メニュー始めました的なノリでフツーの中華そばっぽい写真も貼ってある。25時まで開けているからこその締めのラーメン需要を狙ってなのだろうか。メニューが増えると従業員の負担も増えるので少し心配になってしまう。

そんな私の心配をよそにラーメンが到着した。

いい!あぶらが良い。野菜の盛りは普通でこれなら確かに十分だと思う。豚は塊っていうよりかはチャーシューに近い感じだけど大きさ的にも悪くない。

スープが面白い。二郎と明らかに差異を出してきてるスープだ。二郎の塩分+化学調味料+豚+脂がこれじゃい!!って感じのものではなくじっくり豚やらなんやら煮こんで煮こんで作りましたよ!!って感じの味だ!!(投げやりなファーストインプレッション)
パンチって面では確かに二郎に劣るけど飲みやすい。化学調味料少なめな優しい味って感じだ。そして確かに色々後乗せしても合いそうなスープだ。僕は魚粉を途中で投入したがかなり美味しくいただけた。

量に関してはやっぱり300gでよかった。やっぱり二郎みたいなボリュームの食い物を食べる時は覚悟を無意識に決めている所がある。
ガッと食べ始めたら麺は一瞬で消えてしまった。もちろん初訪問だからモヤシと麺を食べるバランスを失敗してしまったというのもある。
しかし麺自体も二郎インスパイア系にしては割と細めだった印象がある。しかし二郎系のラーメンは割と麺が全体的に柔い印象があるのだが、この「高木のぶぅ」の麺は割と歯ごたえもありウェーブもある細めの太麺的な感じだった。この麺が好みって人は結構多いんじゃないかと思う。

ガタガタ色々言ってしまったがともかく美味しかったです!お近くの方は是非!!

腹を満たした僕は池袋へ向かう。
とらのあなへ行き、欲しかったエッチな本をしこたま買うためだ。

お目当はえいとまん先生の「本能」、えーすけ先生の「愛しいキミを狂うほど…」。特に「本能」のとらのあな限定のB2タペストリー付きがどうしても欲しかった。

とらのあなへの慣れ親しんだ道を僕は意気揚々と歩く。久しぶりのエロ本買い物マンだ。この踏み出す一歩がエッチな本へと近づいているという実感が僕の気分と陰茎の硬度を確実に上昇させる。

とらのあなへ着いた僕は絶望。

「本能 限定B2タペストリー付き 完売」

なんだよコレ。こんなことあってはならない。嘘だ。僕はエッチな本に四方を囲まれた幸せ空間で誇張でなく地面にヒザをつき小さな声で「shit…」と呟いてしまった。

しかし僕はすぐに思考を切り替え、店舗在庫を確認し在庫僅少のとらのあな新宿店に向かった。

「新宿は出口がたくさんあるからどの出口からどう出ればエッチなオタクショップに辿り着けるかわからないよ〜!!」

なんてboys&girls、安心してくれ。新宿のとらのあなを目指す人々はこの格言を冷静に思い出して欲しい。

「とらのあな新宿店は小田急の近くから出れば良し!!」

ともかく小田急の近くの出口から出ればそんなに遠くに出ることはありません。健闘を祈る。

そんなこんなで颯爽と新宿に降り立った私は慣れた調子でとらのあなへ急ぐ。オレは北口から出るのが好きだが、北口がどうやら降りた辺りからは遠い模様。ともかく小田急方面へ向かい適当な出口から出ると直進するだけでとらのあなへ着く道に出る。これが生活の知恵だ。

おばぁちゃんの知恵袋ならぬエッチな男性の玉袋だ!!(上手くない)

とらのあな新宿店へ降り立った私はエッチな漫画コーナーへ一直線。本能の限定B2タペストリー付きを探す。見つけた。なんとラスト2冊。神に感謝だ。
そこからは買い逃しやめぼしいものをチェック。結果エッチな漫画雑誌3冊とエッチな漫画を3冊、おおきく振りかぶって29巻とやれたかも委員会2巻。

やれたかも委員会2巻が店舗在庫は○で表示されてるのにどうしても見つけることができず店員に聞くも店員も見つけることができずレジで10分待ったのはご愛嬌。
レジの裏から聞こえてくる「有るのにな〜、なんでかなコレ〜」。申し訳なさからどんどん縮こまるアタシ。結局倉庫の変な一角にあったらしくひたすら謝りあう店員とアタシ。THE日本人。

意気揚々と帰る僕。手にはエロ漫画、腹は満たされている、明日の仕事もない。神々の状況だ。エロ漫画がわんさと入ったとらのあなの袋をカバンに入れることもせず僕はホクホク顔でそこそこ混んでる電車に乗り込むわけです。
そこで突如として起きる悲劇。

破れるとらのあなの袋。車内に撒き散らされるエロ本+α

写真は状況再現in自室の布団


いや地獄すぎません?

突如として人々が帰宅する電車の中に現れた猥褻な表紙の数々+高校球児とエモーショナルな表紙。

神さま教えてください。無職とはそんなに悪いことなのでしょうか?無職を理由に与える罰としては少々重すぎませんか?

静まり返る車内。いや車内は元々静かだったのかもしれない。しかし僕にはその車内が水を打ったように静まり返り、空気が固まっていったのを確かに感じた。

新卒なのかな?明らかに真新しいスーツを着た若い男性の方。仕事帰りかな?もう自分に馴染んだスーツを着た壮年の男性の方。学校帰りかな?制服を着た女子学生の方。楽器を持ったバンドマン風の方、私服でも仕事帰りだとわかるくらいに疲れきった方。

全員がこのオレの足元に広がる淫らな本+αを凝視している。猛烈に他人のフリがしたい。足元に便利なブラックホールができて落とした本をみんな吸い込み、ついでにオレも吸い込み自宅へ転送されたい。

………もう、蒸発して消えてしまいたい。

そこからもう私はどうやって帰宅したか記憶にない。ただただ心が痛かった記憶しかない。こんなにも素晴らしい日が、最後の最後にどんでん返しが起きてしまった。

私はどうすれば良かったんだろう。
おどけて笑いを取りにいけば良かったのだろうか?
目に涙を溜めて、その涙をこぼさないように上を向き口笛を吹けばよかったのだろうか?
ただただ奇声をあげながら暴れればよかったのだろうか?

僕にはもうわからない。
しかし1つ言える事がある。
無職に対して神さまは「1回あげてから落とす」という事。そしてその非情さにより、人は労働意欲をもしかしたら取り戻すかも知れないという事。

そしてなんだかんだ良い無職1日目だったんじゃないかってこと。以上。それではまた。


PS.昨日手の指にイボができました。過去に治療してスッキリ治したはずの手の指のイボが無職になったとたん復活しました。世間だけじゃなく身体も無職に厳しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?