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エレガントなブレークスルー

私は野外研修のトレーナーですから、ブレークスルーは「やりきらせる」という体育会系がスキですし、自分を認めるためにもブレークスルーが必須だと信じています。人はやりきった後の発言と、その前までの発言では雲泥の差があるからです。簡単に言うと自信を持った発言に変わります。
ある研修で「契約の言葉」というのがありますが、一人ひとりがやりきったら、自然と契約の言葉が出てくるのです。しかし、中途半端な状態だと契約の言葉を変更したくなりますし、ブレていくのです。
これは研修だけではありません。どのような仕事であっても行き詰まりの状態を打開する(ブレークスルーをする)と、自信になり、行動変容が起こるのです。ですから、私は研修ではなく現場での突破体験、ブレークスルーをお勧めしています。

「すごさの認め方」は上品なブレークスルー

「すごさの認め方」を学び続けていくとエレガントなブレークスルーを経験していきます。どのような時にブレークスルーが起きるかというと、「自分がそのタイプであること」に納得し、受け入れ、誇りを持ったとき、その人の笑顔は子どものようになります。もうそれまでのように、鎧をまとい、強がらなくてよくなるからです。

「私って、これでいいんじゃん!」と心から思えたとき、上品なブレークスルーが起き、柔らかな、子どものような笑顔になるのです。でも不思議ですが、声に発することはないのです。

それまでは「自分ではない誰か」になるようにと教育されてきました。「あなたはここが足りないから、これができればもっと良くなるよ」と小さい頃から言われ続けるからです。そうして自分の足りないことを埋めようとして、本来の自分ではない誰かになろうとしてしまうのです。

本来の自分を受け入れる

学びを通じて本来の自分を受け入れられたとき、その呪縛が解かれ、今まで自分を守ってきた鎧が必要ないと気付くことができるのです。

そして自分に誇りを持つと同時に、自分とは違う個性を持つ人たちへ心からの尊敬が生まれます。この変化がまず1つ目のブレイクスルーです。誤解を恐れずに書けば、苦手なことができるようになることが努力であると教えられていたのです。それはつまり「欠けを埋めることが努力すること」だと教えられていたのです。

しかし、欠けを1つ埋めたとしても、欠けは無限にあり、それを埋め終わることは永遠にありません。たとえば、地球には言語が6000ほどあるといわれています。たとえあなたが10の言語を自在に操れたとしても、他に5990の言語があり、日本語でさえ、人によって単語の意味が違うほど完全に話すことはできないのです。

欠けを埋めようと努力するとしても、それは永遠に満たされることはないのです。自分に何が足りないかという欠けを見るのではなく、自分が持っているものは何かを知り、それを磨き、自分が持っていないものを持っている人と協力し合うことが重要なのです。

例えば、勇の思考の人は計画を立てることが苦手です。ですから、計画が立てられるように努力します。するとパフォーマンスが落ちます。パフォーマンスが高くても3ヶ月です。計画を立てるよりも、月間スケジュールとTo Do リストと付箋があればいいのです。日々はTo Doリストに書き込んだのを消す作業を通してパフォーマンスが高まるのです。このことを知った瞬間に、笑顔があふれるのです。苦しかった計画を立てることよりも、自分に合った方法を知った時に起こるのが、声に出ないブレークスルー。エレガントなブレークスルーが起きるのです。

人は本来の自分に出会うことでよろこぶことが出来るのです。

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